雛にとって重要なのはこの人か
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あらすじ
針生西田たち3年生が久々練習する体育館。
だがメインの目的は練習ではなく大掃除!
そんな中、体育館外の掃き掃除を行う晴人だが、そんなとき邂逅するのは雛。
お土産の御守りについて触れる晴人だが!?
外の掃除もひと段落して戻る晴人に、雑巾掛けレースの誘いがかかる。
大喜には負けたくない晴人になるわけだが、果たして勝敗は!?
続いて始まるのは女子の部ということで参加する千夏の隣には雛の姿が!
白熱必至となるかと思いきやまさかの展開に!
感想
盛り上がって参りました!
雛「挑戦しないと絶対勝てないじゃん」
セルフオマージュキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ではあるけど、え!?!?
ということは1話の大喜のセリフ聞いてたってこと!?
確かに大喜のセリフに被せに来てたセリフは過去あったけど、今回完全一致だからね!
こんなのアツすぎっから!!
しかもよ!
この晴人とのやり取りで雛ここまで言う必要ある!?
そういうことを言葉として口にしたらその存在を認めたことになるんだろ!?
それをあえて晴人に言うの!?w
いやいやいやいや!
めちゃめちゃ盛り上がって参りました!
今回の描写で完全に方向性が見えてきた!
いやー実際これでいいのかもしれない。
修学旅行編でも思ったし今回もそうだが、雛にこのムーブさせた方がすげえワクワクするからねw
今後の展開を考える上でもここめちゃめちゃ重要描写になってる!
こんにちは
この千夏雛の「こんにちは」の掛け合い見て思ったんだけど、千夏雛って面識はあれど仲は特別良いわけではないのね。
それともこう思ったの俺だけなのか?
というかこのセリフ三浦先生わざとこうしてるでしょ!
確かに前にも「こんにちは」って掛け合いあったけど、今もこんな感じなの!?
俺的に
千夏「あっ蝶野さんだ!」
雛「千夏先輩!お久しぶりです!」
くらいな名前呼ぶくらいのフレンド感あっても良いと思ったんだよね。
それをこう言わせていることを考えるとこの距離感をわざと作っているように感じる。
んで最後に雛が言うセリフが
雛「負けてばかりもいかないので」
だからなーw
昔からそうだけど、千夏ってこういうところはしっかり気付けるタイプだからなーw
雛が千夏にこのセリフを言ったことすげえ重要になるぞ!
この関係いいなー
まさかの雛が全然雑巾がけうまくなかったのは笑ってしまったw
けど!
大喜が隣で一緒にやってくれてー
そのあとに匡が!
そして菖蒲にいなちゃんが応援に参戦!
修学旅行編で雛の「一人」の言葉を強調していたわけだけど、こういう形でみんなと一体感出すのは俺としてはすごく好物。
西田は青春って言葉を使っていて、3年生たちにとっても「何気ない思い出」ってことで話を膨らませることが目的だったと思うわけだ。
だけど俺としては今回のお話全体を通して雛の心情を考えると、雛を囲むこのメンバーが今後の展開を示唆しているように感じてしまった。
今回も考察し甲斐ある内容出してくるなーw
考察
前回#207「おかえり」では卒業式を匂わせていたわけだが、今回下準備と言ったところだろうか。
そんなメインとなるのはここにきて雛!
この1話を使って今後の方向性のヒントを示した印象!
そんな今回も細々した情報もあるので、まずは情報整理から始めていこうと思う。
- #208で判明したこと
- 今何日?
- 雛の心情
- 晴人の心情
#208で判明したこと
- 西田の受験事情
- 針生の実力
- 菖蒲工藤
- 気にしない匡
- 反省文
- 晴人のフィジカル
- にいなの視線
- 何気ない思い出
- 留年ではない西田
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
針生の実力
大喜との久々の対面。
針生のラストプレーがフレームショットのネットインで締めというのは、やはり練習できていないことの表れか。
そんな大喜との試合だが、ワンゲームしかやっていない可能性あるもののスコア21-18で針生勝利。
勉強が忙しかったにも関わらず大喜に勝てる辺り、やはり実力者!
そしてネットインに対する針生のリアクションが
針生「それでも取らないと」
ということで、大喜のことをいじる表情に笑みを浮かべるもその後目線を落とす。
やはりこの楽しいやり取りともお別れが近いことを感じている様子だろう。
菖蒲工藤
修学旅行編にて名前が解禁された工藤。
「同じバド部で名前解禁したから今後も出番ありそうだよなー」なんて思っていたら今回登場。
なのだが、使われた場面というのが菖蒲と蜘蛛が遭遇する瞬間。
今までも掃除する菖蒲に蜘蛛登場は何度も描写されており、そのときは大喜や匡が近くにいた。
そんな今回菖蒲に充てにいったのが工藤ということで、俺の感じたこととしては
「ん?菖蒲工藤でフラグ立てに来てるのか?」
という印象。
蜘蛛見た菖蒲の構図だってぶっちゃけ匡を横に居させればいいじゃん。
そっちの方が盛り上がるじゃん!
にも関わらず、あえて工藤と対面させて
菖蒲「工藤くん 私は”ナイ”からね」
このセリフを言わせにきているように感じる。
しかも「菖蒲の近くには匡あり」くらいに匡の目線があることが多い印象だったが、今回見ると匡がノーマークのように感じる。
匡菖蒲ですら完全に興味なしの工藤ではあるが、以前の高砂の代わりとなるような三角関係の構図になったらこれはこれで面白いかとも思ってしまった。
晴人のフィジカル
「え!?フィジカル能力かなり高い大喜がちょっと集中力乱したからって晴人に負けるの?」
「大喜に勝ったとしてもそのまま晴人1位ってそんな晴人フィジカル能力高いの!?」
と思った人がいるかもしれないと思ったので、少しだけ紹介。
お疲れ旅行編では西田匡など男バドメンバーが寝ている間、早朝ランニングに行ってたのが大喜と晴人だけ。
大喜が走り込みをしている印象というのは強いところだろう。
旅行先にも関わらず、ランニングに出るというのは日課となっている証拠。
晴人も同じように日頃努力していることが伺える描写になっているので、個人的にはここ結構評価ポイント。
こういう小さなところもさりげなく入れてくるのはさすがの三浦先生といったところだろう。
今何日?
前回#207「おかえり」で考察していた内容。
今回地味に新たな情報が投下されたので、考察していきたい。
おさらい
2月11日(火) <建国記念日>修学旅行最終日
2月12日(水) <振替代休>千夏宅訪問
2月13日(木) 針生にお土産を贈与
↓15日後
2月28日(金) 卒業式
3月 2日(日) 雛誕生日
前回俺が考察したものとしてはこれ。
そもそもこれが間違えている可能性はあるわけだが、時系列の流れとして頭の片隅に置いてもらえればと思う。
追加情報
今回ヒントとなる情報は2点。
追加情報①
西田「受験期間にたまった力が 有り余ってるなぁ」
西田「自己採点スマッシュ」
匡「受験終わったら来てくれるって言ってたけど 卒業前に来るとは」
ここのセリフから現状、
「元々受験が終わったら来ると言ったが、受験期間中となる西田は来てしまった」
「受験が完全に終了するのは卒業後となる可能性」
こんなところだろうか。
2月某日 西田試験
2月下旬 現在
? 卒業式
3月上旬 西田合格発表
「受験が終わる = 合格発表」となるかと思うが、無知な俺が調べた感じではこんな感じだろうか。
追加情報②
雛「反省文 その場で確認しなくてもいいじゃん」
反省文とは修学旅行編の新幹線に乗り遅れた件。
この提出をしたということは、現在が修学旅行から日付が経っていないことを意味する。
俺の感覚になるが、反省文になるのでいくら今回のケースが雛の大きな問題行動でないにしろ、反省としての誠意を込める意味でも迅速な提出が必要だろう。
そうなると常識的に考えて、修学旅行翌日~3日ほどの提出が妥当か?
まとめ
これらの情報を加味して先ほどの時系列を見てみたい。
2月11日(火) <建国記念日>修学旅行最終日
2月12日(水) <振替代休>千夏宅訪問
2月13日(木) 針生にお土産を贈与(卒業まで15日)
2月14日(金) バレンタインデー
2月17日(月) 現在
2月28日(金) 卒業式
3月 2日(日) 雛誕生日
こんな感じか?
前回の大喜たちが針生にお土産を渡した時の「受験組は大詰め」の言葉があるから最速次の日が試験日でも言葉としては変ではないか。
ただ、雛の反省文の提出を考えると土日ではなく平日提出になるかと思うが、そうなると週明けになる。
若干遅いようにも思うが、一応1週間以内だし許されるか?
どうなんだ・・・
でも、体育館に向かっている雛は制服ではなくジャージ姿のことを考えると今日は学校休みの日だった可能性も・・・!?
いやーもうだめだ、わからんw
その辺は天才読者さんの神のお言葉をもらうしかないかw(投げやり)
雛の心情
晴人や千夏との対面にて明かされた雛の心情。
そんな雛について考察していきたいと思う。
晴人の御守り
雛「落としちゃって その時分かったんだ」
雛「君を1番に応援はできない」
晴人「それは大喜先輩が友達だからですか?」
雛「・・・」
ということで雛が大喜のことを諦めていないことを晴人に明かしてしまう構図。
ポイントなのは雛の気持ちを晴人に共有したこと。
別に嘘をついて逃げてしまってもいいわけだが、晴人が雛の気持ちを知るということが重要だと捉えるべきだろう。
そして注目したいのがもう一つ。
「御守りを落として気付いた」の雛の言葉。
でもここおかしくないですか?
大喜に挑戦する気持ちは嘘をつかず晴人に伝えたにも関わらず、晴人の御守りについては嘘を言っている。
なぜなら、大喜への再熱するきっかけとなった大喜のセリフが
大喜「”一緒に”IH行こうな」
と言われたときだから。
では実際御守りを落としてしまったときの雛の行動は・・・
「電車を逃すリスクを取ってでもしっかりと拾った」
「そしてその御守りはしばらくずっと握りしめていた」
正直この握りしめる演出は意図的にやっている感じがしていた。
だって握らなくてもブレザーのポケットに入れればいいし、そもそも握りしめる描写をわざわざ入れる必要なんてない。
実際あの落とした時だって御守りを見捨てれば電車にだって乗れただろうし、それこそ落としたことに気付かず素通りでも良かった。
そうすれば晴人との決別って意味の演出にもなるだろうにそうはしていない。
俺は今後の二人のキーになるのは晴人の御守りになると感じる。
千夏との関係
千夏「こんにちは」
雛「こんにちは お久しぶりです」
感想でも述べた千夏雛のやり取り。
ちなみに俺が確認できた限りでは過去この挨拶のやり取りが
・接骨院での邂逅
・購買部前での邂逅
・進路資料での邂逅
といずれも雛がまだ大喜のことが好きだった時。
お互い想い人が共通していることを考えても、それは恋敵。
元々同じ部活ではないし、学年も違う。
そんな同性ならなおさら仲が特別いいわけではないと考えられるので、それを意識させるようなやり取りだと感じられる。
諦めないことの暗示
雛「最後まで走る!」
針生「(雑巾掛けだよな・・・)」
表向きとしては、雛の仲間たちがみんな集まって応援している構図。
そんな「何気ない思い出」を感じさせる描写にすることで、アオのハコらしい青春溢れるいい読後感に持っていってるわけだが、ここはやはり大喜のことを「諦めない」を強調させにきているような演出とも感じてしまう。
そしてこの輪の中に大喜自身が含まれているとなると、この雛の想いを助長していると取るべきか。
しかもその姿を千夏が見ているとなると・・・
とは言いつつも、今回ラストになるのが大喜千夏が二人でバケツを持つという「何気ない思い出」も利かせた構図。
最強メインヒロインが全ての不安要素を吹き飛ばしたとも思えるところから、これを見るとまだまだ不動の二人に思えるが今後の展開は果たして!?
晴人の心情
御守りについては雛にあしらわれてしまった晴人。
この後の心情を簡単に考察していきたい。
晴人も同じ
晴人「俺も 諦めてないんだから 同じか・・・」
大喜を諦めないことを宣言した雛。
兄柊仁を超えることを思い出す晴人。
ただ同じようでいろいろ違う構図。
だってこれだと晴人が柊仁のことを本当は諦めた方がいいのに諦めていないと言っているように感じてしまうから。
そうなると実際晴人の最終目標としては「IH優勝」ではあるので、兄に固執せずIH優勝を目指していくことが今後必要なステップということなのか?
実際以前の晴人は「必要なのは怒り」なんて言葉もあった。
確かにこの発想は少年誌としてもよくは見えないので、この要素を変化させるって意味で成長を描写するのは物語の構成としてはあり。
もしかしたらここが地味に今後の展開のヒントになってくるのかもしれない。
大喜には負けない
晴人「こんなんで勝っても しょうがないか」
一見ギャグ描写ではあるものの、晴人の格を下げないための三浦先生のフォロー。
この辺はさすがの優しさ。
個人的には晴人って「どんな手段でも勝つ」って言っても違和感ないイメージでもある。
そんな晴人だが俺はまだ「劇の大喜雛キス未遂」の真実は分かっていないと思っている。
こういう部分も含め、恋愛事での晴人の心情については今後も注目していきたいところではある。
最後に
こうやって考察すると見えてくる部分がいろいろありましたね!
初見ではここまで雛晴人に隠された心情があるかもなんて思いませんでしたね。
そんな今回重要な情報を投下した雛なわけですが、今後の展開はどうなっていくかを掘り下げて今回締めたいと思います。
今後の展開
雛「挑戦しないと 絶対勝てないじゃん」
付き合ってる千夏から大喜を事実上略奪を口にしてしまった雛。
一体雛はどこへ向かうのだろうか。
そして思い出すのはやっぱり対比関係となっている隣人の存在。
だが過去動画でコメントしている人がいたが、
「岸となんとなく似てない!?」
「隣人旅行好き設定だけど、針生も旅行好きってセリフもあったから実は接点あるんじゃない!?」
ということで、「隣人いい人説」も密かにささやかれているところでもある。
そんなまだまだ隣人のポジションが分からないところに今回投下されたのが
大喜「最後のは ズルいじゃないですか」
針生「それでも取らないと」
ということでネットインしたことに対する大喜針生のやり取り。
これ大喜に「ズルくても取りにいかないと負ける」ことを暗示しているようにも感じてしまう。
結果ミスリードの可能性はあるわけだが、こうやって匂わせていることを考えると三浦先生の戦略としては雛隣人が荒らしとしての役割を担っているように改めて感じてしまう。
さてやや話が反れてしまったが、今回のお話で注目していきたいのが
「現状の大喜への気持ちを雛が口にしたこと」
この情報を知る人物が誰になってくるというのも、物語の運びとしても重要な要素。
まずは今回判明した人として、皆さんご存じ、この情報を唯一共有されたのが晴人。
雛の現状を把握した上での晴人の心情というのは今後も描写されることだろう。
そして千夏に対しては、匂わせに来ているようなセリフを口にした雛。
今回でまだ確信とまでは至っていないにしても、今後もフラグが立つとすれば千夏なら気付くことになると予想できる。
そんな流れだったのが今回なわけだが、実はこのほかに雛の気持ちを察した人がもう一人いると俺は考えている。
最終的な雛の軌道修正の役割を担うとしたらこの人しかいない。
雑巾がけレース女子の部では雛の隣として参加。
大喜を見る雛の視線に今回も気付いていた。
その人物の名は・・・
島崎にいな
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
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