一体いつからこの展開を想定していた?
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あらすじ
雛が新幹線に乗り遅れたが、それはさておき・・・
修学旅行最終日朝、千夏は・・・というと。
モーニングルーティーンを行っているとそんなとき、夢佳から確認の連絡が!
そして午後には夢佳との約束通りバスケの練習をする千夏。
渚たちも加わり、楽しい時間を過ごす。
そんな帰りに、帰宅しようとするとちょうど隣人が退出するところで邂逅するが!?
そして場面は、雛たちがいないとバタバタな新幹線。
雛を気遣って下車したことを明かす大喜だが、雛の心境とは!?
感想
久々なのにw
久々登場の千夏なのに、すぐに思った
「ん?なんでここで千夏登場させる?」
の展開。
と今そこは置いといて、やっぱ千夏夢佳の組み合わせはいいなー!
そのあとに続く、元栄明中女バス組っていうのかなー。
ホントこのメンバーでまたバスケやるっていうのは感慨深い。
渚は農大行くって言ってたし、このメンバーでバスケやるって今後来ないのかもしれないからね・・・
さて、そろそろショートバングの子は自己紹介しないと卒業になってしまうぞw
こっちも久々か!?w
先に言っておく!
考察したくてうずうずしてるが、簡単に雛の感想を!
雛「ふんっ!一人でも 平気だったのに!」
もうさーこのセリフだけでもすげえ懐かしさ感じるんだがw
うわーもうこの辺、めちゃめちゃ考察のし甲斐ある描写ぶっこんできてくれて!
「内側までお下がりください」
も被せてくるからさーw
考察で掘り下げるので、また見てくれーw
本当にすごいわ!
これすげえわw
三浦先生は本当にすごい。
俺いつも展開予想外してるけど、いつも予想を上回ってるのよ。
今回もそう!
誰もが
「次回の雛の展開どうなる!?」
って思うじゃん!
「大喜かなー匡かなー晴人かなー」って。
実際大喜だったわけだけど、ただ単純に大喜を登場させないところなのよ。
誰が「大喜雛×千夏隣人」の対比関係を想像するよ!
恋愛作品でここまで展開読ませてくれないアオのハコは本当にすごい。
考察
前回#204「可能性に」から続く京都旅行編の第6話。
個人的には衝撃展開となったところでもあるが、ここは冷静に考察していきたいと思うところ!
ではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #205で判明したこと
- 夢佳の役割
- 隣人の設定
- 雛の心情
#205で判明したこと
- 対比の構図
- 旅行が趣味な隣人
- 香水でいい香りな隣人
- 充電ないこと聞いてた工藤
- 独断だった大喜
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
対比の構図
まずは今回のお話の構図について簡単におさらいしたい。
序盤 夢佳 千夏との約束
中盤 千夏 隣人との邂逅
終盤 雛 大喜に対する想い
千夏隣人×大喜雛で対比させているかの構図
大喜千夏の相談としてフラグが立つ夢佳
俺としてはこういう印象だった。
恋人関係である大喜千夏に、千夏には隣人を、大喜には雛をそれぞれあてているように見える。
ということで、ここをそれぞれ見ていきたい。
まずは千夏サイド。
詳しいところは後程考察するとして、印象としては
「高校生とは違う大人な雰囲気」
を意識させに来ているのではないかと感じてしまう。
次に大喜サイド。
ご存じ、以前大喜のことが好きだった雛がフォーカス。
しかも思い出しているのは、大喜のことが好きだったときの記憶。
「え!?雛って大喜のことまだ好きだったの!?」
「この感じだとまた大喜にアプローチするの!?」
なんていろいろ考えてしまうところではあるが、ここの考察も一旦保留としたい。
さて、今回の構図から感じ取れることとしては、
「この1話に、大喜千夏にそれぞれ異性をあてている」
ことは分かったと思う。
これが今後アオのハコがどういった方向に行くのかのヒントになってくると感じた部分なので、ここの考察はより正しく理解できるようにしていきたいと感じた。
夢佳の役割
修学旅行編にまさかの千夏登場!
と思うのも束の間、今回夢佳を登場させてきたわけだが、これには意味があると考えてしまうところ。
ということで今回の夢佳の役割を考察していきたい。
耐えの時間
夢佳「こっから1年くらいは ”耐え”の時間かもねー」
夢佳のセリフにて大喜千夏の今後を説明させにきた内容。
また、そのあとに続く夢佳のセリフには、大喜の今後としては引退までは部活があるし、引退したらでそうしたら受験勉強があると説明。
大学1年生の千夏、高校3年生の大喜。
生活環境がガラッと変わることは分かってはいたが、こう改めて表現することがポイント。
同居していた頃と比べても、一緒にいる時間が減ってくることは当然のこと。
千夏「大喜くんのためなら」
ということで前向きな千夏ではあるが、会えない時間に寂しさ感じる描写が今後出てくるだろうか。
というか、ここの葛藤は千夏一人暮らしさせたことによる差別化になるポイントでもあるので、絶対触れてくるだろう。
新たな相談役
夢佳「ま なんかあったら相談してよ」
夢佳「二人には 借りがあるからさ」
個人的には今回の夢佳の登場の意味としてはここにあると思っている。
ここのセリフとしては、大喜千夏にとってのサポーターとしての役割が付与されたと思っていいのではないだろうか。
では具体的にはどんな役割?
夢佳との会話の流れとしては、「恋人との”耐え”の時間で苦しくなったら相談してねー」くらいのニュアンスなんだろう。
その可能性としても十分あると思うが、俺はこっちを推したい。
「今回満を持して登場した隣人に対する相談役」
ぶっちゃけ隣人のキャラが見えないところからもあくまで候補の一つになるのだが、構成の観点から見てもこの1話の中にぶち込んできたことには意味があるように思う。
また、千夏の相談役として今まで役割を全うしていた花恋がいる。
花恋との差別化を図ることを考えると、夢佳の新たな役割としては単純に恋愛に対する相談役ではなく、やはりバスケが絡んでいそうなところでもある。
そう考えると隣人の設定が少し見えてきそうではあるが、千夏がどんな相談をしてくるかがなかなか難しい。
この辺は今後の情報待ちになるだろう。
隣人の設定
ついに登場した隣人!
名前はまだ判明していないものの今回初めてビジュアル公開ということで、ここから分かることをベースに考察していきたいと思う。
印象
千夏「変わった人だ けど 多分香水かな いいにおいするの」
千夏のモノローグとして登場した隣人の印象。
嗅覚というのも好感度につながる要素ではあるが、良い印象を意識づけに来ている。
しかも匂いということで千夏もボディシートの匂いを表現しているが、学生の大喜千夏と比べても大人な男性として描写されているようにも感じる。
さてそんな隣人だが、俺の印象を含め現状の雰囲気を見ると
・年上男性
・バイトによる大学生感アピール
・気さくそうだが、チャラそう
のような印象。
千夏が好きになるとは思えないが、好感度上げる描写を入れていることを考えると、年上系な男性としての位置付けとして立ち回らせたいのだろうか。
現状の隣人の役割はまだまだ想像の域を出ないが、隣人から千夏に何かしらちょっかい出してきそうにも思ってしまう。
予想
まだまだ情報がほしいところではあるわけだが、俺としては思ったことがある。
先ほど夢佳の新たな役割として考察したが、相談役ポジションで花恋との差別化を図るとしたらやはりそれはバスケが少なからず関わってくるのではないだろうか。
そして今回登場した隣人のことを考えると・・・
「隣人がバスケ経験者である可能性」
が一つ有力候補にならないだろうか。
千夏が大学でもやるであろうバスケ。
そんな隣人のことを夢佳が知っている展開。
こうなれば隣人を物語に入れ込みつつ、夢佳が隣人を抑え込むストッパーとしての役割も果たしやすいのかなーなんて思ったりした。
他の候補としては、「千夏のバイト先で邂逅する隣人」という展開など。
ここは候補ということで、一旦留めておきたいと思う。
雛の心情
読者「え!?雛って大喜のことまだ好きだったの!?」
と思ったのではないだろうか。
俺はそう思った。
さて今回の雛の心情についてみていきたいと思う。
一人
雛「私一人だ 一人だ」
前回#204「可能性に」ラストで登場した雛のモノローグ。
ここの「一人」の繰り返しについては、孤独感や絶望感を強調しているような表現だと思っている。
しかもスマホの充電は切れている、そして知らない土地となれば、高校生の女子ということでそれは当然不安にもなる。
そんな心理状態からの展開というのが次になる。
救世主
大喜「一人で残されるより マシだろ」
さきほど述べたように不安MAXのところに現れるのが、大喜。
これがどれだけ心強いことか。
しかも対応についても迅速にこなすという頼もしさ。
そして雛が大喜との思い出を思い出す流れ。
この二人だけの思い出というのは、当然雛が大喜を好きだったときが多い。
そして雛が大喜のことを好きだと自覚したエピソードというのが・・・
「大会前に足をひねったが、理想的な流れでフォローしてくれたとき」
つまり、雛が大喜を好きだと自覚したエピソードと今回の新幹線下車の流れが、「助ける」という共通ワードでつながることからも類似していることが分かる。
そうなると考えてしまうのが当時同様に「大喜が雛を助ける=雛が好きになる」の図式。
また、今回ラストの描写では
駅のアナウンス「内側まで お下がりください」
煽り文「高鳴る心は 1歩 踏み出してしまいそうでー」
とあり、この図式を後押ししているようにも感じる。
そんな「雛がまた大喜のことを好きになる」ことを強調させている描写になる。
真意
雛の心情の真意を解く前におさらいしておきたいことがある。
それは・・・
「結局雛は大喜のことを諦めきれていなかったのか?」
について。
実際こうやって雛の心情を描写されると俺も考えに迷いが生じてしまうところ。
だが、この結論としては俺の動画で何度も述べさせてもらっているが、一貫して
「きっぱり諦めついている」
としていきたい。
詳細は概要欄の#171「諦めついた?」をチェック。
ざっくりいうと、#113「勿体なくて」にて雛が大喜のことを友達としての関係で行くことを決意した描写となっているため。
そしてこのときの回というのが巻頭カラーになっているわ、ラストのページが雛見開きになっているわでこのアオのハコにとっても最重要の扱いになっていることが分かる。
そんな#113「勿体なくて」のラスト以来であろう見開きピンの雛の構図。
ということで今回もそれだけ重要な意味であると言えよう。
さて、ここまでの雛の心情を考慮すると、今回ラストの描写から言えることは
「一度きっぱり諦めた大喜への気持ちが再加熱しようとしている描写」
とはみえないだろうか。
最後に
個人的には全く想像していない展開ばかりで、驚きの嵐でした!
今回のお話の目玉となるのは、夢佳、隣人、雛。
この1話でぶっこんで来たことを踏まえると、この3人が何かでつながってくるかなーって思ったりしています。
一旦まとめつつ、今後の展開について考察して今回締めたいと思います。
展開予想
さて、今回重要な意味を持たせているであろう夢佳隣人雛についてまとめていきたい。
まとめ
夢佳
大喜千夏の新たなサポーターとしての役割が付与
花恋と差別化を図る意味でも「バスケ関連」がキー?
隣人
千夏とのフラグを立てようとしている雰囲気
大喜雛と対比の可能性
年上男性としての格をアピール
夢佳とつながってくる可能性
雛
大喜への気持ちが再加熱の可能性
千夏隣人と対比の可能性
握りしめる晴人の御守り
雛の大喜への気持ちの再加熱ということであれば、対比となる隣人の気持ちも千夏に向いてくるようにも思う。
そう考えると雛隣人のムーブというのが、千夏卒業後のアオのハコの物語の変化としての役割となってくるように感じる。
ただこうやって上げてみたものの、このアオのハコの最終到達地点というのは「大喜千夏が幸せになる未来」だと俺は考えている。
それをベースとして考えると、今回の雛隣人の対比からの伏線というのが、大喜千夏の障害となってきそうな流れではあるものの、雛には「晴人」の存在もあるので、この流れ自体がブラフという一種の演出の可能性もある。
ということで、一番予想しやすそうなのは雛と感じたことからも、これらを踏まえ今後の雛について予想していきたい。
今後の雛
ラストの雛の心情については
「一度きっぱり諦めた大喜への気持ちが再加熱しようとしている描写」
と考察。
こうして考えると今回新幹線下車した大喜の役割が、雛の気持ちの再加熱そして隣人との対比を生むための重要行動だったように感じる。
ただ、忘れてはいけないのは雛は落とした晴人への御守りを拾ってからずっと握りしめていること。
極端な話ここだって手元のコマ入れなくたっていいわけじゃん。
こうしてみると「雛の中に御守りの存在はちゃんとあるよ」というメッセージだろうか。
ということで、今回の考察内容から俺が考えた今後の雛としてはこれ。
アオのハコの物語の都合上、大喜千夏の障害となる存在がほしかった。
より強調させる演出として寄り道させたが、本命はちゃんと握らせた。
本筋に戻れば、一からちゃんと積み重ねる。
大喜への気持ちがミスリードとなっている可能性
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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