【初見読み】アオのハコ #198攻めないと【考察】

アオのハコ_#198_1 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#198の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

高砂の過去が見えてきました

YouTube

動画として楽しみたい方に!

あらすじ

1/15は大喜の誕生日ということで、クラスメイトや雛、千夏から祝福される大喜。

午後には部活の仲間たちからも祝ってもらったわけだが、その楽しんでいるメンバーの中にいる菖蒲の姿を見かけてしまう高砂。

そのうちに秘めた感情とは!?

場面は変わり、雑務を任された晴人の歩く先にいる雛にいなちゃん。

雛に対し、なんとなく塩対応な晴人に違和感を覚えるにいなちゃんが、晴人にその真意を問う。

晴人が語ることとは?

そして各々が先に進もうとしているわけだが、そこで雛が進む道とは!?

感想

おめでとうだよな!?

修学旅行編の前に大喜誕生日を消化するのは予想通りの流れ。

意外にも周りから祝福される方向でページ割いてきたけど、千夏とのやり取りはこんなもんなのか!?

しかも記念日デート経たのにやっぱり大喜こんな感じなのか?w

てっきり一皮むけたと思ってたんだけど、あんま変わってなくねw

と考えるともう少しこの辺り掘り下げてくるんだろうか。

そして今回大喜誕生日回にも関わらず雛の存在感が全部持ってってるように思うのは俺だけ?w

次回大喜誕生日のお話引っ張るかな・・・

ラストの煽り文も本当に煽ってるw

この文章があるから自信なくなるんだけど、俺は次回大喜誕生日回の続きあるにベット!

だって千夏からまだプレゼントもらってないもんな!

ここで終わりにしないよな!

宝庫かよ!

いやー今回考察ポイントの宝庫だな!

さっきは「次回大喜の誕生日回の続きあるか!?」って述べさせてもらったわけだが、それ以外にも高砂の心情だったり、雛の心情だったりと見どころ満載だろ!

この辺りは今回のテーマとして掘り下げたいなー

あとは驚かされたのは、にいなちゃんで晴人のこと動かしにきたこと!

雛晴人の掘り下げをこのタイミングでしてくるとは全然想像してなかった。

にいなちゃんの活躍が最近全然なかったこともあり、新しい役割を付与されたと思うと俺はやっぱり嬉しいぞ!

考察

記念日デート→千夏一人暮らしの流れからの大喜誕生日回となった今回。

正直大喜千夏にとって一区切りとなる重要回になると思ってたが、どちらかと言えば周りのキャラの方が重要な情報を投下していたイメージ。

そんな今回もいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #194で判明したこと
  2. 大喜千夏の関係性
  3. 高砂の心情
  4. 雛晴人の心情

#194で判明したこと

  1. 1/15(水)
  2. 雛が班長
  3. チロルチョコ
  4. 千疋屋のゼリー

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

1/15(水)

いつもの確認を簡単に。

今回の大喜の誕生日は2025年ベース。

#194「幸せの正面に」では1/4(土)ということで2025年ベースになるが、ここはWCから継続。

ちなみに前回の大喜の誕生日では、1/15(土)で2022年ベース。

雛が班長

クラスでは「ひなっち」のあだ名なメジャーな様子の雛。

前回に続き、今回も修学旅行の計画についての描写。

2日目のスケジュールを確認してもらっているってことは自由行動が2日目ということだろうか。

そうなると重要となるのは2日目か!?

さて、前回触れなかったが、雛菖蒲にいなちゃん以外の班員に「荒川さん」と今回解禁になった「木梨さん」。

前回時点で荒川さんの名前が解禁しているわけだけど、二人とも名前がついている時点で深読みしてしまう。

そしてこのキャラのビジュアルがただのモブって感じがしないのも修学旅行編で何か役割があると思うべきか・・・

そうすると必然的に修学旅行編でメインになりそうなのが菖蒲周りってことを考えるともしかしてあいつと接点あるか!?

チロルチョコ

今回の大喜の誕生日には4個のチロルチョコ。

前回では3個のチロルチョコということで、年の数だけ渡していたときと比べると13個足りないのは今年も同じ。

補足すると、大喜たちが中1のとき、雛が大喜の誕生日を知ったわけだが、そのときは大喜誕生日当日ということもあり、年の数である13個分のチロルチョコをプレゼント。

前回から雛が渡しているチロルチョコの数には意味があると考えていて、大喜と知り合った年を0カウントとすると高1では3年となる。

つまりは大喜と友達となった周年を意味しているものだと考えられる。

ただ、今こうしてみると今回で4個、今年も実年齢に対し、13個足りていないことは大喜のセリフにもある。

中1が13歳の年になるわけだが、13個足りていないのも何か意味があるようにも思えてくる。

先ほどの説から見ると、13歳当時の友達としての気持ちが変わっていないから、継続して13個足りていない個数渡すというメッセージだと考えることもできなくないが、「足りていない」を考慮するといまいちしっくりこない。

「足りていない」のワードに意味があるかずっと考えていたが、ただの深読みなんだろうか。

大喜千夏の関係性

誕生日回となった今回。

個人的にはかなり注目していたこともあったので、考察していきたい。

成長してない?

記念日デートでは、唇のキスを果たす二人。

そしてそのときには「千夏の部屋では呼び捨て」のルールがあって、大喜に対し、徐々に慣れていくよう話があったわけだ。

だから今回大喜誕生日だとしても、いつもの倉庫の空間では「呼び捨て」「敬語」は禁止ではないということだろう。

ただそれにしても二人だけの空間なら、徐々に慣れることを意識すると自然と抜けていくものじゃないだろうか。

そしてオムライスの仕上げの文字の要望について、一番最初思い出したのは、メイド千夏の「スキ」の言葉にも関わらず、あえて照れながらの首を横に振る描写。

これらの点を踏まえると、個人的には大喜にまだまだ伸びしろを残した印象。

というのも以前にも述べたように、俺の予想ではこの誕生日回で大喜千夏について一区切りされるのではないかと予想していた。

特に呼び方については1年前の誕生日回との対比させて、今回「先輩呼び卒業」とすると結構きれいな形となると思う。

そして俺の予想としては大喜誕生日回は次回も続くと思っているところでもあるので、この展開はまだ残されている。

前回のお話にもあったように、「徐々に」ということを考えると誕生日回で一区切りと思える描写は入れつつもやはり今後も適度に大喜千夏をフォーカスしながら掘り下げていくようにも感じてしまう。

また、キスまでしている二人なわけだが、あえて「あること」をまだ見せていないと俺は思ってる。

そこも今後登場したときに発言していきたいと思うが、それも考えるとまだまだ二人についてのお話は描写されることになるだろう。

成長してる!

先ほどは「大喜思ったより成長していない?」ということで述べているわけだが、今回「成長したかも」と思った描写がある。

それが、千夏からのほっぺキスに対しては照れているもののそこは過剰ではなく、適度な照れとなっている点。

そこは唇のキスをすでにしている大喜千夏ならほっぺレベルで過剰な照れになる方が不自然か。

というか正直唇のキスでも良かったと個人的には思ってしまうわけだが、いくら大喜誕生日ということであっても場所が学校ということで自制心が働いたか。

リアルいうと、唇とほっぺの差別化を意識しているのではないかとも思ってしまうので、その辺りの使い分けは今後も注目していきたいところ。

国宝

大喜「崩すのが勿体ない 国宝にしましょう」

オムライスに対して言った大喜のセリフになるが、注目したいのがこの「国宝」の言葉。

ここで思い出してほしいのが、#170「あれから一年」で登場した
大喜「千夏先輩の彼氏なんて 建国するレベルの喜びですよ!」
のセリフ。

このとき「千夏王国」の言葉が登場していて、今回「国宝」が採用。

ユーモアあふれる大喜の感性になるが、これからも「千夏王国」に紐づくような言葉が出てきそうな印象。

ここも注目していきたいと思う。

雛晴人の心情

この二人については今回掘り下げられるなんて考えていなかったこともあり、結構驚きな印象となった今回。

それではこの二人について考察していきたいと思う。

単純な晴人

にいなちゃん「思った500倍単純な子だ」

良く言えば晴人のことを素直と表現したセリフとなっているわけだが、個人的な印象としては今回終始晴人の単純さにスポット当てていたように感じる。

それこそ
三浦先生「晴人のこの単純さを思い出してね」
と言わんばかりな描写の数々。

確かに言われてみれば、以前の描写でも大喜雛キス疑惑に対しても確認せず振り回されたり、雛に言った「こんにちは」の件もこの「単純さ」が一貫していたように感じる。

さて、今回塩対応だった雛に対する態度については、兵藤さんに指摘されて「慎重」になっていたことを明かした晴人。

俺はてっきりキス疑惑の影響だと考えていたわけだが、そうではなかったことが確定。

個人的にはこの疑惑の回収がされていないことを考えると、どこかで回収イベントはあるのではないかと思ってしまうところ。

そんな晴人に対して変化をつけてきたのがにいなちゃん。
にいなちゃん「時には攻めないと 相手に何も刺さらず 終わっちゃうかもよ」

今後雛に対して違った行動を見せてくれるのではないかと思うのと、にいなちゃんを味方につけられたことが現状晴人にとっては一番の収穫となったように思える。

雛の道

雛「そういう道も あるのかもね」

煽り文でも「意味深な言葉の真意は・・・」となっているくらいなので、このセリフがやはりポイント。

ということで掘り下げていきたい。

今回の雛の動きとしては
前半「大喜にチロルチョコをプレゼント」
中盤「晴人との簡単な会話」
終盤「にいなちゃんからの助言に対する返答」
になっている。

久々な印象となる大喜雛のやり取りがあってからの、今後雛晴人はどうなるかと言った展開。

ここでやっぱり思ってしまうのが「雛もしかして大喜のことまだ引きずってる?」問題。

今一度振り返りになるが、直近で言うと#193「あけまして」でも考察している部分。

俺の動画や考察記事見ている人はご存じかと思うが、俺の意見としては一貫して「大喜のことを引きずっていない」としていきたい。

(詳細知りたい人は#193「あけまして」を確認)

ただここまで言った俺でも「あれ?もしかしてこの雛の心情の解釈間違えてる?」と疑ってしまうのが本音。

そこで再度考えてみて行きついた解釈としては

「大喜のことは友達として割り切ることはできている」
「ただ次の恋に進めていないからこその心境」

こういうことを表現しているのではないかと考えた。

これは俺の想像になってしまうわけだが、大喜のことを諦めると同時に
「これだけ大喜のことを好きになったわけだが、大喜以上に好きになる人は今後現れない」
と蓋をしてしまっている可能性はないだろうか。

そう思っていたところ、にいなちゃんから言われた男子の存在。

そう考えると「そういう道も あるのかもね」というのが新たな恋に進む準備ができた雛の心情と思うとこのセリフについて納得できないだろうか。

最後に

大喜千夏、菖蒲高砂、雛晴人とそれぞれの掘り下げということで全然想像していない流れということもあり、驚きがあったのと同時に考察し甲斐ある内容となっていて、読み応えある回となりました。

さて、これからの修学旅行編でもカギ握っているであろう高砂についての心情が新たに掘り下げられたのも個人的にも印象的でした。

そんな高砂の心情について、最後考察して締めたいと思います。

高砂の心情

以前にも述べさせてもらったところではあるが、今までの高砂は胡散臭い笑顔の描写ばかりだったわけだが、ここ最近少しずつ表情が解禁されているようにも感じる。

そんな今回の高砂の心情について掘り下げていきたいと思う。

嫉妬心

以前の考察でも注目していた要素である高砂の嫉妬心。

今回部活仲間に対する菖蒲のツッコみになるが、一種のボディタッチとそれに対して笑顔の菖蒲。

高砂の友人からの助言で引き出されているが、ここについての高砂の心情としては「嫉妬心」でいいだろう。

そしてしれっと「理想の彼氏をやっている」ということで、かっこよく見せるための見栄としてのセリフも登場。

よく語らせてもらっているが、こうやって言葉として描写されているのがポイント。

(考えてみればこの辺りの考察要素は今のところ順調に合ってるな)

ただそんな高砂は、頑なに「縛りたくない」ことを言っている。

次にここの部分について掘り下げていきたい。

縛れない

高砂「菖蒲ちゃんを 制限することはしたくないな・・・」

#193「あけまして」でも登場していた高砂のセリフ
高砂「でも それが守屋さんだから 彼氏だからって俺は縛れないよ」

ということで、とにかく束縛を意識させに来ている印象。

こうなると束縛がキーワードとなってくるようにも思えてくる。

ここから連想してつながってきそうなエピソードとしては「過去の失敗」

例えば
「昔付き合っていた彼女を束縛しすぎた」 or 「彼女から必要以上に束縛された」
「それが原因で別れた」
となれば、二の舞は踏みたくないもの。

だから自由奔放な菖蒲に対しては束縛したくないということなのだろう。

個人的にはそれに補足として「菖蒲の個性をつぶさないため」って理由も含まれているという解釈だったりした。

そんな「過去の失敗」についてになるが、可能性がありそうな内容を予想していきたい。

今後の展開

「破局という過去の失敗」の経験から「縛れない」が来ているとみているわけだが、
「昔付き合っていた彼女を束縛しすぎた」 or 「彼女から必要以上に束縛された」
だとどちらのルートの可能性が高いか。

俺の予想としては前者。

現在の高砂の設定を考えると「束縛で個性つぶれるようなキャラではそもそもない」と感じるため。

むしろ現状高砂の菖蒲に対する愛情は本物のように感じることからも、愛情に対する執着は強そうな印象。

今回登場した嫉妬心が愛情から来ていることを考えても、「昔付き合っていた彼女を束縛しすぎた」と考えるのがやはり自然。

ということで、高砂の過去の失敗は「昔付き合っていた彼女を束縛しすぎた」可能性が高いのではないだろうか。

さてそんな元カノは今後アオのハコに登場するのか。

俺の予想ではもうすでに登場していると考えている。

キーワードとなるのが「自由奔放なキャラ」

思い出してほしい。

「登場したばかりにも関わらずあえて印象が良くないように見せている名前付きのキャラ」

「友達と一緒にも関わらずスマホを触り、修学旅行の案にも他人任せの性格」

「そんな高砂の元カノは・・・」

「木梨さん」

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

X(旧Twitter)で考察記事投稿の際、ポストしています。

こちら(https://twitter.com/MASATO_comic)をフォロー頂きまして、次回もご覧いただけると幸いです。

YouTubeチャンネルを開設しました。

こちら→(https://www.youtube.com/@MASATO%E6%BC%AB%E7%94%BB%E8%80%83%E5%AF%9F/videos

アオのハコの動画を投稿しますので、チャンネル登録をぜひ!

よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました