【初見読み】アオのハコ #195ここにいよ【考察】

アオのハコ_#195 アオのハコ

全てはこれの準備だったのか

本記事は、アオのハコ最新話#195の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

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あらすじ

忘れた紙袋を探すということで、記念デートが延長となる大喜千夏。

そんなとき、邂逅する菖蒲高砂。

菖蒲からあることを聞かされる大喜だがその内容とは!?

菖蒲高砂と別れるも今度は夢佳宗助と邂逅。

話すことはバスケのこと。

千夏も嬉しそうな表情。

引き続き忘れた紙袋を探す二人。

そんなとき、靴擦れをしていることを告げる千夏のため薬局へ向かう大喜。

一人待つ千夏の元に現れるモブだが!?

そしてデートも終盤。

帰路に着くも千夏からはある提案をされ!?

感想

続投キター!

正直記念デートは前回で終わりかもなんて思ったりしたから、続き描いてくれるのは素直に嬉しかった!

なんて思ってたら
「はっ!?菖蒲高砂だと!?」
ってなって
「えっ!?夢佳も出るのw」
みたいな驚き連発だった。

そして今回も細々と拾いたくなるような情報放り込んでくるわ、考察したくなるような描写入れてくるわで俺としてはめちゃめちゃ満足いく回だった。

そして今回ラスト!

正直記念デートのお話をさらに引っ張るなんて全然思ってなかったぞw

次回センターカラーだし、ここの展開予想は気合入れていきたいところ!

シンデレラ!?

千夏に絆創膏を貼る大喜。

この構図みてシンデレラのガラスの靴を履かせる構図を思い出した。

というのも#166「この気持ちは」の巻頭カラーで大喜千夏がシンデレラと王子の衣装となっていたのを覚えているだろうか。

個人的にはこのカラーは結構注目していたこともあったので、今回の構図見た時結構驚いたな!

もちろん今回の描写が靴を履かせる描写と被せているかは全く分からないが、連想してしまいませんか!?

巻末w

三浦先生の巻末コメント。

「免許もってない大喜が運転する回を描く夢をみて、修正しなきゃと思って起きました」

#194「幸せの正面に」の内容を描いているときの話なんだろうけど、いやー三浦先生も時間に追われてるんだろうなーw

社会人の俺がいまだに「学校の試験勉強やりたかったのに気づいたら試験開始直前!」みたいな夢見たりする。

こういう夢なんなんだろうね。

あっでも俺、仕事の夢ほとんど記憶に残ってないな・・・

本当に仕事してるのか俺はw

考察

前回#194「幸せの正面に」の続きとなる記念デート編の2話目。

そして次回はセンターカラーでその続き。

今回考察要素いろいろあったかと思うが、まずはいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #195で判明したこと
  2. 高砂の心情
  3. 千夏の心情
  4. 大喜の心情

#195で判明したこと

  1. 千夏の服装
  2. 当たらない夢佳
  3. 元治大合格
  4. 靴擦れ
  5. オムライス

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

元治大合格

千夏と夢佳との会話にて。

千夏「バスケ部があるから そこに入ろうかと」

夢佳「うちのバスケ部からも元治大 行くやついるよ」

これ見ると、千夏が推薦で元治大学合格したといえるのではないだろうか。

そしてしれっと部活にてバスケをやることもここで確定。

余談だが、今回大喜と接触しそうになるも、華麗に避けた夢佳。

ここについて思い出したのが、以前大喜千夏との会話にて登場した夢佳を「衛星」と表現した際の描写。

「まさかここでお披露目するとは!」と言った印象。

靴擦れ

おしゃれで慣れない靴を履いたからなのか靴擦れしてしまった千夏。

ここで思い出したのが、#99「ためらうな」にて登場した雛の靴擦れ。

このときは匡が対応しているのだが、雛の靴擦れについて歩き方で察するのと絆創膏を持参しているという有能っぷり。

匡を自分に置き換えて考えると、歩き方の違和感なら結構気付けると思う反面、痛みを我慢されたときちゃんと気付けるだろうかというのが感想。

ただ、こうやって対比させてしまうと大喜の行動が見劣りしてしまうような印象を持つかもしれないが、これは単純に有能な匡に賞賛を送るでいいだろう。

というのも個人的には大喜も十分まめな印象で、1年の花火大会で雛が蚊に刺された際、ムヒを貸す姿は印象的。

しかも雛のヘアセットについて髪の毛を取りこぼしていることも気付けるという。

「いや、普通高1男子がここまでの言動できる!?w」って思わないだろうか。

ただ、匡が新たに菖蒲を諦めていないことが確定し、そのときの大喜のやり取りからも今後も対比的な描写がでてくるかもしれないので注意していきたいと思うところ。

さて話を戻すが、この一連の流れを確認すると

千夏靴擦れ

大喜薬局へ

モブがナンパするも大喜帰還で撃退

絆創膏貼付

紙袋発見

ということで、今回はモブ撃退を描写させたかったことからも大喜には一時退場してもらう必要があった。

それを考えると絆創膏が手元にないことは必須になるので、大喜のマメさはまだまだ健在だと個人的には思いたいところではある。

高砂の心情

今回登場するとは夢にも思わなかった。

確かに#193「あけまして」ではカフェデートに行くことが語られていたが、「ここで大喜千夏と邂逅させるのかよw」と言った印象。

さて、そんな今回菖蒲高砂が登場した目的について考察していきたいと思う。

千夏の前日譚

前回千夏の肩出しニットについては印象に残っているとは思うが、ここについてのフォローを入れる展開。

確かに部活しかやっていなかった女子ってことであれば、雑誌などで自分で調べるのが定番かもしれないが、モデルやってる花恋を使うのは展開としてもかなり納得。

ただ、今回の描写としては、ここのフォローがメインではなく、そのことを知っている妹である菖蒲が大喜に伝える流れが目的だったようにも感じる。

そこについて掘り下げていきたい。

高砂の目線

読者の大半が思ったであろう違和感。

「あれ?なんだこの高砂の視線」

先日「匡菖蒲が結ばれる道」ということで考察動画出しているのだが、その作業の中で思ったことして「高砂笑ってる描写ばっかりで素材選びきついな」ということ。

ということで今回の表情がより際立った印象なのだが、おそらく今回の菖蒲高砂との邂逅の目的としてはここの描写になるのではないだろうか。

そしてこの表情を引き出しているのが、偶然会ってすぐ行った二人で会話する大喜菖蒲の展開。

高砂が、大喜は千夏と付き合っていることをすでに知っていることはすでに明かされた情報。

そこを考慮しつつも、高砂の心情を予想するとこんな感じではないだろうか。

「大好きな菖蒲ちゃんと楽しくデートしているときに突如現れたのが、バド部のエースでしかもバスケ部の美人先輩と付き合うような男子である大喜」
「そんな二人は周りに入り込ませないよう、急に自分たちの世界へと入ってしまう」
「何を話しているのか分からないが、分かることとしては親密そうに楽しく話している状況」

ここから描写したかったこととしては、
「大喜に対する警戒心、嫉妬心」
を表現したかったのではないだろうか。

そうなると以前投稿している動画内容の展開になりそうに思ってしまうが、まだまだ情報が欲しいところ。

今後も高砂にはやはり注目だろう。

千夏の心情

前回#194「幸せの正面に」では大喜のモノローグが語られた印象だが、今回は逆に千夏のターンと言ったところだろうか。

ということで早速考察していきたいと思う。

大喜との対比

まず、前回の考察の振り返りになるが、大喜の心情が分かる描写としては
大喜「環境が変わって 距離が出来るけど 俺はもっと・・・」
ということで伏せられた言葉が登場。

今回ここの回答になるであろうセリフが
大喜「一緒に居られれば 何してても嬉しいので」
ということで伏せられた言葉としては「一緒にいたい」でいいのではないだろうか。

一方、このセリフと対比関係となりそうな千夏のセリフが今回登場している。

そのセリフというのが
千夏「不安はあるけど、大丈夫。」
千夏「それより もっと近づきたいなぁ」
ということで「一緒に居たい」と表現した大喜とは少し違うニュアンスとして千夏の心情を描写。

今回夢佳が登場してるわけだが、小ネタの情報投下をしつつ、重要なセリフとしては
夢佳「じゃあ不安なのは ナツの方か」
ということで、千夏の心情を引き出す流れとなっている。

ここの会話としては
夢佳「恋愛に関しては 初心者並みの動きの鈍さだもんなぁ」
大喜「初心者感はありませんでしたよ」
千夏「攻めは強いのよ」
となるが、今の大喜と比べても肉食系女子の貫禄を意識しているようにも感じる。

そしてこの後に今度は千夏の伏せられた言葉へとつながる。

伏せられた言葉

千夏「私はもっと・・・」

前回に引き続き、今度は千夏の伏せられた言葉が登場。

ここで注目したいのが千夏のこのモノローグ。

千夏「呼び捨ても ため口も すぐに戻っちゃう」

ということで、関係は良好ではあるものの恋人として次のステージに進みたいという表れなのではないだろうか。

そして、直前に千夏が思い出している描写を踏まえると、伏せられた言葉としては
千夏「私はもっと・・・ (触れていたい)」
のような大喜の温もりを感じたいといったような言葉が来るのではないだろうか。

これが次回の布石にもなりそうな気がするので、頭に入れておきたいところ。

最後に

次回「千夏の新居で二人はどうなるのか?そして新展開!」ということで待ち遠しいラストとなった今回。

やはり皆さんが気になるところはここ。

「次回はついにキス来るか!?」

ではないでしょうか。

最後大喜の心情を考察しつつ、展開予想を述べて締めたいと思います。

大喜の心情

今回明確に変化した部分が2つあるので、それぞれ見ていきたい。

セリフ①

夢佳「彼氏は心配だねぇ」
大喜「そこの域はもう出ました 僕はここにいるので」

まずはこのやり取り。

ということである種余裕が生まれたようにとれる描写。

ここに関しては、前回でも感じていた千夏との学年差の不安はすでに払拭された内容。

そんな今回のセリフから自信を感じるが、それが改めて分かる描写になっていると思う。

セリフ②

そしてもう一つ。

大喜「このタイミングで 思い出してしまった」

今回のラストとなるこのセリフ。

思い出した内容としては#188「寂しい時に」で登場したマフラー越しのキス。

ただ以前にもこの間接キスを思い出している描写はあるが、そのときの大喜は「無限にキモくなるからやめよう」の心理描写あり。

他には、前回でも「今日は”あのこと”は意識しない なぜならキモくなるから」ということで、自身が意識することに対して嫌悪感を持っている。

にも関わらず、今回ラストにてあえて大喜のこの心理描写。

大喜だけではなく、読者にもキスを思い出させるような形となっている。

でもよく考えてみると、この疑問抱かないだろうか・・・

「本来であれば大喜千夏にとって、とても重要であるキスの描写」
「そんな描写であれば読者に意表を突かせる形にすることで、よりインパクトを与えることができる」
「にも関わらず、あえてキスを匂わせているのはなぜなのか」

この描写の解釈としては、大喜の自信から生まれた覚悟の表れを描写したかったのではないだろうか。

前回ラストが千夏の手を引く描写だったり、先ほど考察した「そこの域はもう出ました」からも分かるように、今までの大喜と比べても違いがみられる。

今まではキモいと思ってしまう自分だったが、恋人として余裕も生まれた大喜。

ということでキスを匂わせるような演出になったとしても、今までの大喜とは違うことを描写したかったと考えると納得できないだろうか。

展開予想

それでは、次回大喜千夏にどんな展開が来るのかを考察していきたい。

今回の記念デートにて描写されたことをまとめたい。

大喜
千夏とは一緒に居たい
今までと違い恋人としての自信が生まれ、キスの覚悟を決意

千夏
大喜とはもっと近づきたい、触れていたい
呼び捨てやタメ口が戻ってしまう現在の関係性を進展させたい

こうやって見ると、関係性の進展を望んでいる千夏とその心の準備ができている大喜の構図とならないだろうか。

そう考えると次回二人に訪れる進展とは・・・

「キス」

でいいのではないだろうか。

個人的には二人にとってのキスは千夏卒業式のタイミングだと思っていたのだが、大喜千夏についての掘り下げがしばらくお休みになりそうなところを踏まえて、そして次回センターカラーのことを考えても初キスを持ってくるのではないだろうか。

ただ、キスと言ってもただのキスではない。

個人的に「キス」の展開予想を決めた部分。

それは、キスには大きく分けて三種類ある点。

恋愛作品であるアオのハコならキスの差別化をさせる可能性があるのではないだろうか。

そう考えると今回のキスはあくまで二人にとっての通過点。

そんなキスの種類というのはディープキス、フレンチキス、そして今回訪れるキス。

このキスというのが・・・

バードキス

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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