もしかしてここにつながっているの!?
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あらすじ
1月4日は付き合い始めて1年ということで、記念デートがスタート!
映画館、ショッピング、カフェと二人の時間を楽しむ。
千夏からは大喜にあることが語られるが、そのとき大喜は!?
そしてデートも終盤に差し掛かってくるもあるアクシデントが発生し!?
感想
そういうことかー
同棲してるとどこか一緒に行くとき、いつも家から一緒だよね。
だからデート感出すために、待ち合わせ場所決めてそこで合流っていうのはあるといえばある話。
ただ、付き合う前の大喜千夏は待ち合わせ場所を決めてそこからデートがスタートしてる。
それは家族にばれないようにって意味合いが含まれているんだと思う。
そして今回付き合い始めて初のショッピングデートになるわけだけど、ほぼ家からデートがスタートしてる。
もうさーこれ、猪股家の皆さんに付き合っていること言ってるでしょ。
ただそんな会話いくらでも入れられたろうに正式には解禁されていないよね。
この辺り何か意味あるんだろうか。
久々だな
大喜のこの年下的な子供っぽいムーブも久々だな。
いや分かるよ。
千夏が大人として先に行ってしまうような演出になっていることは分かってる。
それを分かっているけど、千夏の肩出しニットワンピの力はそれだけ強かったってことでしょ!?
水族館のときは、水色ワンピだったけど、こういうデザインでも大人っぽい印象にはなるね。
写真キター
いずれは来るだろうとは思ってたけど、ツーショットがここで来たね。
遊園地や水族館とかでも思い出として残していくことを話しているのもフラグっぽさを感じる。
個人的にはいつだか考察した「体育館で撮る二人の写真」も良いと思うんだよねー。
千夏卒業式にでも来たらアツいかなーって思うんだよねー。
考察
待望の1/4!
ということで大喜千夏にとっての記念すべき1周年デート。
それではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #194で判明したこと
- 今回の構成
- 大喜の心情
#194で判明したこと
- 1/4(土)
- バイト
- 大喜甘党?
- 免許取得
- 呼び方
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
1/4(土)
いつもの確認。
WC本戦のスケジュールではリアルのWC2024のスケジュールを採用しているが、終われば#187「そばにいてあげてね」で登場した2022年、つまり年を跨いで2023年に時間軸が戻るかと思っていたが、今回はリアルの曜日である2025年をそのまま採用。
2023年に時間軸戻してもいいのではないかと思ったが、戻さずそのまま走るのも意味があるように感じてしまうが、どうなんだろう。
ゴールが見えているからそのままだというメッセージなのだろうか・・・
大喜甘党?
デザートを目にした際のキラキラした瞳を見せる大喜。
それこそ食べることが好きで定評な千夏より目立った表情。
ここで思い出すのは#82「痛いところ」で見せたアップルパイを食べる大喜。
大喜のこの心理描写に対し「食レポ!?」と思ってしまったが、千夏からも絶品ということで来たカフェであることを考えるとこのリアクションも自然な流れとして読めていた。
それが今回もこのリアクションを見ると個人的には大喜に「甘党」の属性が付与された印象。
それか単純においしそうな物に対して喜んでいるとみるべきなのか。
今回の構成
感想でも述べたところではあるが、初期のころにあった年上の千夏と年下の大喜という関係性を思い出してしまうお話の構成だったと感じてしまった。
まずここを掘り下げつつも、今回何を描写したかったのかを考察したいと思う。
過去とのリンク
始めに今回のお話の構成について振り返りたいのだが、いろいろなところに過去のデートを思い出すかのような描写を入れているように感じた。
今回 | 過去 | 内容 |
---|---|---|
映画館序盤 | 水族館序盤 | 映画館「心なしか 先輩のテンションも高い気がする」 水族館「心なしか いつもよりテンションが高い」 セリフが被っている |
映画館内 | 水族館 | 千夏の服装が肩出しニットワンピと水色ワンピ ワンピが被っている |
試着室 | ショッピング | 試着する千夏の構図が被っている 大喜に見てもらうor見てもらわない |
カフェ | ショッピング | デザートを目の当たりに喜ぶ大喜の構図が被っている その様子に微笑む千夏 |
カフェ | 水族館 | 千夏がスマホで大喜を撮る構図が被っている |
見て分かるように、水族館デートの際のセリフや服装、大喜を撮る構図などが被っていることが分かる。
付き合った後の大喜千夏のデートといえば、
花火大会でのお祭り→お疲れ旅行での千夏誕生日を海にてお祝い→文化祭
となるだろう。
ただ今回のお話を読んだ上で、他のデートのお話を読み直してみたところ、付き合う前の初めてのデートである水族館を明らかに意識させに来ているような印象。
ではなぜ水族館デートのときに似せに来ているか。
考えられることとしては、三浦先生からの「水族館デートを思い出してね!」というメッセージとなっている可能性。
要はこの水族館デートを思い出させることで、最初のデートと現在のデートを比較してほしいという意味合いが含まれているように感じる。
そうすると次に思ってしまうのが「なぜ水族館デートと対比させる必要があるのか」という点になるので、そこを掘り下げたい。
対比の目的
まず見ていきたいのが感想のところでもちらっと述べているが、初期の頃に多く見受けられた先輩である千夏と後輩である大喜との学年差感じる描写を今回意識的に入れている印象。
それが分かる演出としては、次の3点。
① 今回の大人びた千夏の演出
② 幼い印象の大喜の心理描写
③ バイトや運転免許証の会話
①については、これも感想で述べているところではあるが、肩出しニットワンピのイメージについて。
見慣れない大喜に「肩出し!」と言わせることで、より際立っているようにも感じてしまった。
また、大喜の心理描写にもあった「千夏がメイク」ということで、今まで部活一筋だったことも踏まえ、今までとは違う大人のおしゃれをここから感じ取れる。
次に②については、映画ラブシーンについて恥ずかしそうにする大喜を他所に、淡々と映画を見ている千夏の構図。
大喜はラブシーンで気まずくなることを考慮してアクション映画を選んだと言っているわけだが、やはり意図して格差をつけている印象。
最後に③についてが一番わかりやすいだろう。
バイトや免許となれば、高校生ではなく大学生をイメージする人も多いだろうし、ここで大喜としても学年差として焦りを感じているセリフもある。
さて、これだけ千夏との年齢の部分で差を感じるような描写を仕込んでいるわけだが、結局二人の関係性はどうなっているのか。
次にここを掘り下げたい。
現在の関係性
「幸せの 正面にいる感じがして」
美味しそうなデザートを目の当たりにした大喜を撮った時の千夏のセリフ。
今回「幸せ」という言葉を採用しているが、これもこの恋愛作品であるアオのハコで登場させたというのはやはりポイント高いだろう。
また、「幸せ」の言葉を自然な感じで引き出しているここの描写には感心。
そしてこの後の展開が2ショットによる「幸せの空間」と表現した描写。
つまりは、現時点での大喜千夏の関係性が幸せだと言葉としてはっきり表現された描写となっている。
そんな千夏の口から語られた
「引っ越しとか卒業で今までより 物理的に距離ができるけど
正面にも 隣にも 気持ち的にはネット越しにも 私はいるつもりだから
これからも大喜くんは そこにいてね」
の言葉。
初期から感じていて、今回でも描写されていた大喜の学年差の不安を払拭させる言葉となったのではないだろうか。
そして、今までの二人と違う点がもう一つ。
それが呼び方。
今までもお互い呼び捨てる描写はあったものの、「恥ずかしいから」などで今まで通りの呼び方に意図して戻していたような描写だったわけだが、今回は以前とは違っている様子をより強調しているような描写だと感じる。
大喜の心情
「これからも大喜くんは そこにいてね」
千夏のセリフの後の大喜の心情になるが、そんな学年差による不安が払拭された大喜の心情を考察したいと思う。
伏せられた言葉
「環境が変わって 距離が出来るけど 俺はもっと・・・」
ということでここで登場するのが三浦先生お得意の伏せられた言葉。
これについては、シンプルに
「環境が変わって 距離が出来るけど 俺はもっと (一緒にいたい)」
でいいのではないだろうか。
昨年千夏が長野へ帰省中、千夏から届いた年賀状を目にした大喜の心理描写にて「会いたいなぁ」という言葉もあった。
付き合う前の話になるので、もちろん状況が変わっているわけだが、ベースとなる「千夏LOVE」の気持ちは変わっていないと思う。
さて、この大喜の気持ちを念頭に置いてもらい、次見ていきたいと思う。
アクシデントなのに!?
「・・・そろそろ帰りますか?」
悲しそうに大喜が千夏にお伺いを立てる描写。
だがしかし、忘れ物をしたというアクシデントが発生したにも関わらず、その際の大喜の表情。
「まだ一緒にいれるのか!?」という表情に見えないだろうか。
そして嬉しそうに言った
「探しに行きましょう!」
ということで千夏の手を引くという流れが今回のラスト。
個人的に注目なのが、今回千夏の手を引いたのが大喜ということ。
今回の序盤でもそうだが、いつも手を引いているのが千夏。
今までの構図と逆転して自分の気持ちに素直に行動した大喜。
これだけでも今までとは違い成長したことが感じ取れるのではないだろうか。
最後に
幸せ絶頂となる大喜千夏のメイン回となった今回。
こういう描写を持ってくると本当に気になってしまうのが「この幸せ絶頂から落としてくるか!?」と感じてしまう点。
ただ、前回#193「あけまして」でかなり気になるところでラストだったにも関わらず、あえて1/4のデート回につなげてくるところを見ると先に大喜千夏のお話を消化させ、千夏一人暮らしになることで二人のお話を一旦フェードアウト。
この後は匡雛菖蒲周りのサイドをメインにもっていくという流れの下準備なのではないかと考えてしまいました。
これなら幸せ絶頂な大喜千夏をここで描写した理由も説明つくと思います。
さて、今回で気になるところとしては「次回大喜千夏のデート延長戦は描写するの?」という点ですよね。
正直どっちもありそうで全く読めませんw
ここまで言いましたが、結局幸せ絶頂の描写をしているわけですから十分目的果たしているようにも感じてしまうわけです。
ですがそこは考察者!
外すこと恐れずに、次回の展開予想をして締めたいと思います。
展開予想
まず前提として、「次回はデート延長戦は描写する」として進めていきたいと思う。
理由としては、先ほど述べたように今回終わったら大喜千夏のお話がしばらくお休みになるのではないかと考えているため。
お休みになるとしたらここで終わらせるのはまだ早い!
ということで続きを描写すると予想して考えたわけだが、結局次にどんな展開に持っていくのか。
ここで考えていきたいのが、今回大喜が千夏の手を引くラストの描写。
注目したいのが、今回と似ている構図となる、千夏が大喜の手を引いているラストとなったデート回が存在していること。
それは・・・
文化祭編。
そんな#169「スタンプ」のラストでは千夏が手を引く描写がラストとなっているが、その次のお話になった回というのが、#170「あれから一年」。
ここのお話ではどんな情報が投下されたかというと・・・
「大喜くんとの 思い出がほしかった」
「いつになっても思い出せるように 大切に箱に入れておかないと」
「これからも沢山 思い出を残していこうね」
千夏にとって思い出が大切であることが描写され、そして「ハコ=思い出」の概念が登場した最重要回。
今度は大喜が手を引いているとなると・・・
次回大喜にとって重要となる情報が投下される可能性
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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