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あらすじ
ランニングをする大喜と千夏パパ。
改めて大喜の印象について「変わってる」や「感受性豊か」と感じる千夏パパだが、ランニングに誘った理由を問う。
その流れで大喜が思っている千夏の事情について語られる。
そしてそれを聞いた千夏パパは!?
場面は変わり、WC予選2回戦。
千夏の活躍もあり、勝利した栄明。
そして、その姿を見つめる一人の視線。
帰宅した千夏だが、さっきまで大喜が荷物を取りに来ていたと話す由紀子。
そして大会に集中するよう言われた千夏は、走ってくることを口にする。
そんな中、公園で練習している夢佳と邂逅。
1on1をする流れになるが、思い出されるのは昔の記憶。
あの頃の夢佳が帰ってきた。
感想
大喜の見せ方
先週俺「千夏パパとランニングした理由をなんて語るかなー」
答え
大喜「考えてなかった^^」
俺「はっ?(゚Д゚#)」
って最初思ってしまったw
前回も思ったけど、千夏パパといるときの大喜の見せ方って今までと少し違う印象だなー。
感受性豊かってあったけど、大喜こんな詩人キャラだったっけ?w
あっ、でも1話でもそれっぽいこと表現してる描写あったか!
今回千夏パパから重要ワード引き出してるけど、キャラ間の自然な会話の流れってのもあるからなんだろうかねー。
親としての見解
やっぱ分かった以上同居させられないよね。
これは親としてはこうなるよね。
ただ、皆さんも指摘している「近場で一人暮らしさせたらそれはそれでやりたい放題では?」
ここホント考察ポイント。
「パパこれ周りに相談できてる?」
「三浦先生一人暮らしさせるって展開させたいのか?」
このあとの「判断を後悔」の件もそうだけど、考察し甲斐がある情報を投下してきたなって印象。
ツイート数少なくね!?
俺いつもアオのハコ読み終わった後、皆さんの感想見るの好きで読ませて頂くんですよねー。
今回いつも以上に遅れてて、早朝になっちゃったんですよね。
「あれ?なんかアオハコのツイート数少なくね?」
ということはあれですか。
今週はつまらないと!
でも、言いたいことも分かるは分かるよ。
「先輩かわええ」ないからね。
ただこういうときに考察勢が盛り上げていかないとなんですかね。
だって今週だってつまらなくないんだから!
考察
前回#174「バスケだけ」の続きとなる回。
千夏パパより重要な伏線出てきたね。
それからラスト夢佳と千夏をここで対面させたけど、震えるね!
そんな今回もいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #175で判明したこと
- 千夏パパの考え
- 千夏の心情
#175で判明したこと
- 大喜の走る理由
- 同居解消と話す千夏パパ
- 一人暮らしを由紀子に説明
- 反対はしていない千夏パパ
- 千夏パパの後悔
- 次三回戦の千夏
- 千夏パパが心配と話す由紀子
- 憧れの夢佳
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
大喜の走る理由
アオのハコの作中で何度かランニングする描写はあったが、それについての回答が「考えることがたくさんあると走りたくなる」とのこと。
最初いつもバドのことを考える大喜は体力強化としてランニングしてるって思ってたけど、言われてみれば悩んでいたときに走ってたようにも思う。
今後も「大喜がランニング=考えることがあるとき」の可能性が高いとみて、注目したいところ。
次三回戦の千夏
すぐ思ったのが#172「目の前の”今”」にて登場したWCのスケジュール。
- 第一ラウンドで勝ち残った上位16校によるトーナメント戦
- 9月中旬に1・2回戦
- 10月準決勝
- 11月決勝(優勝校のみ本戦)
- 12月本戦(去年のWCより)
由紀子が「3回戦進出おめでとう」のセリフあるが、俺2回戦の次が準決勝だと思ってた。
準決勝が10月にあるってことが明示されただけで「2回戦の後=準決勝」ってことではないのか?
じゃなかったら由紀子が「準決勝進出おめでとう」って表現になるよね。
おそらくそこは統一するかと思うんだけど、実際どうなんだろう・・・
千夏パパが心配と話す由紀子
元々由紀子と千夏ママが部活仲間で大人になっても付き合いがあったってこともあるんだろう。
千夏パパともそれなりには仲良いのかもしれないな。
じゃなかったら千夏パパを心配なんて表現するか?
実際千夏パパは多忙ということもあり、自炊はしない。
だけど大喜はそれなりに主夫力がある。
匡お墨付きの大喜ということもあり、二人の相性は意外にも良い?
そんな由紀子が心配というくらいの千夏パパなのだが、いつになったら千夏ママはこっちに来るんだ?
というかこっち来る気配が一切ないんだけど・・・
千夏パパの考え
大喜より「過程がー」とか「結果がー」とか語らせた上で、「今は千夏が勝つって信じるしかない」と説明。
その後に千夏パパより重要なことが語られたが、内容としては4点。
- 予選終了したら同居解消
- 一人暮らしの千夏を由紀子にフォローするよう依頼
- 付き合っていることに反対はしていない
- 昔千夏のことで判断を後悔している
そんな千夏パパの考えていることについて考察していきたいと思う。
千夏の一人暮らし計画
- 9月中旬に1・2回戦(←今ここ)
- 10月準決勝
- 11月決勝(優勝校のみ本戦)
~同居終了予定~ - 12月本戦(去年のWCより)
予選が終わったらって表現が「負けたら即引越し」なのか「勝っても負けても11月まで」なのかでまた話が変わる。
ここでは千夏が決勝まで行く前提で考えたい。
本戦行くにしろ、決勝で負けるにしろ相手は夢佳率いる彩昌を想定したいところ。
これだけのスパンあれば、多忙な千夏パパでも千夏を安心して一人暮らしさせられる環境を準備できるか。
ただ、この計画にはいくつか疑問点が出てくる。
何と言って相談したか?
今回「由紀子には家事や様子を見てもらうよう話をした」というセリフがある。
そもそも付き合っていることを由紀子に伝えてるのか?
おそらくだが、そこについてはまだ伏せられていると思われる。
でないと、その後に由紀子と千夏の会話でそのことについて話題になるはず。
そもそも大喜が一旦戻ったときに由紀子が話すだろうから、そこを一切描写しないということはそういうことだろう。
メタ的に考えても、付き合っている問題が明るみになれば物語の進行の妨げになってしまう。
ということで、「千夏には大学での生活を見据えて一人暮らしの経験をさせたい」などと言って、真実は伏せている可能性が高いか。
千夏ママに相談してる?
じゃあ妻の千夏ママには説明してるのか?
本来であれば一緒に来ていないとおかしいと思うが、ここまで一切触れられていないことがむしろ謎。
今回大喜と同居させることが物語の上で必須だったこともあるので、千夏ママの存在が邪魔だとは思う。
やはり先ほど説明したようにメタ的な視点で、説明せず千夏パパの独断ということなんだろうか。
ただ普通夫婦なら絶対相談するよね。
あとは、「WC予選終わるまで待つ」って断言してるのがいかにも相談していなさそう。
千夏としては大事な時期っていってたわけだから、本戦前に環境変わったら結局嫌がると思う。
そういった意味で千夏パパの格を下げることになるわけだが果たして・・・
一人暮らしさせることの必然性
千夏パパ視点で考えると「部活のために日本に残したくて、ご好意で同居させてもらっているわけだからそのまま継続して同居ok」とはいかない。
「予選終わるまで待つ」のセリフも、本来であればできるだけ早めに対応するべきところだと思うから、期間が空く「本戦まで待つよ」って表現ではやはり悠長。
だから俺としても当然の判断と言えば当然だと思う。
そして、千夏パパとしては大喜と付き合っていること自体は反対していないとのこと。
ということでやはり世間体を意識しての判断。
ただ、高校生の女の子を一人暮らしさせるリスクを考えるとなかなか悩ましいところでもある。
しかも予選終わるまでって言い切ったけど、本戦出場したら大事な時期にも関わらず新しい環境での生活になるから、そうすると本末転倒。
「だったら家族ぐるみの仲でもあるからそのまま同居させてもいいのでは?」というのも普通に選択肢に入ると思う。
ただ、そうすると結局この「付き合ってるのに同居してる問題」が先に上がってきてしまい、物語の妨げになってしまうわけだ。
ということでそれを踏まえると「今は一人暮らしの方向で話を進めて、予選決勝終わってから同居する方面の家族会議を行う」展開が来るんじゃないだろうか。
千夏パパの後悔
千夏パパのヒントとなるセリフをまとめてみると
千夏を尊重したつもりが、判断を誤ってただ無責任なことをした。
だから後悔している。
子供は子供の世界で一生懸命にやっているにすぎない。
こんな感じ。
「大人だったと思っていた千夏に無責任なことをした」ってことだろうか。
子供に対して無責任・・・
連想することとしてはほったらかして何かを怠った?
このアオのハコの作風から考えると、やっぱり愛情?
仕事が忙しいことを理由に千夏との大切な時間を取れていなかった。
千夏は理解あると思っていたが、違った。
こんな内容の後悔になっていると予想。
#174「バスケだけ」の考察にて、「千夏の努力どれだけ分かってる?」を話題に上げていたが、やはり千夏とのコミュニケーション不足はあるように感じる。
そう考えると「愛情不足だった父親」がテーマとなっている可能性はあるのではないだろうか。
千夏の心情
#127「震えるね」ぶりの公園で1on1する千夏夢佳。
今回は驚異的な個人技を披露した印象の夢佳。
そんなとき千夏は昔同様の「憧れ」を感じるのだが、そこに至るまでの今回の千夏の心情について考察したいと思う。
不安に思う千夏
由紀子「大会に集中してくれればいい」の後、口元のみの千夏。
そしてランニングに出るわけだが、ここのセリフと合わせるとやはりプレッシャー感じてることが分かる心情描写となっている。
#172「目の前の”今”」でも、夢佳の活躍する後ろ姿を見た千夏だが、ここも口元のみの描写。
同じくプレッシャー感じていたことが心情吐露によって判明するも、大喜がいてくれたことで緩和したのは記憶に新しい。
だが、そんな大喜は今千夏パパの元。
この口元描写というのを被せているわけだが、やはり千夏のこの気持ちというのがポイントになっているように感じる。
夢佳との対比
口元のみの描写を夢佳でも今回採用。
お互いが活躍している姿を見た後に口元描写ということで、ここが対比関係になってるのでまとめてみたい。
キャラ | 夢佳を見る千夏(#172) | 千夏を見る夢佳(#175) |
---|---|---|
口元 | 口角が下がる | 口角が上がる |
心理状況 | 不安 | 楽しみ |
結果 | 大喜により不安緩和 | 自信に溢れ絶好調 |
誰がどう見ても夢佳の状態が良いことが分かる。
というより、このプレッシャーを乗り越えて、しっかり集中できないと千夏は夢佳には勝てないだろう。
かつての雛
ここで思い出したのが、大喜のことを好きと自覚したときの雛。
たくさんのプレッシャーが圧し掛かってきて、今までは大喜に頼ることで緩和していたが、千夏の存在で引くことを決意。
結果、パフォーマンスを下げる形となり、苦戦。
今の千夏は大喜がいることで支えられてるわけだけど、千夏パパの元にいるとなるとやはり不安定な心理状態となってくるだろうか。
今後それが顕著になる描写が登場するかは注目したいところ。
憧れの眼差し
夢佳の姿を見た千夏だが、口元ではなく今度は目元がフォーカス。
ただその眼差しと心理描写から夢佳に対する憧れとなる。
これ見た瞬間大多数の人が思ったであろう、
大谷翔平「憧れるのをやめましょう」
の言葉。
ただでさえ心理状態で差ができてるところに、憧れてしまったら差が縮まらなくね?w
味方ならこれ以上ないほどの心強い支えとなるんだけど、今は敵だからな。
足りないピース
千夏に足りないピースは何になるんだろうかということで展開予想。
夢佳のような強敵に対抗するための俺の考えは、強いことは承知だとして、それでも自分のプレーができるよう練習し続けて、当日いいコンディションになるよう準備すること。
要は自分自身の話だと思うんだよね。
ただ、このアオのハコって作品はスポーツ漫画ではないから、そういう見せ方はしてこないと思う。
そうなるとやはり最愛の人からのモチベーションが上がるような言動になると予想。
ということで候補上げていきたいと思う。
大喜から何かパワーをもらえるような言動。
一番期待したいのが、#7「大丈夫」で千夏が言った「大喜くんなら大丈夫だよ」のセルフオマージュとして「千夏なら大丈夫だよ」というセリフが来る可能性。
当時大喜の心理描写にて「好きな人の言葉はこんなに簡単に信じられる」とある。
呼び捨てについては最近のお話で匂わせてきているところでもあるから、伏線回収としてここで「ちなつ」呼び来たらめちゃめちゃアツい!
現在千夏パパとわだかまりがあるので、それを払拭させるような言動。
先ほど考察したように千夏パパには後悔があるので、そこと繋がってくるような展開。
結局今回のWC編では千夏パパがテーマになっていることを踏まえると、今回の章のフィナーレには持ってこいのネタ。
そういう意味で今回登場した伏線回収にもなるので、ここにきても展開としてはアツいと思う。
この辺りを今後の展開として候補にしたいと思う。
最後に
今回のお話で判明した部分になるけど、
①千夏パパの後悔って何?
②憧れてしまった千夏はこれからどうやって夢佳を超えていくの?
を考察するとめちゃめちゃ楽しめますよね!
実際明確な「千夏先輩かわええ」はありませんでしたが、個人的には考察し甲斐ある内容だったと改めて感じました。
一人でも「こういう考察って意外と面白いな」って思ってもらえる人が増えてくれたら嬉しいです。
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
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