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あらすじ
部活が終わり帰宅する栄明生徒たち。
そこには菖蒲高砂の姿もあり、横目で見る匡。
そんな匡に対し、夕食行くことを提案する大喜とそれを聞いて同行しようとする雛。
3人でBennysへ行くことに。
そこでは匡が失恋していたことを聞かされる雛。
久々に恋バナで盛り上がる3人。
大喜が席を外したタイミングに匡が雛にある質問をする！
別日の部活終わり、一人部室に向かう匡だが、そこには部室を掃除する菖蒲の姿が。
相変わらず蜘蛛に怯える菖蒲だが、そのとき「蜘蛛だけハートに見えるフィルターかけられたらいいのに」という謎理論をつぶやく。
それを部室の外で聞く匡が思ったことは！？
場面が変わり、ある日の体育館。
匡の状態を大喜に聞く雛。
そんなときに試合形式の練習を申し込む晴人。
そして、女バスサイド。
いよいよ始まる、ウインターカップ予選目前。
最後の大会、負けられない戦いがそこにはある！
感想
大喜雛匡
大喜雛匡の三人ってやっぱりいいな！
初期から一緒ってこともあって、まさに実家のような安心感。
この関係性って友情だから成り立ってると思うんだよね。
だからこれからもこの友情が崩れないような関係で居続けてほしいと思ってしまう。
そして、この三人がそれぞれ幸せになるルートが見たいんだよね個人的には！
針生彷彿アピール
なんか大喜のことを針生彷彿させるアピール来たなー。
確かに今考えてみると針生が2年のときの印象となんとなく被るところ多いなー
・シングルスでIH出場（現栄明で最強）
・副部長
・恋人がいる（しかも抜群に可愛い！）
今更だけど、大喜って現栄明で最強になるんだよなー。
なんかあんまそういう印象ないからそろそろ
「え！？大喜めちゃめちゃかっけえじゃん！」
って思える描写ほしいな！
WC予選編
WC予選編くるね！
そこで、何より気になってる「IH県予選の彩昌の結果」は次回明かされますかねー。
千夏がIH県予選敗けたとき、展開予想の考察してるんだけど、答え合わせを楽しみにしてるんだよねー。
そろそろ明かしてほしい気持ちありますねー。
考察
新章となる今回。
時系列としては、前回＃170「あれから一年」のラストで匡が大喜に失恋したことを打ち明けた日の練習終わりからスタートなんだと思われる。
前回あれだけ盛り上がってからの今回新章ということで準備回のような印象。
三浦先生「現状の情報のおさらいしますよー」
という雰囲気を感じたわけだが、いつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- ＃171で判明したこと
- 匡の失恋
- WCの展開予想
＃171で判明したこと
- 扉絵
- 部活終わりに一緒に帰る菖蒲高砂
- 匡の失恋を雛に共有
- 雛目線の高砂
- いつでも食事okな大喜
- 大喜の諦めついてる雛
- 相手いる人はだめと話す雛
- 笑顔になる匡
- 昔の大喜と晴人は似ていると話すモブ
- ”埼玉県”予選目前のWC
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
扉絵
千夏渚の女バスペア。
こちらを見ていることもあり、誰かと会話している扉絵となっている。
そこで思ったのは、これは誰視点なのかということ。
バスケ部の練習中というより休憩中？
大喜視点なら渚はいない絵にしたいはずなので、そう考えるとショートバングのあの子かな。
部活終わりに一緒に帰る菖蒲高砂
地味なんだけど、高砂ってどこか部活所属しているのか？
菖蒲と帰るためにわざわざずっと待ってたってこと？
前回＃170「あれから一年」で隣に誰かいたこと、今回菖蒲と一緒に帰っていたことを考えるとやっぱり部活入ってるってことでいいのか？
前回制服を来て菖蒲と話していたことを考えても運動部ではなさそうか。
雰囲気だと軽音部のイメージ合いそう。
そこら辺描いてくることを期待したい。
雛目線の高砂
雛目線としてもいい人そうとのこと。
みんなからの第一印象は悪くないか。
むしろ第一印象悪いやんちゃするキャラとか菖蒲もさすがにお断りか？
実際本当にいい人なら匡が入る隙なんて当然ないわけだが、高砂の性格は果たして・・・
”埼玉県”予選目前のWC
トーナメント表のチラ見せにて。
多分みんなモデルは埼玉ってことはなんとなく察してると思うが、アオのハコ作中で”埼玉”の文字が出てきたのは今回初では？
ちなみに以前バドの大会の体育館が所沢って文字出てたね！
さて、去年はWC予選の描写なかったわけだが、ここではどんな描写を表現してくるのか。
匡の失恋
感想でも触れたが、大喜雛匡の3人トリオやっぱりいい！
この3人での描写って＃145「やっぱり強ぇ」ぶりになるんじゃないだろうか。
繰り返しになってしまうが、個人的にはアオのハコの最後で、大喜雛匡がそれぞれ幸せになってくれるルートをすごく期待してる。
そんな今回は大喜雛を交えながら匡の失恋について掘り下げられた。
そこで今回テーマとなる匡の失恋をメインに、今後大喜雛がどう立ち回ってくるかという目線で考察していきたいと思う。
雛は諦めついた？
ファミレスで雛匡の二人になったときのやり取り。
匡「もう諦めついた？」
雛「当然でしょ」
今回匡から改めて雛に確認させた描写となった「大喜のことを引きずっているか」の質問。
見方によっては
「あれ？あえてこの描写いれたってことは雛に大喜のこと意識させにきてる？」
と思うところかもしれないので、今一度「雛は大喜のことがまだ好きなのか」について考えたいと思う。
これについてはさすがにもう雛は大喜のことを引きずっていないと個人的には思う。
根拠
＃113「勿体なくて」にて、雛が大喜との関係性に悩んでいたときのセリフが
雛「時間が経てば前みたいな関係に戻れるのかな」
雛「関わらない方が楽だったりする？」
これについて匡の回答が
「距離取ったら友達減るけどそれでもいい？」
結局雛が出した結論としては
「大喜と縁を切るのは勿体ない」
「恋愛を思い出にしてここから友達になれるかも」
ということで友達としての関係で行くことを決意した描写となっていた。
そして、それ以降大喜雛にフラグは立っておらず、雛が引きずっているような心理描写もない。
むしろ晴人とのフラグが立っているくらい。
「もう諦めついた？」と言った理由
雛匡で二人きりの描写が＃113「勿体なくて」以降でなかったことから、匡に雛の心情を単純に確認させたかっただけと思われる。
要は、読者は知っているが本人たちは知らないシリーズ。
そしてこのことを描写した上で、次の雛のセリフがポイントとなってくる。
相手がいる人はダメ
今回雛が匡に言ったセリフ。
つまり、菖蒲からは手を引くように釘を刺しているように感じる。
＃113「勿体なくて」でも
匡「咲季が幸せそうだったから自分の気持ちなんてどうでもよくなった」
というように相手を諦めている。
ここで注目したいのが、「相手が幸せなら（それで）いい」のセリフ。
逆に言えば、「相手が幸せじゃなかったら、そうとも言い切れない」ということだろう。
匡が幸せになるルート見えてきたのではないだろうか。
匡の笑顔の意味
菖蒲「蜘蛛がハートに見える世界だったらー」の意味不明な発想に対する匡のリアクション。
雛に相手がいる人はダメと言われているにも関わらず、この笑顔。
＃165「お化け屋敷」にて、「菖蒲といるときの匡は楽しそう」と表現させたことでより意識するようになったが、匡の笑顔は重要描写。
おそらく匡としては無意識な笑顔なんだろうが、”菖蒲のことをすっぱり諦め、もう好きではない”というわけではないと思われる。
つまり、菖蒲の言動による匡の笑顔がある限り、気持ちは変わっていないと言い切れるのではないだろうか。
匡の残された幸せエンド
＃168「これが私だ」にて、菖蒲が昔の恋愛観に戻り、高砂を選択。
なのだが、昔の菖蒲がうまくいかなかったことは今までの経験が証明されている。
また
1.＃165「お化け屋敷」で、高砂「どんな守屋さんも可愛いね」のセリフ
2.＃168「これが私だ」で、意味ありげに描写した半分に割ったパン
など、高砂の価値観を意図的に表現しているように感じるところからも、この価値観からうまくいかない可能性があるということだろうか。
匡にとっては本当にここだけが残された道となっていると思うので、今後の展開に注目したいところ。
大喜の感覚
次に注目したいのが、大喜。
ファミレスにて、大喜「しっかり食事して辛いことも一緒に消化させる」と今回アドバイス。
結果匡も「すべてがどうでもよくなった」とのセリフあり。
個人的にも「元気ない時こそまずはしっかり食事しよう！」って思ったりするのでこれ自体は全然ありな発想。
ではあるのだが、後日の大喜雛のやり取りで
雛「その後どう？匡くん」
大喜「あんだけ食べたんだから大丈夫だろ」「辛そうならまた飯でも行こうぜ」
とあり、これを聞いた雛はどことなく心配そうな表情。
これについては俺も
「え！？さすがに食べたから大丈夫って言うのは早過ぎでは！？ｗ」
「某キャラ「にくーーーー」じゃないんだからｗ」
と思った。
ここから分かることとして、大喜は恋人はいるものの、失恋したわけではないので、その辺りの匡の気持ちが分からないことを描写しているのではないかと推察。
逆に雛の表情からは、大喜に失恋した経験から匡の気持ちを理解できていると考えられる。
大喜雛匡との関係性
今回＃171からみた、大喜雛匡の関係性をまとめると
- 大喜は匡を元気づける立ち回りをしそうだが、恋愛面は雛に軍配ありか。
- 3人は恋愛ではなく友情としての関係性
こんな感じか。
今後もお互いの恋愛相談役として雛匡でやり取りがありそうと感じたので、そこで語られる心情吐露には期待したいと思う。
WCの展開予想
＃133「なんで…？」にて、「IH県予選にて千夏がケガをして夢佳率いる彩昌に敗北させたことから考える今後の展開」ということを考察。
その内容を一部抜粋したいと思う。
＜＃133「なんで…？」の考察内容の抜粋＞
今回のインターハイで夢佳率いる彩昌が全国制覇。
ウィンターカップ出場枠が増えて、栄明と彩昌が県代表でウィンターカップに出場。
ウィンターカップ決勝は栄明VS彩昌が実現。
最高の大舞台で千夏は夢佳に勝って優勝。
バスケのシード校のルールについて、知識不足ではあるからそもそも成り立っていないのかもしれない・・・
ただ「これなら一番最高の舞台で最高に熱い試合になるのでは？」ということで当時考察。
今でも思うけど、もうこの流れしかないだろｗ
てかこの展開をぜひ見たい！！
千夏パパの存在
結局千夏パパ（冬樹さん）との対決が残ってるんだけど、あのラスボスと戦う上でもこの結果が最低ラインとか、実際ハードル高すぎだよなｗ
しかも仮に優勝したとして、千夏パパが「はーい分かったよーｗ交際ok！」なんて絶対ありえないからね！
一筋縄ではいかないと思うんだよなー、堅物のお父様の雰囲気かもしだしてるんだから。
そもそも優勝できない可能性だってあるわけだし。
WCと千夏パパの関連性は強いと思うので、その辺りの情報投下にも期待したいところ。
最後に
今回重要な情報投下はありませんでしたが、キャラの細かい部分を考察できたように思えます。
みんなが幸せになるルートしか望んでいないので、私の願望ましましかもですが、これからもそういう目線で考察していくと思います。
ただアオのハコってリアルな恋愛模様を持ち味にしている作品のイメージだから、結ばれないルートをあえて三浦先生持ってきたりするのかな・・・
それとっても嫌だな・・・
そこはとにかく先生を信じつつ、今回の考察はここまでです。
ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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