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あらすじ
匡咲季の元、差し入れを持って現れる大喜。
咲季はその場を後にする。
そして匡は咲季のことを大喜に相談。
大喜のアドバイスで自分が進むべき道がなんとなく見えてくる。
そこで匡が恋愛面で奥手になっていることが心理描写にて説明。
そして高砂の告白も目にしていたことが発覚。
その後、お化け屋敷の看板が取れかけているとのことで、付け直しを行う匡とクラスメイト。
体調が悪くなってきていたこともあり、台にしていた椅子を踏み外し、尻餅をつく。
保健室へ行くことになるのだが、そこへ颯爽と現れる貞子スタイルの菖蒲。
台車で運ばれるのを拒む匡だが、強制的に乗せられる。
結局菖蒲が運んでくれているわけだが、その一生懸命な姿に思わず笑みがこぼれる匡。
そして匡から出た本音の言葉!
感想
匡オリジン
最初に言わせてくれ。
こういうところだよ、俺が恋愛作品を好きなところ、アオのハコで読みたいところ!
人が人を好きになるって美しいね。
おじさんがまた涙腺崩壊だよw
まさに匡オリジン回。
今度は大喜が相談役!?
前回#165「お化け屋敷」で咲季をあそこまで嫌な感じにしたのは大喜にこのムーブやらせたかったためだったか!
やっぱ三浦先生もそこは分かってのことだったのね!
でもそのおかげで匡が自分の気持ちに素直になることができたならあの咲季の発言も必要だったかな。
今まで相談役だった匡が今度大喜にアドバイスされるってすごい新鮮。
でも大喜と匡のこういう関係っていいね!
菖蒲さん!?
台車持った貞子「どいたどいたぁ」
俺「なんだよこれwめちゃめちゃシュールなんだけどw」
モブ「貞子が・・誘拐?トシオくん?」
この発想力、三浦先生はギャグの天才か!?
リングと呪怨のコラボってところも合わさってめちゃめちゃおもろっw
そしてそのあと匡のあの描写だからなー。
こっちの感情が忙しいって・・・
考察
前回#165「お化け屋敷」から続きとなる今回。
完全に「匡オリジン」の回だった!
巻頭カラーに合わせにきたね絶対、めちゃめちゃ好き!
それではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #166で判明したこと
- 巻頭カラー
- 匡の心情
#166で判明したこと
1.出し物情報の解禁
2.巻頭カラー
3.咲季のことを知っている大喜
4.匡にアドバイスする大喜
5.休憩しないことの代償は風邪
6.幼少期の咲季は熱中症になっていた
7.匡が恋愛で奥手になってる理由
8.高砂の告白を見ていた匡
9.貞子とトシオ
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
出し物情報の解禁
今回も新たなお店が解禁されたのでまとめてみたい。
1.やきそば
2.ひつじ喫茶(1-A)
3.たこ焼き
4.お祭り屋
5.アイス
6.輪投げ射的
意外と出してきた印象。
輪投げは去年の栄明祭で雛がやってたね!
出し物全部揃った?
去年では岸の持ってるパンフレットからちらっと見えたけど、当時はD組まであったから、今年も同じクラス数なら12クラス分。
前回まとめた内容と合わせたら今年の文化祭の出し物揃ったか?
1.お化け屋敷(大喜雛匡菖蒲のクラス)
2.スタンプラリー(千夏のクラス)
3.美女と野獣(晴人あかりのクラス)
4.ずんだ飯?
5.ワッフル?
6.フランクフルト
7.くしだんご?
8.VS筋肉(力比べ)
9.謎解きカフェ
10.やきそば
11.ひつじ喫茶(1-A)
12.たこ焼き
13.お祭り屋
14.アイス
15.輪投げ射的
3個多いw
お祭り屋の中に、輪投げ射的が入ってそうだからここ合算かも。
あとは前回あやふやだった分がミスってるかもなw
今回ポスターで”生物”ってあったからクラブ活動と間違えてるかもしれない。
咲季のことを知っている大喜
咲季のことを大喜が知っていたって情報は今回初出。
そして匡の初恋相手で幼馴染とまで知っていた大喜。
今後も幼少期のエピソードで使われる可能性もあるかもしれないね。
休憩しないことの代償は風邪
前回#165「お化け屋敷」で、自分自身休めていないことを匡は気にしていたが、やはり伏線となっていた。
休めていない→熱出た
より
休めていない→ケガした
の方が自然だよねーって思うところだけど。
睡眠時間とか削って無理して何度か俺も熱出したこともあるから、日頃の疲労も祟ったか。
巻頭カラー
アニメ直前巻頭カラー。
文化祭真っ只であり、現在アオのハコで中心となっているこの3組が採用。
①大喜千夏
②雛晴人
③匡菖蒲咲季
グリム童話をモチーフ
過去の考察記事では言っているが、特に巻頭カラーは三浦先生の想いが反映されている可能性が高いとみている。
晴人あかりのクラスが劇ということもあってか、グリム童話をモチーフにしている今回のカラー。
やはりここに意味を持たせているのではないだろうかということで考察したい。
大喜千夏
まず大喜千夏ペアだが、今回採用となっているのがシンデレラ。
シンデレラとは
シンデレラの内容をざっくり言うと
魔法の力で舞踏会に行けたシンデレラが去り際に、ガラスの靴を落とす。
一目ぼれした王子がその靴を頼りにシンデレラを探す。
サイズぴったりで王子と結ばれる。
最終的に結ばれ、ハッピーエンド。
時代ごとに細かいところで違うみたいだが、これがメジャーな形だろう。
ポイント
今回の構図としては、二人を引き寄せた物であるガラスの靴を見る大喜千夏。
実際の二人を引き寄せた物(きっかけ)として考えると”インターハイ出場という目標”だろうか。
千夏が猪股家同居を決心させたポイントであり、大喜との関係が進む始まりにもなった。
アニメ直前ということもあり、#1「千夏先輩」を思い出す。
雛晴人
次に雛晴人ペアだが、今回採用となっているのが赤ずきんちゃん。
赤ずきんちゃんとは
赤ずきんちゃんの物語もざっくりとしては
お使いを頼まれた赤ずきんは、おばあさんの家に向かうも、オオカミに唆され道草。
先回りしたオオカミはおばあさんを丸呑み。
家にやってきた赤ずきんを丸呑み。
寝ているオオカミを猟師が発見、腹から二人を救出。
物語の教えとしては、「やることやらないと痛い目にあう」だろう。
ポイント
ここでのポイントは赤ずきんとオオカミは敵同士。
アオのハコ作中でいうと、#164「不器用だよ」でやっと晴人のことを雛は理解したがまだまだといったところ。
構図としても、向き合わず、なんとなく赤ずきんの雛がオオカミの晴人を警戒している感じ。
IFストーリー
<ここから完全な妄想>
赤ずきんちゃんの童話では決して仲間というわけではなかったオオカミだが、IFストーリーとして
二人を丸呑みしたオオカミだが、赤ずきんの許しにより今後悪事を働かないことを条件に釈放。
だが誰からも信用されていないオオカミは独り、罪滅ぼし。
小さな積み重ねから成長したオオカミが、ある日大きくなった赤ずきんを助ける展開。
そこで二人は友達となれた。
なんて展開あったらアツいじゃん!
”赤ずきんが敵だったオオカミに恋に落ちる”もあるかもじゃん。
だから雛晴人のアツい展開信じてるよ!
匡菖蒲咲季
特に注目したかったのが、匡菖蒲咲季。
三浦先生はなぜ咲季をグレーテル、菖蒲を魔女にしたんだろう・・・
これだけでも考察記事一本書けそうじゃん!
なんて一番最初思ってたけど・・・
本当はこうか!
菖蒲→いばら姫
魔女にしてはデザインが合ってないなーと思ったけど、これ”いばら姫”だわ!
所謂”眠れる森の美女”。
お話としてはざっくりこんな感じ。
王女は、100年間眠りにつくという魔女の呪いを15歳から受けてしまう。
城全体が茨で覆われていたが、その呪いを解く王子が現れる。
王子のキスで王女は目覚め、二人は結ばれる。
これも最終的にはハッピーエンド。
ポイント
ここでのポイントは王女が眠りにつくということだろう。
今回王女として菖蒲しかいない形なので、”王子待ち”ということだろうか。
王子候補としては、もちろん匡になるわけだが、肝心な本人は別作品として採用。
匡咲季→ヘンゼルとグレーテル
ヘンゼルとグレーテルの内容としてはこんな感じ。
兄妹であるヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家を見つけ、食べてしまう。
でもその家には人食い魔女が住んでいた。
魔女の目的に気付いたグレーテルが魔女を倒し、二人で家に帰る。
こちらも最終的にはハッピーエンドの内容。
ポイント
匡咲季がヘンゼルとグレーテルとなっている構図。
作中幼馴染な匡咲季ということでこちらを採用ということだろう。
咲季を妹として採用は「あくまで兄妹で恋仲ではない」ということの表れだろうか。
まとめ
今回採用された構図のまとめとしてはこんな感じ。
①大喜千夏→シンデレラ
②雛晴人→赤ずきんちゃん
③菖蒲→いばら姫
④匡咲季→ヘンゼルとグレーテル
ヘンゼルが何年かしてから、いばら姫を助けるなんてクロスオーバーいいと思うんだよね!
でも匡としては、ぽっとでの王子と姫がくっつくのは嫌なんだよね・・・
すみません、妄想が捗ってしまう・・・
今回匡は自分の気持ちを表現することができたから、菖蒲とのハッピーエンドを迎えるのに一歩前進できたかな。
匡の心情
感想でも述べた通り、匡のオリジン回となった#166。
匡の心情について整理しつつ、考察したいと思う。
素直な気持ちの大切さ
部活でも部長やって、文化祭開始と同時にクラスのリーダーとして動いていたことが印象的だった今年の匡。
それも匡の他人優先、自分後回しを強調させていたようにも思う。
でもそこで大喜からしっかり説明させることで、匡自身が素直な気持ちの大切さを気付かせる重要な描写だったと感じる。
軽視していたこと
匡「それに比べて俺は・・・それを軽視していたのかもしれない」のセリフ。
この「軽視していたこと」について考察。
今回大喜のセリフから「匡がどんな選択肢取っても考えた末ってみんな分かってる」と感じ取れる。
ここで大喜の純粋な言葉から、匡は相手に言葉として伝えることの大切さに気付かされる。
匡「じゃあこれくれ」と大喜に言ったのは、これが理由。
後悔する気持ち
匡の心情を軽視するようになったエピソードが回想にて登場。
匡の心理描写を要約すると
幼少期から咲季に守ってもらうことがあり、自然と「守られているうちは告白できない」と思うようになっていた。
ただ悠長なことを思っていたら、咲季は恋人ができてしまった。
そして気持ちの整理がついたころには、今度は「守ってほしい」なんて言ってきた。
菖蒲については、感情を表に出さない自分とは正反対。
素直さで眩しい姿は誰に対しても同じように接することができる。
そんな菖蒲に対して、また傷つきたくないなんて思っていたら、高砂が菖蒲に何かを言っている。
そんな奥手な自分に嫌気が指している。
咲季と菖蒲に対しての心情が説明された内容となっている。
そして、匡が恋愛で奥手になってる理由が判明。
咲季に対して
”守る”が対比
現在の咲季 | 幼少期の匡 |
---|---|
匡に「守ってほしい」と思ってる | 咲季を「守れるようになりたい」と想ってる |
この咲季が「守ってほしい」のセリフの採用理由は、大喜に不快感を持たせた上でアドバイスさせたかったためと思っていた。
ただ、こうやって見てみると「ここを対比させるため」も理由にありそうだな。
匡がそのまま咲季のことが好きであれば、幼少期からの想いが叶うことになる。
もし今でも好きなら迷うことはないから、ここからも昔からの恩を返したい気持ちから生まれた迷いと言える。
高砂の告白について
ここ地味にポイントなのが、匡は高砂との会話内容までは把握していないこと。
匡は人の顔色から状況を読み取る能力は長けてるから、高砂が菖蒲に告白していることは察していると思う。
ただ、その高砂が笑顔になっていることから「告白してokもらったんだな」と勘違いしている可能性も現状あるのではないだろうか。
実際は#162「いいかも」より、文化祭が終わってから菖蒲は告白の返事をすることになっている。
この辺のフォローは絶対にあると思うので、注目したい。
まだ素直になれない気持ち
椅子に立っていた匡がふらついて、結果尻餅ついた描写。
クラスメイトの気遣いに「平気」と嘘をついてしまう。
大喜と話したとき、素直になろうと思ったばかりにも関わらず。
やっとなれた素直な気持ち
気持ちも落ちていた匡の元に、現れた菖蒲!
ただその対応は匡の常識とは裏腹。
そんなシュールな姿だけど一生懸命な菖蒲にまた笑顔になる匡。
前回#165「お化け屋敷」で「匡は菖蒲といると楽しそう」と言われていたのは記憶に新しい。
そんな中、自然にこぼれた「好き」の言葉。
心理描写ではなく、やっと言えた素直な気持ち。
体調が悪いことからも菖蒲には届いていないだろうけど、そのナチュラルな演出はお見事。
よくある「えっ今なんて言った?」なんてお約束の展開は無くていいんだもん。
自分の気持ちを表現できた匡だが、改めて今度かっこよく菖蒲にその言葉を伝えてくれ!
最後に
匡好きにはめちゃめちゃ堪らない回だったと思いますが、個人的にも匡の好感度爆上がり回でしたね!
文化祭編盛り上がっていますが、これでも大喜千夏のお話来てないんですよね!
まだまだ見どころ多いので、次回も楽しめそうです!
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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