あらすじ
入学早々、悪目立ちしていた晴人の姿が回想として再登場。
さて、絵の具べちゃーの城を修復作業をする雛と晴人。
他の人を呼んで手伝ってもらうことを雛が提案するも、晴人は他人を頼ることを知らず。
それに対して雛は「自分が思っているより不器用だよ」と晴人の生き方を指摘。
そこで晴人は回想として、幼少期の遊佐柊仁との思い出を振り返る。
兄柊二のことを真似してきたものの、やはり兄柊二にはなれず、器用に生きてないことを自覚する晴人。
そんなとき、雛が「美女と野獣」を例に上げながら、”本来の自分を見てもらえることが素敵な愛”だと説く。
そんな中、晴人のクラスメイトがこの状況に気付くと、今度は元凶となった転倒した彼も到着し、顛末を説明。
そして、晴人の良さを分かっていたクラスメイトと共に、修復作業をすることになるが、ついに雛も・・・!!
感想
雛がついに!
雛がついに晴人の名前を呼んだぞ!
ってか「名前を呼んだ!」というより「名前を覚えた」の方が正しいだろうか。
なんにせよ、今まで二人の関係性が全然進んでいなかったけど、雛も晴人のことを分かってくれたので、そういった意味でも重要回と言えよう。
晴人の名前をちゃんと呼びかける雛の描写楽しみにしています!
本当の自分
晴人のことを”器用”だと周りの人は言うけど、雛は”不器用”と知っている。
「遊佐柊仁の弟」ではなく、内面的な自分のことを見てくれる。
こんなの雛のこと好きになってしまいますよーw
というか俺がこういうストーリーが弱いんよw
アマガミの絢辻さんのお話思い出すなー。
本当の自分を見てくれる人ってかっこいいよなー!
考察
前回#163「誰かのピンチに現れる」の続きとなったが、今回完全なる晴人回!
まさか千夏がワンシーンも登場しない回というのも珍しいのでは?
そんな晴人にフォーカスされているが、今回も情報整理しつつ、まとめるところから始めていきたい。
- #164で判明したこと
- 晴人の心情
- 今後の雛
#164で判明したこと
- ゲーム好きな晴人
- 器用だけど不器用な晴人
- 仲がいい遊佐兄弟
- 大山ジュニア出身の兵藤くん
- 回想では柊仁小4、晴人小3
- 幼少期から一目置かれる柊仁はマイペース
- 門限は17時の遊佐家
- 兄柊仁とは違うと言う晴人
- 晴人がピアスの穴を開けたのは高校入学前
- 「美女と野獣」の感想が的確な、にいなちゃん
- 犬のマルと似ている晴人
- 雛含めみんなが晴人が良いやつだと理解
- 雛の恋に対する考え方
- 次回文化祭開幕!
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
仲がいい遊佐兄弟
幼少期の晴人が兄である柊仁の呼称は「兄ちゃん」。
遊佐柊仁も一緒にいる晴人のことを嫌うことなんてなく、なかなか仲睦ましい。
大山ジュニア出身の兵藤くん
回想のときには兵藤さんと知り合いであることがここから分かる。
でもここで「大山ジュニアの兵藤くん」って言ってるってことは同じジュニアチームではなさそうか。
ちなみに針生と岸は#11「地区予選」で、KTSジュニアというチームに所属。
晴人たちと顔見知りではなかったので、ここの所属でもない。
ジュニアチームの名前がこんな感じでちょくちょく出てくることを考えるとこれから解禁されるのか?
でも#153「アイスを食べない」で大喜のジュニアチームの名前出てこなかったんだよな・・・
晴人がピアスの穴を開けたのは高校入学前
俺が晴人がピアスをしていたの気付いたのって実は前回のお話なんだよね。
耳アップになってるところで「あれ?ピアスしてたんだ!」って分かったんだけど、今回冒頭のピアスの件で気づいた人いると思うのよ。
実は#120「とんでもないのが」の初登場でしっかりピアスしてるけど、#123「学年差なんて」の回想の中学生ではピアスはしていない。
ここの設定は三浦先生の頭ではこの時点ですでにあったと分かる。
晴人の心情
晴人回なわけだが、回想にてここぞとばかりに兄である柊仁のことを意識しているところを描写。
その辺も踏まえながら、まず考察していきたいと思う。
幼少期意識したこと
- 真似する絵
- 柊仁に追いつくため、練習を”1年分やる”と発言
- 真似する青色のグリップ
- 似ている恐竜のTシャツ
- 柊仁が練習していた上級者と練習
⑤に関しては、遊佐柊仁はマイペースゆえなのか門限を忘れてしまい、上級者たちも楽しんでいた。
しかし、晴人の場合は実力差を感じるわ、そのせいで帰れと言われているよう感じるわで、しかも晴人は母親から言われた門限17時を守り、帰宅。
(実際は17:10帰宅なので遅れてはいる)
そして、自分は柊仁になれないことをここで自覚。
不器用な生き方
バドは器用なプレイが売りだったり、絵が上手いってことで手先が器用と思う晴人。
だが、”自分らしさ”を模索する中でピアスをやってみたり、栄明に入学して「打倒柊仁!」を掲げていることに関して、器用には生きていないことを自覚。
今後の晴人
「打倒柊仁!」はぶれない目標ではあると思う。
そうすると、今回雛とのやり取りで気づきがあったので、こういった要素を絡めつつ今後も成長していくように思う。
そうなると、やはり今後の雛さまの活躍が重要になってくる!?
本来の自分
今回「遊佐柊仁の弟」ではなく、内面的な自分のことを見てくれた雛。
そんな雛は「美女と野獣」の感想を例に上げているが、このときのセリフをまとめると
「本来の姿の人を愛するってことに意味がある。」
「自分の中身を好きになってもらえることは素敵な愛」
こんな感じ。
これ、むしろ雛攻略のヒントになりそうな重要なセリフにも思う。
とりあえず晴人に関しても、クラスメイト含め雛も自分のことを分かってくれたことはポイント。
もしかしたら、これからは晴人がクラスメイトの皆のことを頼る姿を見れるかもしれない。
そう考えると新しい自分というのが、「仲間との友情」や「異性との愛情」から自分を成長させるきっかけになる可能性はあるように感じる。
正直この時点で雛のこと好きになっててもいいような気がするんだけど、現状なんとも言えないと個人的には感じるので、今後の展開には期待したいと思う。
今後の雛
今回晴人との仲が大きく前進しているが、今回の情報から今後の展開を考察したいと思う。
晴人の呼び方
前回#163「誰かのピンチに現れる」で晴人の名前呼びについて触れていたが、早くも回収!
感想でも述べたが、次は実際呼びかける描写が楽しみなところ!
「晴人くん」って言うかなー。
本当の自分(対比)
今回晴人の「本当の姿」を説く描写が印象的。
それを今度は晴人が雛に「本当の自分」を気付いてあげる展開。
この展開あったらアツいよね!
#16「同士」では雛も選手である父親と比較されたことでプレッシャーがかかったことで、ナイーブになっていたのは懐かしい。
(晴人との共通点は#163「誰かのピンチに現れる」でまとめている)
家族との比較という共通点から雛のことを理解できるはずなので、ここで今度は晴人が助けてあげる展開あってもいいと思うんだよね!
人が恋する理由
雛「人が恋するのも自分を見てもらえる幸せを感じたいからなのかもね」
とラストのセリフになるが、これは雛の考え方であることは分かるが、同時に三浦先生の恋に対する考え方を雛に言わせているのか?
とりあえず重要ワードとなりそうなので今後も注目していきたいところ!
大喜に恋をした経験
そして、今回のこのセリフが出ているのも大喜に恋をした経験から言っていると感じ取れる描写になっている。
#18「がんばれって言って」で「まだまだしっかり魅力上げていくんだから、しっかり見ておくように!」と大喜を好きになった直後にこのセリフ。
他にも「自分のことを見て好きになってほしい」という想い溢れるセリフがあったことからも大喜に恋をした経験が活きていると感じる。
大喜と晴人の共通点
今回晴人に対して、雛「失礼で口悪くて失礼だけど真面目で不器用」というセリフがある。
(失礼ダブってるの面白いw)
「真面目で不器用」って大喜に共通してるよね。
個人的には#54「水分補給」のエピソードが大喜の真面目ゆえに不器用って感じる描写だね。
雛のセリフだと#15「普通の女子」で登場した「どうしようもないバドバカ」の件だろうか。
ここの二人の設定は三浦先生が狙ったのか、たまたまなのか。
とりあえず今後もこの共通した「真面目で不器用」には注目したいところ。
最後に
今回晴人回でしたが、今までと違い雛晴人の仲を大きく進展する内容になりました。
今後晴人がどうやって成長するか、そして雛が晴人のことをどうやって好きになっていくのか、とても楽しみですね!
さて来週はいよいよ栄明祭が始まるということで、今度は匡のターンでしょうか。
次回も楽しみですね!
ということで今回の考察はここまでです。
YouTube投稿
今回テスト的に動画を先に上げております。
まだの方はこちらもご視聴頂ければと思います。
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ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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