あらすじ
「今好きなのはこの人だから」と言った咲季に、元カレはその場を後にする。
退けたことに安堵する咲季が、別れた経緯を匡に説明。
そして「さっきのは嘘、もう大丈夫」と伝える。
帰宅する匡だが、そこで咲季との昔の思い出が頭をよぎる。
文化祭前日の朝練。
放課後の練習はないが、大喜から市民体育館にて自主練を誘われ、意気揚々な晴人。
そして、放課後。
晴人のクラスの出し物は劇で、リハが早く終わることを望む晴人。
と思っていたが、大道具であるお城の絵の塗りに納得がいかず、手直ししているとそこに雛が登場。
あまりのクオリティに驚く雛だが、意外にも熱意持って文化祭に取り組んでいた晴人を見直す。
そして手直しも終わり、退散しようとする晴人だが、どこぞのモブがお城の大道具を倒してしまう。
幸いにも、破損はしていなかったのだが、せっかく手直していた絵に黒の絵の具がつぶれた拍子に付着。
楽しみにしていた自主練を断り、絵の修復作業をすることを決める晴人。
そんなときに現れたのは・・・!?
感想
序盤「意外とこれ咲季のこと好きになるやつ出てくるんじゃね!?」
中盤「なんだよ!晴人こういうの真面目にやるのかよ!見直したぞ!」
終盤「雛さまーーーーーーー!!!!!」
雛さまが全部持って行ったー!
咲季
初めて咲季に好感持てた回。
匡の前ではお姉さんだからね。
「平気」が強がりと昔から知る匡。
それを助けれるのは匡!お前しかいないぞ!
でも俺の推しは匡菖蒲なんだよな・・・
晴人
三浦先生ずるいなー。
晴人は文化祭なんてどうでもいいと思わせ、やることはしっかりやるタイプ!
アクシデントのとき、取り乱さず、しっかり相手のことを気遣える優しさも好感度UP!
晴人本当にいいキャラに持っていくなー
雛
「私は誰かのピンチに現れる」
困った晴人の元、颯爽と現れる雛さま。
これめちゃめちゃアツいなー!
来週あたりに名前で呼んで上げてもいいと思いますよ?雛さま!
考察
前回#162「いいかも」の続きとなる今回。
実はしれっと栄明祭前日の時間軸。
千夏先輩がいなくてもこれだけ楽しいのがアオのハコ!
扉絵にはいるんですけどねw
それではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #163で判明したこと
- 咲季の表情
- 雛晴人の共通点
#163で判明したこと
- 扉絵
- 浮気の真相
- 「好きなのはこの人」は嘘
- 文化祭に行くことを伝える咲季
- 咲季とサキ
- 「平気」は嘘と知ってる匡
- 作中は文化祭前日
- 晴人の出し物は「美女と野獣」
- 晴人は大道具担当
- カップ(チップ)役のあかり
- 実行委員を探しに登場の雛
- 「君(きみ)」呼びで名前を呼ばない雛
- 晴人を見直す雛
- 自主練を断る晴人
- 救世主「雛さま」
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
扉絵
作中登場しない千夏をここで登場。
練習中のひと休みといったところだろう。
詩なのかなーここの文章も良き!
咲季とサキ
以前の作中にあった「サキ(カタカナ表記)」の理由として、当時漢字がまだ決まっていないためとばっかり思っていた。
なのだが、ここにきて回想として再度カタカナ表記で来たかー。
差別化の理由として思いついたことはあるが、一旦温めるとして。
確認してないから全然違うかもしれないし、もう少し掘り下げられてから考察案件として取り上げたいなー。
晴人は大道具担当
抜群の美術センス
大道具って絵とか任されるの!?
晴人がここまで絵が上手とは思わなかった!
バド以外興味ないと思ってただけに、意外な設定持ってきた印象。
カップ(チップ)役のあかり
さすがは兵藤さんの妹!
晴人のツッコみも光ってるけど、笑わせに来てくれるなw
自主練を断る晴人
大喜にLINEを送ってるわけだが、このときの時間が「17:57」
学生がこの時間まで文化祭準備で残るって結構遅くね?
明日には間に合うと言いつつ、時間からみてもさすがに堪えるよなーと思ってしまった。
救世主「雛さま」
晴人との共同作業になるわけだが、雛もなかなか絵うまそう。
新体操では全国クラス、歌うまいときたら、芸術面はやはり強い!?
逆にあそこまでかっこいい演出して、来週「実は絵心ありませんでしたw」だったらそれはそれで笑っちゃうw。
いつだか美術の授業で匡と一緒にスケッチしてたから下手ではなさそうだけど、どうなんだろう。
(大喜がいないことから美術は選択授業と仮定して考えた)
咲季の表情
三浦先生なら咲季ってキャラクターを最終的には嫌な感じにしないとは思っていたけど、今回まさにそれが垣間見れたと思った。
感情移入させるため、様々な表情を見せてくれたと思うので、まとめつつ考察したいと思う。
不安
前回#162「いいかも」の元カレと揉めてたときの咲季をみた感想が「感情的になって怒ってる?」というイメージだった。
だが、冒頭の咲季「話合わせて」のセリフのときの表情が、不安(焦り)だと感じた。
怒りの感情に振り回されていたわけではなかったのが、個人的には意外。
安堵
元カレが去った後の表情。
女子だけあって恐怖心があったことが伺える。
浮気の真相
#162「いいかも」の元カレとのセリフを散々予想していたが、浮気の真相としては「元カレが他の女子と手を繋いで歩いていた」。
- 咲季の表情と元カレが最終的に言い返さず、退いたこと
- 怒りに振り回されたわけではなく、冷静な思考があること
これを考えると、咲季が誤解・勘違いはしていないように思うので、素直にこれが真実だと感じた。
強がり
そして匡の前でみせる「平気」のセリフ。
回想で登場しているが、自分が辛くてもそれを隠して相手に心配させないセリフだと感じる。
つまり、平気じゃない。
今回でいうと、好きだった異性から裏切られたことが心の傷。
この傷を癒すのは・・・新たな恋?
今後の展開
今までは匡菖蒲しか注目してなかった・・・というかこのペアでいいと思う。
けど咲季ってキャラを掘り下げたことで咲季に初めて感情移入できたし、好感持てた。
咲季ってキャラを初めて注目したいと思ったので、今後の展開はすごい楽しみ。
雛晴人の共通点
小さく細々とフラグは立っていたけど、久々しっかりとフラグを立てに来た印象。
個人的な印象の話になるが、#145「やっぱり強ぇ」から、晴人にアドバイスする雛を見て、このカップリングあるぞ!って思った。
そこで、大きく動いた以前のお話を振り返りつつ、まとめたいと思う。
流れ
話数・サブタイ | 流れ① | 流れ② |
---|---|---|
#145「やっぱり強ぇ」 | 晴人「兄に勝ちたい」の目標を達成できず、悩んでいる。 | IHで結果を残した雛がアドバイス。(しかも父はプロ) 晴人は雛を尊敬。 |
#151「こんにちは」 | あかりが思う大喜の憧れの気持ちに対し、雛がアドバイス。 | それを聞いた晴人は、憧れの気持ちから、いいなの気持ちに変化 |
#163「誰かのピンチに現れる」 | 文化祭に本気だった晴人に対し、雛が見直す。 | トラブル発生の晴人に、救世主雛さま! |
文化祭に対する考え
今回晴人が「バド優先、文化祭は二の次」といいつつ、一生懸命取り組んでいる姿を描写。
それに対し、雛「見直した」と言っていることもあり、今回晴人への好感度が確実に上がったと言える。
また、ここで思い出したのが、雛も以前同じように目の前のやらないといけない仕事をしっかりやろうとしていたこと。
雛 | 晴人 |
---|---|
#53「良くやってるよ」より 「引き受けたことは全力でやりたいもん」 | #163「誰かのピンチに現れる」より 「ちゃんとやった方が文句言われずに部活にもいけるので」 |
美術センスがお互い高い?
雛の画力は次回に持ち越しとなったが、期待値は高い。
晴人は言わずもがな。
そうなると今回の絵の修復を共同作業させるため、晴人が美術センス抜群な設定にした可能性が高い。
次回の展開予想
雛の好感度が上がったことは間違いない。
おそらく次回も意味を持たせるような、雛晴人にとって重要な描写になると思う。
今回もそうだが、雛の晴人に対する呼び方が「君(きみ)」になっているので、次回のタイミングで解禁というのは一つ候補になるかと思う。
でも、まだ引っ張る展開も十分あると思うし、そこは次回のお楽しみということで。
最後に
匡関係のお話は今回の文化祭で動くと思ってたけど、今回雛晴人の方も動きがあり、いい意味で裏切られました!
今回の文化祭はこの2本がメインになるでしょうか。
大喜の周りにいたモブの件もあるので、そこも気になるところですしねー。
なんか去年の文化祭編とはまた違った感じで楽しめそうで期待大です!
ということで今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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