あらすじ
岸と”海の10本勝負”ということで大喜との勝負が始まる。
ここで岸が大喜に執着する理由の回想が登場。
大喜が負ければ千夏との時間が無くなり、岸とバドをすることに!
10本勝負は違う競技で争うが、最終種目の水泳競争で勝敗が決定。
というところまで戦いがもつれ込む。
だが、結果勝負は引き分け。
今度バドで決着をつけることになり、大喜は千夏との時間は守られる。
感想
岸のエピソード
今回の岸のエピソードについてみんなはどう思うんだろうか。
個人的には「終わりよければすべてよし!」派なので、普通に楽しめた。
なんやかんやあったが、岸が大喜のことを認める姿が見られ、大喜はいい友達を持ったとの回答。
そして、そのときの大喜の笑顔に「幸せそう」とキャラに言わせる流れがめちゃめちゃ良い感じじゃない!?
咲季について
咲季推しには申し訳ない。
もうさーこいついらないよーw
少し出番控えてくれないかなー?w
この人の登場で都度菖蒲がこういう気持ちするの嫌だよーw
・・・あれ?
匡菖蒲が特別好きではないはずなんだけど、咲季のことムキになってる!?
思った以上にこのペアのことが好きみたい。
考察
前回#157「夏の海」の続きとなる、おつかれ旅行編の第三弾!
前回ラストが「岸と勝負するよー」というところで終わっていて、「正直こいつの話あまり期待できないなーw」なんて思っていたが、素直に楽しめた。
これぞ三浦先生!
ということで、そんな岸回となった今回#158について考察していきたいと思う!
- #158で判明したこと
- 咲季登場の理由
- 岸の役割
- 次回の展開予想
#158で判明したこと
- 扉絵(センターカラー)
- 10本勝負
- ミサンガが左足にある?
- 推しのペンダント持ちの岸
- おつかれ旅行メンバー内に説明される岸
- 下富高校の美少女奥山さん
- 岸を応援する菖蒲
- 岸じいは元水泳のオリンピック選手
- 今度バドで決着をつける約束をする岸
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
扉絵(センターカラー)
海回のセンターカラーということで、今回千夏の水着姿をお披露目。
スイカは差し入れでもらったものだろうか。
前回#157「夏の海」でも大喜が言っていたが、本編でいまだ未解禁の千夏の水着描写。
ここまで引っ張ればさすがに一度くらいは描写しそうなものだが、果たして・・・
10本勝負
まとめてみた。
№ | 競技名 | 結果 |
1 | ビーチフラッグ | 岸勝利 |
2 | ビーチバレー | ??? |
3 | 潜水 | 岸勝利 |
4 | 砂の城対決 | 大喜勝利 |
5 | スイカ割り | 岸勝利 |
6 | ゴミ拾い | ??? |
7 | 早食い | ??? |
8 | その他① | ??? |
9 | その他② | ??? |
10 | 水泳競争 | – |
⑩までで、4勝4敗1引き分けとのこと。
また、今回の勝負は引き分けとして、今度バドにて決着をつけることになったということで、再戦のフラグを立てた結果となった。
ミサンガが左足にある?
大喜のミサンガは右足についているはずだが、今回#158では左足についているように見えないか?
週刊少年ジャンプ 2024年34号 アオのハコ#158
前回#157では大喜の右足の描写があったが、ミサンガはしっかりある。
可能性として、岸の足とも考えたが、フラッグを取った描写から
左側 岸 大喜 右側
の構図になっていることは確定。
なんだこれ、作画ミス?
今回#158のストーリーに全然関係ないところではあるが、気になったので。
下富高校の美少女奥山さん
消しゴムの件。
なんか奥山さんがキャラがプリントされた消しゴムだから使うの断ったと岸が思っているようだけど、本当にそうか?っていうのが俺の感想。
これ変な話、岸じゃなくて別の男子なら普通に借りていた可能性あると思うんだよね。
要はこれも信頼関係が築けているかでリアクション違ったんじゃないかって俺は思った。
咲季登場の理由
男の気持ちが分からない菖蒲
今回#158の肝となる岸の嫉妬心による理不尽な勝負をなぜわざわざ大喜は乗っているか、そして売られた喧嘩を買う理由について、菖蒲は分からないということでまず説明。
良い言い方すると大喜の人柄の良さになるわけだが、千夏との時間が奪われるリスクを考えると「さすがにそんな勝負乗るメリットなくない?」と俺も思ってしまうところ。
(まあこういうコメディをこうやってツッコむのは野暮というものか!)
ただ、この大喜の人柄の良さにフォーカスさせているのが今回のポイント!
咲季との会話
匡が咲季とTV通話しているところを目撃した菖蒲。
匡「だから夕飯は・・・」のセリフが、普段から家族絡みで咲季と食事していることが伺える。
いくらご近所で今夏休みと言ってもこういう会話聞くと、やはりぐいぐい来てる印象。
それ以外にもこの「普段から会話しています」感出る軽快な会話がこの二人の関係性を物語っていて、第三者目線だとなんだか不快。
ただ、逆に考えると匡が咲季におつかれ旅行の件を話していないことが判明。
ここだけは朗報。
菖蒲の心情
この匡咲季の会話を聞いた後の菖蒲のセリフが「皆にそういうことする。浮いたり沈んだりめんどくさい」で、しっかり恋愛しているカップルに対して嫌悪。
一旦この文節を別けて、それぞれを考察してみたい。
「皆にそういうことする」
匡の優しい言動のことを指しているように思う。
要は、「その優しさ自分だけではないのでは?」ということで、匡の優しさは長所であるが、誰にでも同じように振る舞ってしまうと、菖蒲に対しての特別感が薄れてしまうといった印象を感じた。
浮いたり沈んだりめんどくさい
この言葉を聞いたとき、菖蒲の初登場である#64「親友として」にて言った「軽く恋愛した方が楽しい」を思い出す。
現在の菖蒲というキャラクターはご存じ、匡に好意を寄せており、当時と比べても変化している。
ただ、今回のセリフがこういうテンションの起伏を「めんどくさい」と表現。
ということは、ある意味で昔の考え方に戻ることの示唆になっているのではないかと感じる。
今後の菖蒲
匡を好きになったことにより、初登場時とは違う本当の意味での恋愛を知ったと思われる菖蒲。
なのだが、今回上記のようなセリフが出てきたことを考えると、一度昔の菖蒲に戻りつつ、匡との会話で「昔の考え方は間違っていた」ということを再認識。
そして、「匡のことが好き」ということを菖蒲自身が気付く流れの布石ではないだろうか。
今までの匡菖蒲の姿を見ていると、小さいフラグの積み重ねは多いが現状維持。
そしてなかなか変化していないことを考えると、ここがある意味で良い起爆剤となるのではと感じてしまった。
岸の役割
菖蒲のフラグを立てる目的はあると思うが、それでも今回岸のエピソード自体が良いお話として仕上がっていた印象。
感想でも述べている部分ではあるが、今回のテーマであると思われるので、注目していきたいと思う。
岸の嫉妬心
恋愛、部活に関して自分と同類だったと思っていた人が、最近自分よりうまくいっていたことで、相手を妬むところを描写。
ただ大喜は大喜で去年恋愛部活と悩んでいたんだけどねw
(詳細は#54「水分補給」参照)
だからこそ岸の気持ちを理解できていた可能性もあったかもしれない。
大喜の人柄の良さ
メリットないにも関わらず、岸からのむちゃな勝負を挑まれたことに対し、真面目に挑む大喜。
そして、最終種目である水泳では、岸の外れたペンダントに対して、勝負そっちのけで回収する紳士っぷり。
ただ、それに対し逆ギレし始める岸w
ここの岸が、まさに試合に勝って勝負に負けたって印象。
岸が言いたいこと
「幸せなやつは幸せそうにしてろ」
「なんでそんな言い方なの!?w」なんて思ったりしたが、前のセリフもそうだが、岸らしさが出てるといえばそうか。
このセリフがこの後のセリフに深みを持たせる。
友達と認め合える仲
大喜「いい友達を持った」とあるように、二人の中で絆が生まれた瞬間。
そして別れ際に、大喜とバドで決着をつける約束、針生とまたバドをやる約束を交わす。
「友情」「夕方の海」「別れ際の約束」とまさにアオのハコらしい青春感じる描写がつまっていて、こちらとしては満足。
大喜の笑顔
岸「幸せなやつは幸せそうにしてろ」のセリフを回収するラスト。
大喜の笑顔を見つめる千夏。
そして、最後おそらく渚のセリフになるだろう「幸せだねぇ」
つまり、「岸との関係性について大喜が笑顔になっている=幸せと感じている」ということで、被せているのではないかと思われる。
千夏の心情
冒頭千夏「海楽しそう」のセリフがあったことを考えると、ラストのみんなと海にいる大喜を羨ましそうに見ているのではないかと思う。
次回の展開予想
まあ煽りとして「次回千夏誕生日」となっていたので、これは確定。
それ以降の今後のイベントとして、前回#157の感想でフォロワーさんが言っていた「あっちの準備=先輩たちに向けたサプライズ(プレゼント)」の意見が合ってそうなので、それを踏まえまとめると、
- 千夏の誕生日パーティ(確定)
- 先輩たちへのサプライズ
- 肝試し?
- 手持ち花火?
- 二人きりの誕生日会?
この辺りになるのではないだろうか。
プレゼントってなんだろうねー。
「受験頑張れ」的なアイテムなのか、どうなんだろう?
最後に
さて、まだまだ楽しみポイントが多いおつかれ旅行編。
いくつか展開予想していますので、答え合わせは注目です。
あと今回思ったのが、アオのハコらしさ出てるお話はやっぱり良いですね!
今回みたいなお話はやっぱり好きなので次回も楽しみです。
ということで今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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