あらすじ
観客席にいる猪股家と合流する針生ママと花恋。
そして、いよいよ大喜のIH本戦1回戦の試合が始まろうとしているそんなとき、大喜由紀子の親子の思い出が回想として登場。
大喜が子供のころ、バドを選んだときの会話やバドがうまくいかないときの由紀子とのやり取りが明かされる。
そんな大喜のことをいつも支えてくれる由紀子の誕生日には、労うため温泉券を大喜はプレゼント。
でも由紀子は常に大喜のことを思い、自分の誕生日にも関わらず練習着やスポドリなどを準備。
そして大喜のことを思い、好物だったアイスを我慢していたことが判明。
幼少期の大喜が「大人はアイスを食べない」なんて勘違いするほどに・・・
そんな大喜は試合が終わったら、感謝の気持ちを込めて由紀子の大好物であるアイスを奢ることを胸に刻む。
感想
今回も家族愛がテーマ
前回「恋人との愛」と「家族の愛」を対比させてる印象だったが、家族愛が続投してきた!
いやー俺こういうお話弱いんだよ・・・
でもそれでいい、こういうお話はやっぱり好物。
今回も涙腺緩んだw
由紀子すげえ尽くしてる姿が見れて、こういう親になりたいって改めて思えた。
大喜は大喜で親のことを分かってて、それをしっかり感謝の気持ちとして表現してるのがすげえよかった。
大喜の好感度がこんなに上がるとは思わなかった。
俺も温泉券プレゼントしたいと思ってしまったw
次回センターカラー
またセンターカラー!?
タイトル | カラー |
#154 次回(未) | センターカラー |
#150「最後の花火」 | センターカラー |
#146「お互いさまです」 | センターカラー |
#141「がんばれっ」 | 巻頭カラー |
直近だと#150「最後の花火」でセンターカラー、その前が#146「お互いさまです」でセンターカラーで、さらにその前が#141「がんばれっ」で巻頭カラー。
ひと月で一回もらえるって多くない!?
こんなもん!?
とにかく人気ということで本当にありがとうございます!!
考察
前回#152「大切だからこそ」の続きとなる今回。
まさかの由紀子回が来るなんて思わなかったw
父の日が6/16(日)でパパの話ではなかったけど、家族愛ってことで被せにきたとかあるのかな。
さて、愛情を紹介しつつ、小ネタのような情報を散りばめてきたような印象。
次回つながる要素がどれだけあるか分からないが、今回そういった視点で考察したいと思う。
- #153で判明したこと
- セリフ回し
- 次回の展開
#153で判明したこと
- 初登場の針生ママ
- 今回も応援にくる花恋
- 幼少期の大喜はプチトマトが苦手
- ジュニアのバドチームですでに一緒の匡
- 対戦相手は”福田町”高校
- 由紀子の誕生日(〇月3日)
- 一人で温泉?
- 由紀子はアイスが好物
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
初登場の針生ママ
目元そっくりの針生ママがまさかの登場。
「ご無沙汰」ということで、由紀子とは以前お会いしていた仲らしい。
会ってるってどのタイミング?
実は部活関連で保護者の集まりがあって会っていたとか、男バドの合宿で裏方として手伝いをしていて会っていたとか?
さすがにジュニアのときの知り合いではないと思う。
そうすると針生と大喜が昔からのバド仲間ってことになっちゃうから。
今回も応援にくる花恋
針生ママと一緒に現地到着する花恋。
この二人は顔なじみみたいだけど、由紀子とは初顔合わせ。
由紀子の誕生日(〇月3日)
由紀子の誕生日が解禁!
かと思って調べたんだけど、これ何月なんだ?
3日 赤口(母さんの誕生日)
4日 先勝
10日 先勝
11日 仏滅
ヒントは上記六曜+3日と4日が若干色が薄いことを考えると祝日?
だから5月のGWか?とも思ったんだけど、そもそも上記日付でこの六曜の組み合わせが見当たらない。
作中が2022年で大喜が高2、千夏が全くいないことを考えると、回想の時期は昨年ではなく2020年以前か。
一応2022年~2013年くらいまでさかのぼって調べても、この日付でこの六曜の組み合わせがない。
どういうことなんだ?
一人で温泉?
愛情を意識して描いているのに、誕生日に一人で温泉に行く由紀子。
これ性格なんだと思うんだけど、うちの妻が誕生日に一人で温泉に行くなんて絶対ありえない。
温泉に行く(旦那と一緒に)←誕生日ならこれmust
うちの家はこうしないと大変なことになってしまう・・・
時間が経つと女性も変わるとか思うかもしれないが、俺の感覚だと未来でも一人で行かせるなんて怖すぎて考えられない。
(世の男性陣に聞きたい。この感覚分かる人いるかな?w)
だから可能性としては
・由紀子が一人好きor温泉好き
のどちらかになるかと思う。
まあ由紀子って結構さばさばしてるから「お前(大喜パパ)は来るなよ!」とか言うのかなw
でもそうすると子供に対する愛情は美しく描いてるのに、旦那に対する愛情が雑だなw
といろいろ言ったけど、素直に「久々に一人の自由な時間を満喫したい」ってことでいいような気がする。
セリフ回し
これが三浦流!ってやつなんだろうか!
二つほど気になったので、取り上げていきたい。
「大喜の苦手を倒すところから始めましょう。」
これ#151「こんにちは」で雛が言った「いろんな気持ちに”こんにちは”って挨拶しとくのは悪いことじゃない」のセリフに通ずるところない?
俺今回の由紀子のセリフ読んですぐ思った。
”克服”ではなく、”倒す”って表現は男の子の母親って感じではあるけどね。
”倒す”って表現良いと思った。
プチトマトの対比
大喜 | プチトマト | ビーム |
幼少期 | 食べると力を奪われる | 打てる |
現在 | 食べれるようになった | 打てなくなった |
幼少期はバドの羽について自分が力を与えてるみたいで楽しいけど、プチトマトは嫌いということもあり、力を奪われると比喩。
現在はプチトマト食べられるようになったけど、当時比喩していた”力を奪われる”にかけて、ビームを打てなくなったと表現。
こういう対比もおしゃれ。
次回の展開
大喜の勝敗
予想なんだけど、
親子の思い出の回想をまだ描きたい・・・大喜2回戦進出
親子の思い出の回想は今回で終了・・・大喜1回戦敗退
こうなんじゃないだろうか。
さすがに安直か?
単純に大喜目線の回想を入れるっていうのもあるか。
結局全然分からないんだけど、大喜パパの回想の有無、今後の由紀子の回想の有無の2点を少し考察してみる。
大喜パパの回想
父親との思い出が前回ともに全くないから掘り下げられる可能性もあるんだろうけど、そもそも大喜の部活面のサポートは断然由紀子になるから、大喜パパとのエピソードならここではないと思う。
さすがに積み重ねが全くなかったのに、いきなり来るのは違和感かなって。
由紀子の回想
引き続きあるかどうか、これ次第で大喜の勝敗が決まると言っても過言ではない!
ただ、あってもあと1エピソードくらいだろうか・・・
いくらお話を作るのがうまい三浦先生だからって同じような家族愛、特に今回と同じような”母親に対する感謝”を今回、次回と連続で描写するってのは取らないんじゃないだろうか。
特にこの作品の持ち味である、テンポの良さを考えるなら引っ張らないんじゃないだろうかなんて思う。
結論
①由紀子の回想があるならあと1エピソード?
②大喜目線の幼少期などの回想が登場の可能性
この辺りを描写するのであれば、大喜が2回戦って可能性はあるんじゃないだろうかとも思う。
ただ次回①or②をお披露目して敗退って可能性も普通にあるんだよな・・・
やっぱり結局は分からないんだけど、それでも俺は「大喜2回戦進出!」にベットしたいと思う!
だから頑張ってくれ!
針生の回想
今回針生ママの登場で、今回の大会で針生が掘り下げられるのは確定と言っていいのではないだろう。
しかも花恋もいて、針生ママとはすでに顔なじみ。
ここに意味を持たせているのなら、回想で二人が「こんにちは」描写があるんじゃないだろうかって思う。
特に、針生ママが登場ということで、前回も載せた”#40「かっこいいのは」で、針生のバド始めたきっかけの伏線回収(回収してないよね!?)”が描写される可能性が上がったのでは?
他に、今回大喜由紀子の家族愛があったわけだが、同じ構図の同じ展開にはしないはずなので、どういう風に描くかは楽しみなところ。
最後に
大喜由紀子の家族愛が熱い!って内容になっていますが、やはり気になるところとしては大喜の勝敗ではないでしょうか。
次回センターカラーということもあり、どういう1枚になっているかも楽しみなところです。
ということで次回を楽しみにしつつ、今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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