あらすじ
同級生たちがさらに集まって戸惑う千夏。
その姿を遠くから見ていた大喜は同級生の友達との思い出も大切にするよう伝える。
そんなとき、同級生の田嶋さんのネックレスが紛失したとのことでみんなで捜索する流れとなる。
一方、一人でいる大喜を発見するあかり御一行。
そんな大喜は一人、的あてで時間を潰すことを決める。
時間が過ぎ、ネックレスの捜索が難航するも、千夏の一声もあり、継続してみんなで頑張ることに。
そんな千夏の優しさに心惹かれる男子の姿が・・・
そして、大喜の元にはあかり御一行が・・・
感想
いやーーーー!!すごい回だったね!
情報量がものすごい。
でもまずここから言いたい。
掲載順位
ここ最近掲載順位高い位置キープしすぎじゃない?
今回なんて巻頭の次だよ?ヒロアカの前だよ?
いや、俺はいつもホント楽しく読んでるし順位高いと嬉しいよ?
だけど、ヒロアカとか呪術廻戦とかカグラバチとか今めちゃめちゃ盛り上がってるバトル漫画に対抗してるんだよ?
ジャンプのラブストーリー作品が!
来週センターカラーで大人気御礼って煽りあるんだから本当にすごいことだと思う。
ラストシーン
うおおおーーー!!!
この展開まったく考えてなかった!
激熱展開すぎる!!
前千夏が言った「他の人に言わないようにしよう」の考えを改めてきた!
ということは千夏パパから逃げず、戦う道を選んだということ!
これは考察し甲斐がある!
考察
前回#148「別れてなきゃ」から続く花火大会編の第4話。
前回予想した通り今回は大喜サイドがメインのお話。
というか千夏から見た大喜の優しさについて今回描写してきた印象。
そんな今回のテーマは”優しさ”であるとみた。
そこから大喜千夏の今後の方針についてつなげたようにも思う。
そう考えると今回重要描写多くね?w
というわけで今回#149を考察していきたいと思う。
- #149で判明したこと
- 優しさ
- 繋がる手と手
- 今後の展開
#149で判明したこと
- モブキャラの名前解禁
- 千夏が思う大喜の優しさ
- モブ男子による告白未遂
- 田嶋さんのネックレスは西田が発見
- あかりの気持ちを大喜がなんとなく把握
- 大喜に対してのあかりの気持ち
- 付き合っていることが公に!?
- 大喜の右手を描写していない
- あかりのリアクション
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
モブキャラの名前解禁
加藤・・・名前のみ
田嶋・・・今回ネックレスを落とした女子。彼氏と遠距離恋愛中。千夏にも苗字呼び捨て。
結月(ゆづき)ちゃん・・・あかりの部活仲間その1。あかりといる短髪の子が今回解禁。
今回流れで千夏に告白しかけたモブ男子には名前を与えられず・・・
今後彼に出番はあるのか否か。
大喜に対してのあかりの気持ち
作中にて現在のあかりの気持ちが登場。
- かっこいいって言ったのは、バドミントン上手い人はかっこいいと思ってるため
- 兵藤さんの試合映像をあげたのは、大喜の勉強になると思ったため
- 朝練早く行ったりしたのは、自分もうまくなりたいため
「恋愛とは違い、憧れ」
#147「ひみつのお相手」で考察していた”恋愛の好きではない可能性”説が少し近づいたのではないだろうか。
ただ今回見てもまだ「憧れと言いつつ実は好き」を否めない。
しかも#147「ひみつのお相手」が載った当初に鋭い方がおっしゃっていたが、あかりが「猪股先輩」から「大喜先輩」呼びになっていて、今回内心だが名前呼びのままになっていることを考えるとひっくり返る可能性まだあるようにも思う。
ここについては今後さらに掘り下げてもらうのを待つしかないとは思うが、晴人との裏テーマが共通して「憧れの先輩がいる」になることに期待!
大喜の右手を描写していない
途中から手元見えてないんだけど、これおそらく右手は的あてでもらった”バスケットシュート”って景品を持っているんだと思う。
見栄え的な意味でかっこ悪いから描いていないのか、それとも何か意味があるのか。
いや深い意味は特になさそうだなw
あかりのリアクション
ラストシーンの大喜千夏を見たときのあかりのリアクション。
これが大喜に対する気持ちのヒントになると思う。
表情は嫉妬ではなく、ただの驚きのように見える。
優しさ
リレー
今回の作中ではとにかく”優しさ”のリレーが勃発している
①大喜「同級生との思い出大事!」→②西田「みんなでネックレス探そう!」→③あかり「こっち(大喜先輩の方)見ないで!」→④大喜「千夏先輩これ(バスケのおもちゃ?)で一緒に遊んだら喜んでくれるかな!」→⑤田嶋「遠距離恋愛の彼の代わりにつけてきた!」→⑥千夏「気にしないで、私も手伝うよ!」
キャラは違えど、明らかに意識して描写していると思う。
そして、今回のリレーから千夏が思う大喜の優しさについて描写されているので、そこについて掘り下げていきたいと思う。
千夏が思う大喜の優しさ
千夏の意見「優しいことをされると嬉しい気持ちになれる」とのセリフ。
大喜がやってくれた優しさのバリエーションとして
①2年のIH本戦でシュートを外して元気ないときに一緒に海に行ってくれた。
②夢佳と険悪のとき、仲を取り待とうと必死にウィンターカップのチケットを準備してくれた。
③3年のIH県予選で自分のケガによって負けたとき、おぶって川に連れてってくれた。
を思い出し、自分もそのおかげで優しさの手札が増えたと表現。
作中でも自分より優しい人と表現していることもあり、千夏が思う大喜の優しさと魅力について描写されていると感じた。
個人的にもここの部分については感心していて、「自分の愛する人にも同じように優しくしたい」と思わせるそんないいシーンだったと感じた。
繋がる手と手
千夏の気付き
千夏に告白しかけたモブ男子のセリフにより、千夏が気付いたこと。
それは「自分たちが付き合っていることを周りに言わないことで、相手にチャンスがあるかもと思わせてしまうこと」ではないだろうか。
交際を秘密にすることのデメリットとして、まず思いつくところではある。
次に、注目したい描写として
千夏「自分より優しい人を知ってる」に対し、モブ男子に「ご家族とかかな」と内心だがあえて言わせていること。→結果ぽっと出にも関わらず告白まで言わせた
と、意味あってここまで描写したと考えて良いと思う。
また、先生目線としても、このキャラ以外にも、今回のお話でも登場した、あかり結月などの部活仲間を大喜にぶつけたことで「付き合っていることを隠している弊害」を読者に意識させにいっているように感じた。
千夏の覚悟
#130「拝借します」で話した、千夏パパとの約束でもある「親と別々の生活をしてでも日本に残っていることから、目標達成のために頑張らないといけない」ということを思い出す。
だがそれでも、#141「がんばれっ」で言ってしまった「大喜がんばれっ」の応援や#148「別れてなきゃ」でデートにも関わらず、大喜と目線が合わせられないことや手を繋げないことなど、自分の感情を抑えられなくなっていることも事実。
#126「俺たちのタイミングで」で「付き合っていることを隠していく」と言った千夏だが、ここで考えを改めたと言えると思う。
そうなると大喜が言った”俺たちのタイミング”はここになる。
だが、忘れてはいけないのが、アオハコラスボス級である千夏パパと戦う道を選ぶことを意味する。
俺はてっきり「隠してたけどぼろが出て、結果バレて大荒れになる」って展開思ってたけど、これはこっちから仕掛ける展開だな。
待ちではなく、攻めに行く格好がまさに少年誌の王道というやつだろうか。
でもそういう攻めの姿勢はやっぱり印象はよさそうだね。
読者にも分かりやすい共通した悪者を倒すって展開なら、こっちも応援しやすいだろうし。
その辺りさすが三浦先生な気がするわ。
ごめん遅くなって・・・
ラストのコマ。
これも別の鋭い方が早い時間から気付かれていまして、
#61「予定があるんだ」で文化祭回の待ち合わせていた大喜の手を千夏がこのセリフを言いながら腕を掴んでいるが、この構図と今回を対比させていると思われる。
激熱です!
そして、今回のセリフの意味が単純に大喜と合流する時間のこと以外にも「ごめん(こうやって手を握るのが)遅くなって」のダブルミーニングになっていると思ったら、一層激熱じゃないですか!?
今後の展開
大喜サイド
予想だが、今回の大喜サイドではここまで描写するのが目的の一つになっていたのではないだろうか。
かなりきれいに収まっていると思うし、付き合っていることを解禁するって展開はいずれ来るとは思ってたから。
だがしかし、二人が付き合っていることを公にすることを決意していることを考えると、そろそろラスボスとの対決が近いか。
いやー絶対無理じゃん、今のままならw
その辺りの展開どうするのか。
匡サイド
今度は匡サイドのターンで次回はセンターカラー。
いきなり匡サイドからスタートでもいいとは思うし、#148「別れてなきゃ」でもいいところで終わっていたところを考えても、期待大といったところ。
次回、匡菖蒲咲季の関係に決着がつくのかどうなのか。
そして、次回で花火大会編のフィナーレを迎えてしまうのか。
残念ながらゆめちゃん再登場はさすがにもう難しいか・・・w
でも今回針生花恋も出てないんだよな。
あと雛にもう少しスポット当ててもいいと思うんだよね。
そうすると次回花火大会編終了はなさそうか?
最後に
いやー今回さすがに疲れましたわw
月曜休みにしていたけど、仕事が忙しくてブログのスタートが完全に遅くなってしまいました。
しかも情報量が多いことw
でも今回も熱い内容だったので頑張ってしまいましたw
次回センターカラーということもあり、楽しみにしつつも今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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