あらすじ
去年同様に、夏休み直前ということで、期末試験の勉強に励む大喜雛匡。
そんな中、三人で図書室へ足を運ぶと、テスト勉強をする針生西田の姿が、そして席は違ったが千夏の姿も。
3年生は卒業に向かっていることを改めて感じる大喜。
一方、休憩のため席を外す雛だが、自販機の前のテーブルに晴人の姿を見つける。
場面は代わり、家に帰ってきた大喜は引き続き勉強をするのだが、そこには千夏の姿もあり!
感想
率直な意見としては、雛と晴人が本格的にフラグ立てにきたのが印象的。
晴人の設定をしっかり考察できていれば、選手として強者である雛を認める、尊敬するような今回の展開を予想できたよなー
こういうところをしっかり決められるような考察者になりたいところ。
あとは最後。
帰宅した大喜が千夏と一緒のテーブルで勉強している描写。
千夏の進路について尋ねた大喜だが、そのリアクションはどこか寂しそう。
それを察した千夏がテキストの文字を指して、「花火大会一緒に行こう」と表現。
こういうやり取り最高にいい!
IH県予選のお話が終わった後ということで、箸休め回かと思いきやそこはしっかりと楽しませてもらえたそんな今回。
さすが三浦先生!
考察
さて、前回ほど情報量は多いわけではないが、前回のように情報整理しつつ、今回も考察していきたいと思う。
- #145で判明したこと
- 雛晴人の組み合わせ
- 次回の展開
#145で判明したこと
- 勉学の単語多め回?
- 現在は6月下旬?
- 今年の花火大会は7/30(土)
- 針生の成績がトップ
- モブ「花火大会に浴衣を着ていこう」に雛スルー
- 雛晴人のフラグ立て
- 千夏の大学は推薦で秋に面接
大きなトピックは後述するとして、小さいトピックをいくつか軽く考察していきたい。
勉学の単語多め回?
去年でもあったようなIHが終わり、夏休み前の期末テスト対策の勉強をする時期。
英単語に苦戦する大喜雛の描写からも#25「お疲れ様」を思い出す。
というか扉絵を見て改めて思ったが、大喜雛匡の3人組って学生らしくていいよなー。
匡の眼鏡をかけてる雛可愛い。(ってか男子の眼鏡かける女子って結構攻めてるよな実際)
さて、テスト直前回ということもあり、意図的なのか熟語が多いように感じた。
- 三人寄れば”もんじゅのちえ”!?←意図的にひらがなで表現
- 文武両道
- 短期は損気
- 七転八起
- 不撓不屈
その中でもやはりこれ!
ふとう-ふくつ【不撓不屈】
goo辞書 不撓不屈 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B8%8D%E6%92%93%E4%B8%8D%E5%B1%88/
座右の銘としても名高い”不撓不屈”の精神で、目標持って皆さん頑張っていきましょう!
現在は6月下旬?
現在の時期を考察。
便利コム 2022年(令和4年)カレンダー https://www.benri.com/calendar/2022.html
大喜のIH県予選が6/17(金)、6/18(土)?頃だと思う。
(今年のIH県予選のスケジュールって出てたっけ?去年のデータだと#19「荷物お運びします」参照)
世間の学校スケジュールを参考にすると
7/1頃~期末試験
7/10頃~補習
7/20頃~夏休み開始
7/30 花火大会
7/1に期末試験だと仮定すると、試験1週間前の勉強期間が今回のお話だとしたら、現在は6/24(金)頃。
そしてここで忘れてはいけないのが、千夏のケガの治り具合。
夢佳戦が6/11(土)頃?だとして、重度のねんざだと3週間ほどだと思われるので、この時期だったとしたら、だいぶ治っていると思われる。
針生の成績がトップ
西田が勉強できなさそうなのはなんとなく思っていたが、針生がかなり学力が高いことは今回より判明。
針生の進路についてなかなか解禁にならないのもやはり何か意味ありそうではある。
モブ「花火大会に浴衣を着ていこう」に雛スルー
地味ではあるが、先生がモブにあえてこのセリフを言わせていることに対し、雛はスルー。
以前であれば、雛は絶対このセリフを拾っているところを考えると、今回の雛は浴衣について「興味なし=浴衣着ない」ということの示唆?
逆に、千夏が花火大会楽しみにしているところを考えると、今回は雛→Tシャツ 千夏→浴衣って組み合わせで、去年とは逆のパターンになると予想。
雛晴人の組み合わせ
#124「喜ばしいこと」とか#127「震えるね」で雛晴人の絡みが「晴人のデリカシーのない発言に雛が切れる」って流れが2回くらいあって、これがあったからなのか、晴人が選手として雛を認めることをきっかけに関係性に変化をもたらす可能性なんて考えに全然行きつかなかった。
晴人としては兄柊二を倒すことを第一に考えているキャラだから、新体操だけどトップ選手である雛に興味湧くに決まっているし、選手として雛をより引き立てることができるキャラとしても他と差別化できる。
雛目線で見ても今までにない一面を描写させることができそうだと思われる。
現時点の描写を見ると晴人が雛のことを好きになる雰囲気は全然ないんだけど、今後少しずつ二人の関係が変わってくるかもしれない、そんなことを思わせる回だった。
今のところ、晴人が雛のことを尊敬するようになったって感じだと思うから、今後も会話する機会が増えていくと思うし、結果としてどっちかが好きになるにしてももっと先だと思うんだけど、きっかけとしては晴人「やっぱり強ぇ」ってセリフだけでホント十分。
逆にあの晴人がこうやって認めてる女子って他にいますか?って話。
前回#144「上書きしよっか」で指摘してるんだけど、このままだと雛のキャラクターが作品として弱くなるのでは?と危惧していた。
ただ、今回フラグが立ったと思うと一気に注目の組み合わせになったと思っている。
晴人の設定
キャラの設定をしっかり考察することで今回の展開を読めた可能性あったかもなんて個人的には思ってしまったり。
そこで今回改めて考えていたのが、晴人が”遊佐柊二の弟”である設定。
晴人の野望が”打倒兄柊二”であるのは絶対だから、今回の雛のように晴人が他のキャラクターとの交流が生まれるとしたら、きっかけは兄絡みの可能性は高そうとも思った。
逆に言うと今のところ晴人ってそれ以外に一切興味ないキャラの可能性すらあるように思うからこのままだと他とコミュニケーションなんてあるか?
そう考えると属性があまりにも偏りすぎてこの作品のメインテーマの青春ラブストーリーに入れにくくなる。
だから、もしかしたらこれから雛がきっかけで晴人ってキャラが成長していったり。
大喜のおかげもあるんだろうけど、そもそもこれでも初登場よりだいぶ丸くなってるんだよな晴人ってw
こういう最初はだめだめキャラが少しずつ成長していって立派な人柄に仕上がるっていうのは個人的に好物だったりする。
もしこの組み合わせでそうなったら、個人的には雛も晴人も好感度爆上がりになりそうで今後がより楽しみではある。
そういった意味でも物語が面白くなるかどうかは、雛様の腕の見せ所ですよ!
次回の展開
作中の時期を考慮すると、さすがに次回いきなり「花火大会!」なんてことはないとはまず思う。
期末試験開始→結果こうだったー!くらいは尺とっても良いと思うし。
これで大喜補習だったら・・・
さて、もう少し先のお話になるとは思うのだが、今回の花火大会は大喜千夏の二人で楽しみそうな空気。
去年の花火大会では大喜は最初雛と回っていたからな。
飽きさせない意味でも去年と同じ展開にならないようにしないといけないから、そこはしっかり考えてきてるなー。
では、問題はどうやって二人でデートするか。
いろいろと課題がありそうだが、果たして。
最後に
今回も随分と時間かかった気がしますが、今回の考察はここまでです。
最後までご拝読ありがとうございました。
次回もぜひよろしくお願いします!
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