あらすじ
針生より明日ダブルスがあることが判明。
その後、IH出場を決めた大喜に千夏は激励し、自分のことのように歓喜。
そして後日、体育館では針生西田ペアが優勝し、IH出場を決めたことが判明。
雛も無事IH出場を決め、IH本戦と共に夏休みのイベントも楽しみたいと発言。
そんな熱い夏が少しずつ近づいてくる。
考察
いやー率直に。
針生「まだ明日ダブルスあるから」
俺「うおーやっぱりダブルあるじゃん!」
針生「西田とな!」
俺「えーなんでえええ!!」
西田には申し訳ないけど、お前じゃないんだよ!大喜針生ペアが見たいんだよ!
初見だとそんな印象が強かった今回#144。
千夏と大喜のIH県予選はこれにて終幕。
意外と終わりはあっけない物で、展開が早いのはいつも通りか。
ただ、情報量はとても多かったとも思う。
おさらいしつつ、今後の展開予想を考えていきたい。
- #144で判明したこと
- ミサンガの役割はまだ終わっていない?
#144で判明したこと
- 大喜は匡とペアを組んでいた
- ダブルスのIH県予選は針生西田ペアが優勝(IH出場)、遊佐ペアが準優勝
- 針生に二人の事情が知られていることを大喜も自覚
- 恋人つなぎはまだしない
- 切れていないミサンガ
- 菖蒲の中での遊佐修二の存在
- 雛IH出場
- 夏イベントに①海②プール③スイカ割り④肝試し⑤花火大会を採用の可能性
- 雛は大喜のことを吹っ切れている?
- 今年の夏は菖蒲雛にいなで楽しむ可能性
- あかりの友達が大喜千夏の関係性を疑っている(それを見たあかりは?)
読んでみたところ分かっただけでもこれだけの量。
展開が早いだけのことはある。
大きいトピックは後述で展開予想するとして、いくつかは拾っていきたい。
大喜は匡とペアを組んでいた
あえて匡と組ませてくるとは思わなかった。
ただ、よくよく考えると今回の人選については
大喜→シングルスのみIH出場、針生→ダブルスのみIH出場
で物語のバランスとしては結構ありかもしれないと読んでて思ってしまった。
針生か大喜がシングルダブルどっちもIH出場っていうのもさすがにご都合すぎかなって。
実際西田をそのまま残すことで、菖蒲も言うようにムードメーカーでメンツ的にアクセントになりそうだし。
でもね、大喜針生ペア本当に見たかった。
逆に、針生と組んだホントに最後の試合が今後あるとして、そのために取っていたと思ったら激熱展開!
針生に二人の事情が知られていることを大喜も自覚
#124「喜ばしいこと」時点で二人の関係性について針生が千夏に伝えていたわけだが、今回のタイミングでバレていることを大喜にも自覚させてきた。
ここで意味することとしては、千夏との関係性について針生と話せる流れを作りたかったためと言っていいだろう。
実際使われるかは不明だが、例えば、大喜が針生に相談する、針生が大喜にアドバイスするなどの流れをナチュラルにするための今後の伏線で描写するのではないかと思ってしまう。
恋人つなぎはまだしない
久々ということなのか手をつないでいる演出をしっかり描写。
だがしかし!この二人は恋人つなぎをまだしない!
これも今後のとっておきのところにとってあるって感じかな。
大喜はもちろんだけど、千夏が本当に嬉しそうでよかった。
物語の都合上、やっぱり千夏にはここで負けてもらうしかなかったと思うわけだが、大喜が結果出したこともあって、千夏の心救われたかな。
雛は大喜のことを吹っ切れている?
久々登場の雛はというと無事IH出場を果たしているという。
そして、この雛の描写を見るに大喜のことは吹っ切れているように見える。
そうすると今後の雛の立ち位置はどうなってくるのか。
大喜の親友だけだとキャラとして弱くないか?
そうなるとこの夏で新たな恋の予感?
今年は晴人がいて、遊佐柊二へのつてがある。
そしていまだに心の中では遊佐柊二のことをどことなく気にする菖蒲。
そして”きょーざめ”の匡も参戦するとしたらかなり面白そうな構図ではある。
そう思うとこっちサイドの恋愛模様にも注目していきたい。
あかりの友達が大喜千夏の関係性を疑っている
#141「がんばれっ」で言った「大喜っがんばれ」の応援の弊害。
あかりの部活仲間の子が疑っている。
こんな簡単にはいかなかったか。
さてこれが今後の伏線となりそうな予感ではある。
そしてあかりの視線には千夏の姿。
これは何を意味する?
これ部活仲間の子のセリフが心の声になっていて、あかりには聞こえていないことを踏まえ、まとめるとこんな感じ。
部活仲間の子が何か考え込んでいることに気づくあかり。
その視線には千夏の姿がある。
<ここで終了>
あかりの心情が今のところまだ読み取れないな。
とりあえずあかりは二人の関係性についてはやはり察していそうな雰囲気ではあるんだよなー。
前回同様「大気圏!」とか適当なことをまた言うのかはお楽しみ。
ミサンガの役割はまだ終わっていない?
さて、#141「がんばれっ」で久々登場したミサンガ。
感極まって「ミサンガ切れた!?」と思うも前回#143「デコピン」などの描写から考えると「もしかしたら切れていない?」と疑問に思っていたが、ここでしっかり公言。
答えは「切れていませんでいた!」
ということはこの伏線はまだ続いている。
正直今回のエピソードで切れてしまってもよかったと思うのだが、あえてそれをせず次回にお預け。
じゃあ一体いつ切れることになるんだ?
そして、それについて「上書きしよっか」ということで新たな願掛けをする千夏。
サブタイにもなっていることを考えても、千夏のこのセリフを言わせるためにミサンガ切れるのはお預けになった?
そして、セリフの最後には「(略)なるべく健康に なるべく後悔を残さず 次の朝を迎えられますように」
”朝”の言葉
このアオのハコという作品は”朝”という言葉がキーワードになっているようにも思う。
- #1「千夏先輩」では「毎朝会いたい人がいる」と言って朝練に行く大喜のセリフ
- #101「今日も」では「朝1番にあなたに会いたいと思ってしまいます」という千夏のおじいちゃんのセリフ
この対比については有名な話で、ファンの中でも好きな名言という人も多いのではないだろうか。
その二つの共通ワードは”朝”で、今回の千夏のセリフにも”朝”を採用している。
今後の展開予想
上記の件を参考にすると
大喜「毎朝会いたい人がいる」→千夏に対する想い
千夏おじ「朝1番にあなたに会いたいと思ってしまいます」→千夏おばに対する想い
⇓
千夏「次の朝を迎えられますように」→大喜に対する願い
大喜おば「?????」→大喜おじに対する願い
そう考えると、今後のお話のセリフが今回の千夏のセリフの”朝”と対比させる伏線になっているのではないかと予想。
上記を考えると登場人物には、今度は大喜の祖父母が登場?
(理由は不明だけど、そもそも大喜のおばあちゃんって出て行ったんじゃなかったっけ・・・?)
そのときのお話に大喜のミサンガが切れるって内容がドンピシャに来れば、ある意味きれいではあるんだけど、上記の組み合わせを考えると、このミサンガが切れる話に結びつくような展開予想を現状思いつかない・・・。
まあここが今後の考察の課題になるだろうか。
「健康」を採用した理由
あと気になるのは今回の千夏のセリフに「健康」という言葉が使われていること。
確かに恋人を思いやり「健康」はもちろん分かるけど、大喜の部活の目標を思っているときにあえて「健康」って表現使うか?
「健康」ではなく、「ケガなく」とか「安全に」とかの方がセリフとしては自然では?
そうなると思ってしまうのは大喜の今後の病気への示唆・・・
「健康」ときて「次の朝」ってセリフがくると少し怖い。
たださすがにこの作品でそういう展開はないとは思うのだが、あくまで気になった点として。
それかこれが上記の展開のヒントとなるだろうか・・・
最後に
さて、情報量がとにかく多かった今回#144。
「今後どこで大喜のミサンガが切れるか」「物語としての千夏のセリフの本当の意味」が伏線になっていると予想しましたがいかがだったでしょうか。
ここについては今後も注目していきたいトピックかと思います。
また、煽り文にもあるように、物語は少しずつ夏休みへと近づいてきているようです。
今後のイベントから繰り広げられるお話を楽しみにしつつ今回の考察はここまでにしたいと思います。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました!
コメント