あらすじ
バドのインターハイ県予選当日。
大喜たち栄明のメンバーが会場に到着する中、宿敵佐知川も注目されながら現地到着。
そして、試合が始まりだしたころ、少し遅れて千夏と花恋も会場に着き、菖蒲たちと合流。
間もなく、大喜の一回戦の試合がスタート。
考察
ついに大喜たちのIH予選が開幕!
ところどころに昨年の大会時を思い出すような懐かしさ感じる描写を入れてきたり、ユーモアあふれるあかりの妄想描写を入れたり、はたまたシリアスな大喜の初戦となる試合描写を入れてきたりと、緩急ある今回#137話。
そんな見どころ3選を交えながらこれからの物語の展開予想を考察していきたいと思う。
- 思い出す昨年大会
- あかりの脳内
- 初戦
- 今後の展開予想
思い出す昨年大会
三浦先生から「大喜が1年生のときのIH予選を思い出してねー」と言われているかのような描写が多々。
①②③ともに、懐かしさを感じるところではあるが、今回②のようなおっちょこちょいなところを見るともう大喜が緊張しているからではなく、元々こういう性格なのではとさえ思ってしまうw
全然変わってないぞってw
でも、意図としては大喜が澄ましている顔をしているが、実は緊張しているということを表現しているんだろうとは思う。
そして感心したのは③。
今考えれば「一本!」の掛け声は今後応援するときの伏線だと展開読めそうではあったが、最近読み直していたにも関わらず、これを伏線として回収してくるとは思いもしなかった。
というのも、千夏が「大喜一本!」と可愛いこと言って、大喜と読者にサービスしているとしか思っていなかったから、これはいい意味で期待を裏切ってきたと感じた。
あかりの脳内
前回#136「ファイト栄明」で、花恋と一緒に大喜の応援に行くって言ってて、そのときはあまり思いもしなかったが、よく考えてみれば何も知らないバド部の中に千夏一人行くっていうのはできないよな。
そうなると花恋と一緒っていうのが当たり障りないし、こういうところもしっかり設定が活かされていると感じた。
そんなことを思いながら読み進めていたんだけど、それでもサブタイが「おんぶの人」ってなってたから「これ、あかりが千夏の姿を見て何かに気づくのでは!?」なんて思ったりしたが、そんなことは全くなかった・・・
あかり!いくらなんでも頭お花畑すぎるだろw
でもこれがあの兵藤さんの妹です、この天然は兄譲りだから仕方ないですよねー
わざわざこれに2ページ使っていることに意外性を感じたのだが、やはりこういうギャグ描写は個人的には大いにあり。
笑わせてもらいました。
初戦
さて、今まで大喜の試合はほとんど描写してこなかったが、ここで初戦を描写。
(描写してこない理由について#23「絶対入れる」で考察)
すごく淡々とやっていて、クールでかっこいい印象。
以前だったら試合中もっと声出したりしていそうだけど、逆にこれは余裕の表れ?
そして、今までで違うのは今回は応援に千夏がいること。
千夏の応援にも熱が入りつつ、祈るように大喜の試合を見つめる姿は、こちらにも緊張感が伝わってくる。
この大喜のプレイする姿とそれを見て応援する千夏の姿を一緒に描写したかったために、今まで大喜の試合をほとんど描写してこなかったのではないかと思えてくる。
そう考えるとなおさら#133「なんで…?」で千夏がIH予選で敗退したことは必然だったと思ってしまう。
ということで、千夏のIH県予選のときもそうだったけど、今回の大喜の県予選もしっかり尺使って描いてくれると思われる。
今回のラストでは、花恋のナレーションと針生の姿になっているが、今大会に臨む強い気持ちがひしひしと伝わってくるので、針生についてもしっかり描かれることを楽しみにしたいと思う。
今後の展開予想
シングルスでIH出場できる枠は2名
冒頭説明が入って、遊佐柊二、針生、大喜の3名のカットを描写。
普通に考えれば、この3人のうち2人がIH出場になるって示唆に見える。
しかもこの作品はスポーツ漫画ではなく、ラブコメ漫画なので、今更全然掘り下げていないキャラが勝ちをもぎ取っても面白くないし、その展開はないと思う。
となるとこの3名のうち2名で決まり!ってことになる・・・のだがここで思い出したのが、#126「俺たちのタイミングで」で登場する針生の「足元掬われるぞ」というセリフ。
普通に考えれば、体育祭のリレーの話だと思うのだが、針生の「IH俺たち2人で行くぞ」のセリフも相まって大喜に対して言った「足元掬われるぞ」のセリフが今後の展開の示唆になっていると予想していた。
それを回収するとしたら、ここで思わぬダークホースの登場というのも考えられるのではないかと思うが、どうだろうか。
めちゃめちゃ強い佐知川の1年ルーキーって肩書でもインパクトあると思うし。
シングルスが先?
昨年だとダブルスが先、シングルスが後となっていた。
少し調べてみたのだが、一般的に”学校対抗(いわゆる団体戦)”→”ダブルス”→”シングルス”の順で試合を行うと思われる。(全然違う話だけど、作中に団体戦あってもいいよね!?)
これに何かヒントがあるのではないかと思うので、考察してみたいと思う。
- ダブルスを描写しない可能性
- ダブルスは後に描写する可能性
ダブルスを描写しない可能性
まさかダブルスが完全スルーってことはないと思う。
その理由としては#126「俺たちのタイミングで」の体育祭で針生が言った「IH俺たち2人で行くぞ」というセリフは大喜とダブルスで勝ちに行くって意味だと予想しているので、このセリフの伏線の回収ということを考えるとダブルスを描写は必須になる。
ダブルスは後に描写する可能性
美味しいものは最後まで取っておく!
なかなかダブルスについて描写していなかったことに違和感はあったんだけど、つまりはそういうこと!
物語の進行の都合で入れ替えている説を推したい。
今回やはり大喜・針生でペアを組んでいて、佐知川の遊佐柊二・シングルスでも活躍したルーキーペアになんとか勝利することができ、IH出場決定!って流れだったら熱くない!?
メタ的に考えていくと、大喜はシングルスでIH出場できず、夢を叶える上で崖っぷち感ある状態で、針生とペアを組んだダブルスに最後の望みをかけて挑む!って展開だったら緊張感もあって燃えそうだよね。
ということでいきなりだけど、今回のIH県予選の結果予想!
シングルス優勝 佐知川ルーキー(新キャラ) IH出場
シングルス準優勝 針生 IH出場
シングルス 3位タイ 大喜、遊佐柊二
ダブルス 優勝 大喜・針生ペア IH出場
ダブルス 準優勝 遊佐柊二・佐知川ルーキー(新キャラ)
いやーまだ登場すらしていないキャラを交えて、予想するとか大丈夫だろうかw
途中妄想いけいけで書いてしまったw
だけど、とにかく熱い展開になってもらえることを望んでいることは事実なので今後の答え合わせもぜひ楽しみに待ちたいところである。
ということで今回はここまで。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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