【初見読み】アオのハコ #135そんなことないです【考察】

アオのハコ_初見#135 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#135の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

最新コミック14巻、3月4日(月)発売!

あらすじ

千夏のインターハイ出場できなかった悔しさが爆発!

そして大喜は・・・!?

一方、大会前の買い出しにドラックストアに足を運ぶ匡と菖蒲。

そこに偶然出くわす匡の家族。

匡の弟である良は人見知りで菖蒲のことを警戒していたのだが、そこに一人の女性が近付いてくる。

考察

#130「拝借します」から続いていた千夏回もこれにて終幕。

「ケガなんかして」と千夏は言っているが、こればっかりはしょうがないし、「全部無駄になっちゃった」と言っているが、その経験は絶対無駄じゃないと思う。

こういう終わり方は本当に不運だね・・・嫌だなこんなの・・・

あと、新たなお話として、前々よりフラグを立ててきた匡菖蒲ペアが今回登場。

そして、なんと以前回想で登場していた匡の好きな人の咲季(サキ)がここで解禁。

そんな二本立てとなった今回#135を考察していきたいと思う。

ピックアップ
  1. 千夏を敗北させた意図
  2. 咲季の登場

千夏を敗北させた意図

結局ここ。

先生がインターハイを目標にしていた千夏をここで敗北させてまで描きたかったことが今回ヒントとして隠されていると思う

前回の展開予想

前回#134「乗ってください」で次回の展開考察していたが「大喜から励ましの言葉はあるか、それともなしで新章行くのか」についてだけど、これどうなんだ?

#134で千夏のお話は終わりではないと予想していたからそこは合っていたが、励ましの言葉があったかというと励ました言葉が「そんなことないです」のみ。

皆さん!実は大喜からの言葉は「そんなことないです、そんなこと」しか言っていないんです!

今回「どんなかっこいい言葉を言うんだろうなー」と期待していた俺としては「それしか言わないんかい!」と思わずツッコんでしまったw

正直もっと声掛けると思っていただけに意外といえば意外。

これについては励ましの言葉とは言えないんじゃないだろうか。

ということで半分正解半分不正解と言ったところだろうか。

そして、今回の一連の描写の意図として私の見解をまとめてみたいと思う。

まとめ
  • 部長としての自覚が高いこともあり、大人びた印象の千夏にとって、大喜から言葉で励ましてもらうより今回のような場所の提供、肩を抱くというようなシンプルな行動によるフォローの方が二人のキャラクターから見ても妥当。
  • 以前先輩として大喜のことを応援して励ました千夏、今回は恋人として千夏のことを肩を抱き寄せた大喜という対比させた構図。

前回の内容を手直しして載せたが、こんな感じということだろうか。

大喜の決意

千夏には多くの言葉を語らず、大喜の表情のコマをアップにする描写が、川でのシーンのラストになるわけだが、先生としては千夏が敗北したときの大喜をやはり描きたかったのではないだろうか。

ちなみに、ここの演出について、知識が拙い俺なので的外れかもしれないが、考察していきたい。

場面は夕焼けの川辺で風が強い状況、千夏の悔しさを全て吐き出させた上で、大喜が一言声をかける。そして太陽が沈み、風も一旦止んで大喜が静かに決意。

これは内なる闘志、千夏の思いも乗せ、インターハイ出場という目標を達成させたいという決意が、周りが暗く静かになる演出をすることでより強調しているのではないかと思う。

個人的には前々より大喜のインターハイ出場についてはフラグが立っていると思っているので、より印象強く描写しにきているようにも思う。

あと、熱く語っているわけではなかったけど、千夏の肩を抱き寄せたり、静かに決意するような大喜の表情は、これはこれでかっこいいと思った。

男は多くは語らず、行動に移す!みたいな結局どう行動するかってとても大切だと思うから。

今度は大喜の試合になるので、そこは楽しみに待っておきたいと思う。

咲季の登場

#125「そういうこと」ぶりに登場の匡と菖蒲。

体育祭から掘り下げてきて、ここで匡の昔好きだった咲季が登場ということで、ラストのあおりにもある「タダならぬ空気」ということで、やはり二人の関係に変化をつけにきた展開か。

体育祭のときは松岡の影響で二人の関係が動いていたところがあって、ここで咲季というキャラを出すことの意味としては、匡に恋愛面でもう一歩踏み込ませるために登場ってところだろう。

人物関連の情報

匡の兄弟の名前って既出?

〇笠原家

次男・・・翔

三男・・・良(人見知り)

あと、以前サキって名前がカタカナだったけど、今回漢字が判明。

これも考察ポイントになるかもしれないけど、どうなんだろう・・・

次回の展開予想

咲季が以前と同じように付き合っている人がいるってことであれば、そう荒れることはなく、匡菖蒲の関係を進める役割なのだろうが、ここで咲季が実は別れていて「きょーちゃん、会いたかった!」なんて親がいる前にも関わらず、謎にぐいぐい来るような嫌なキャラだったら話は別。

まあその心配はないとは思うけどね。

バレンタインデーの件の誤解が解消されていないからここで和解させるって展開だけなら平和だけど、それだけでは面白くない。

菖蒲が嫉妬する展開があったり察しがいい匡が何かに気づいたり、あとはあおり通りただならぬ展開が来るんだろうか・・・

そこは次回を楽しみに待ちつつ、展開を予想して楽しんでいくところだろうか。

ということで、今回#135の考察はここまでにしたいと思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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