【初見読み】アオのハコ #130拝借します【考察】

アオのハコ_初見#130 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#130の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

アニメ情報

ジャンフェス2023にて雛の声優が鬼頭明里さんという情報が解禁。

同時に、ティザーPVが公開されたが、それを語るのはまた別の機会で。

あらすじ

女バスはついにインターハイ県予選がスタート!

千夏は初日無事1勝することができ、次の日へつなぐ。

練習のため、学校に戻ろうとすると、サブアリーナでは夢佳率いる彩昌が前回県2位新光を下し、次の試合へ駒を進める姿を目撃。

そのころ、大喜は県予選シングルスのトーナメント表が出たことを聞き、確認すると針生のブロックに入っていたことが判明。

次の日、練習時間の確保を理由に千夏の応援に行っていなかった大喜に匡がアドバイスをし、大喜は千夏がいる会場へ向かう。

そして、いよいよ夢佳との試合が始まろうとしている。

考察

いやー今回熱いわー、千夏じゃないけど、これは震えるね。

千夏VS夢佳は分かっていたけど、大喜VS針生は全然頭になかったわ。

こういう展開予想を考えていかないといけないことを今反省。

大喜千夏のそれぞれの憧れの人とのマッチアップということで、ここを乗り越えていかなければインターハイ出場の目標は達成できないということだろうか。

つまり「憧れるのやめましょう!」そういうこと!

さて、今回#130はメインとなる次回を楽しむための前菜の位置づけになるかと思うのだが、考察内容をピックアップしたい。

ピックアップ
  1. 憧れの夢佳
  2. 針生との対決
  3. 千夏の悩み
  4. 応援に行かない大喜

憧れの夢佳

#127「震えるね」で今度は敵同士ということを意識付けていたが、今回夢佳の活躍をみた千夏の気持ちとしては、夢佳が帰ってきたことへの嬉しさ半分、今度は敵同士という悲しさ半分といったところだろう。

千夏が夢佳の試合を見た後、すぐさまその場を後にし「だけど・・・」と内心思っている姿はそういうこと。

#95「戻ってきたよ」で、千夏が12月のウィンターカップの時期に「本当は夢佳ともっと一緒にバスケしたかった」と言ってたくらいだから。

千夏としては本当は同じチームで目標達成するために一緒にバスケをしていきたかった気持ちがいまだに心のどこかにあると思われる。

針生との対決

潜在的に今回も遊佐と当たるとなんとなく思っていたのかこのカードのことを全く想定していなかった。

今3巻読んでいるんだけど、インターハイ予選出場枠はシングル2枠、ダブル1枠ってあったから、シングルは針生or遊佐を倒さないといけないことは予想できそうなところだったな。

ついていなかった

さて、準決勝では大喜と当たることに対し、針生は「そんな気はしてたんだよな、ついてなかったな。」とのこと。

普通に考えれば、針生の方が格上で今までだって針生が勝っていることの方が多かったと思う。

針生の性格も考えると、強者の自分と決勝前に当たってしまう大喜に対して「(また俺が勝つだろうから)ついてなかったな」ってセリフかと最初は思ったんだけど、これ大喜だけじゃなくて針生自身に対しても「ついていなかった」って意味を含んで言っているのではないかと感じてしまった。

だって以前の針生だったら「残念だったな大喜!」くらいの強気なセリフ言ってそうだもん。

理由1:兵藤さんとの練習

大喜に兵藤さんと練習していることを確認する針生の描写(#129「正しい努力で」)があり、針生が大喜に対して、少し間を作ってプレッシャーをかけているように見える姿がある。

「佐知川倒すためにはそれくらい必要」と針生が言ったこともあり、ただ少し間を開けた演出なだけかとそのときは思っていたが、今思うと大喜が成長していることを少なからず脅威と思っていたからなのではないかと考えてしまう。

メタ的に考えても、針生戦では、兵藤さんと練習していた”スマッシュレシーブ”が活き、今まで勝つことができなかった針生を倒してインターハイ出場!って流れになるのではないかと予想。

理由2:大喜の目標も知っている

針生自身としては、これが最後のインターハイ出場チャンスということで、今回の大会への想いは強い。

だけど、大喜もインターハイ出場するために、苦しい練習をし続けてきたことを当然知っている。

それを考えるとどちらかの夢が叶わないことになるため、「ついていなかった」という言葉を使った一つの理由ではないかと思った。

理由3:「IH俺たち2人で行くぞ」

直近のお話ということもあり、一番ありそうな理由。

#126「俺たちのタイミングで」にて、体育祭のリレーの時に針生が言ってたセリフが達成できなくなるため。

このセリフ自体、ダブルスの話かとそのときは思ってた(だから「え!?ペア決まってたの!?」ってなった)けど、シングルスならインターハイ出場枠が2枠なことを考えても可能性はあったわけだ。

昔ならいざ知らず、今の大喜の実力は針生が認めてるくらいだから、学校代表として選ばれるのはほぼ間違いないレベルなわけだし。

昔みたいに「残念だったな大喜!」みたいなセリフは今は相応しくないよね。

ダブルスについて

さて、ここまでの情報の中で、いまだにダブルスペアの情報が一切ない。

これはあえて伏せていて、一番熱くなれるタイミングまで寝かせている?

もうこれは勝手に針生猪股ペアってことでいいよね

ってかもうこれ以外ありえないだろw

#126「俺たちのタイミングで」で針生が言ってた「IH俺たち2人で行くぞ」のセリフは、シングルスでは叶わなかったが、ダブルスでは叶って伏線回収される流れが今一番ありそうだと考えている。

千夏の悩み

作中はおそらく6月(昨年の情報が分かる#19「荷物お運びします」より)

梅雨の時期ということもあるのか天気は雨。

なんとなく不穏な雰囲気、そんな空気の重たさを感じさせるような演出。

千夏が学校へ戻り、体育館で他の部員を送り出す。

千夏としての気持ちは、夢佳の試合を見た後に思った「憧れの夢佳が帰ってきたけど・・・」の部分でやはり悩んでいる様子。

本当なら大喜に相談したいのか、大喜が今兵藤さんと練習していることを思い出すだけでとどまる。

父親から連絡

そんなとき、お堅い父親から連絡をもらう。

インターハイ出場という目標に向け、気を引き締めるような強い言葉で話してきたのだが、千夏としては今悩んでいることに対し、ダイレクトに響く言葉ではなかったよう。

元々夢佳と一緒にバスケをやって勝つことが目標だったと思うんだけど、それが今敵になっていることに対し、気持ちの部分でやはりうまく納得できていないって感じなのだろう。

一つ拝借します

切電し、いつもの体育館を見回すと、バドミントンの羽根を見つけて手にする千夏。

拝借します」といったあと、どこか嬉しそうな横顔を披露。

実際、夢佳戦が始まる直前に、ウェアの下に拝借した羽根が置かれている描写を入れている。

大喜はいないが、お守り代わりということだろう。

#90「1つのことだよ」でも夢佳に明言していたが、「大喜のような人のおかげで苦しい時頑張れる」と言っていることから、大喜のことを恋人としてだけでなく、選手としても力をもらえていると思われる。

応援に行かない大喜

まず考えたい点として、居候していたり、連絡先も知っているにも関わらず、千夏は夢佳戦の前日に大喜とコミュニケーションをとっていないと考えられる。

理由【作中セリフから予想】

千夏目線:「兵藤さんとの練習で疲れているだろうから」と気遣っている可能性

大喜目線:「自分の試合まで時間がないからー」と思っている可能性

そう思わないと、「夢佳戦控えているにも関わらず、なぜ千夏は前日の夜にでも大喜に相談しないのか」という点が説明できない。

まあ利口な千夏なら気遣ってしまうところはありえそうではある。

大喜に関しては針生との試合を意識しているせいで行きたくても行けない状態だが、そこにすかさず匡がフォローを入れ、結果千夏の応援に向かうことになる。

さて、これで役者は揃うのだが、最後に次回の展開予想をしていきたいと思う。

次回の展開

一連の描写をまとめると

千夏が夢佳との試合について悩んでいる様子。

父親から、目標達成のため覚悟を持って日本に残っているからしっかりやるように言われる。

分かってはいるけど、千夏としてはうまく納得できず、大喜のパワーがほしい。

遅れたが、大喜が応援に駆け付けることを決意。

このことから、夢佳戦での千夏のコンディションは、羽のお守りはあるものの、千夏に迷いがちらつき不調、チームも劣勢の展開になる。

しかし、大喜が応援に駆けつけてくれて、千夏も調子を取り戻し、勝利!

って感じを予想。

結局千夏の悩んでいる点については、大部分は合っているとは思うけど、次回の答え合わせということで、千夏の心情や物語の展開がどうなるか、楽しみにしたいところ。

あと来週はセンターカラー!ということで楽しみにしつつ、今回の考察はここまで。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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