あらすじ
秘密の公園で兵藤さんと練習することを千夏に伝える大喜。
そして合同練習の当日。
兵藤兄弟が練習する体育館に向かう大喜と晴人。
そこで、大喜がバドについて悩んでいることを兵藤さんに伝えると、一戦やることを提案される。
そして、練習がお開きになると、食事に行く流れとなる。
お店にて会話をしながら待っていると大喜のケータイに一本の電話が鳴り・・・
考察
前回#127で兵藤さんと練習を提案された続きのお話。
前回に続き、この作品の日常回の定番の流れと言えるような笑えるようなギャグ描写あり、でも大切となるようなシリアス描写もある、そんな展開。
さて、今回も考察内容についてまとめていきたい。
- 秘密の場所にて密会
- 兵藤さん?登場
- 大喜の新たに目指す技術
- 大喜にかかってきた電話
秘密の場所にて密会
あかりの存在
前回の引きと最近の展開の早さから、1ページ目から兵藤さんとの練習部分から描写されると思ったが、千夏に兵藤さんとの練習について秘密の公園にて報告する描写からスタート。
こういう二人のやり取りを表現したいときにこの公園便利だと思うわー。
千夏なら嫉妬心に対し、余裕あるタイプなのかと思いきやそこは女の子。
やはりあかりの存在が気になる様子。
千夏のこの表情とっても良く描かれてると思うw
実際二人じゃなくても他に異性がいるってだけで、こういうの嫌がる人いるからな・・・
千夏「信頼しているよ」に対して、大喜「?強くなって帰ってきます」のやり取りは面白い。
まだまだ経験不足もあると思うのだが、それにしても大喜が全然わかっていないw
あかりとの接点なし?
千夏の吹き出しにあったあかりアイコンを察するに、あかりのことを「大喜のことが好きと思われる名前不明な1年生」って認識なのか?
確かに、他の漫画でも特定のキャラのことをアイコンみたいな形で表現するときあるけど、思うと千夏ってあかりとの接点今のところないか?
そんな風に思ってしまうシーンだった。
兵藤さん?登場
久々会う兵藤さんに対し、あの晴人すら少し緊張する姿を描写することで、こちらにも緊張が伝わってくる雰囲気を演出してから、満を持して兵藤さん?登場。
最初見たとき吹いたわw
なんだよこれ最高じゃん。
ドジっ子のあかりからのパスで、天然がなじんできた兵藤さんがボケをかまし、すかさずそれに対し、しっかりツッコミを入れてくる晴人という構図。
それぞれのキャラが良い味出しすぎw
ってかこの兄弟意外と相性いいのなw
今見てもシュールで個人的にはとっても好き。
大喜の新たに目指す技術
晴人のトリックショット
兵藤さんが晴人のトリックショットは一級品という表現を使うくらいのレベルであることに驚き。
確かに晴人のこと評価はしていたけどここまでとは。
ただ、兵藤さん目線としては大会までに仕上げようとしても、それによりミスショットが増えるのではという観点から大喜には進めない方針。
大喜の武器
兵藤さんと一戦交えることになるが、結論としては、下記2点を兵藤さんよりアドバイス。
「大喜の武器は”足”」
「守りを固めるために”スマッシュレシーブ”を習得」
今回の兵藤さんを登場させることで、新たな課題と対策ということで、スポーツ漫画でいうところのレベルアップ回(よくあるのは合宿回)のようになると思っていたが、おそらく来週引っ張って掘り下げないのではと思ってしまった。
個人的にスポーツ漫画好きだからもう少し掘り下げてもらってもいいのだが、そこはアオのハコ、青春ラブコメということで、これ以上はなさそうではないかと予想。
ただ、現在大学で活躍している全国クラスの実力の兵藤さんのスマッシュを受けているのであれば、本当にインターハイで通用するレベルになるのではと感じてしまった。
なので、兵藤さんのこのセリフ聞いた時、大喜が今以上に活躍できそうな予感がしてきて、熱い気持ちになってしまった。
私のテニスプレイヤー視点からの話(余談)
バドは相手にミスをさせるスポーツとのことで、またお得意()のテニスの話になるのだが、これテニスに通ずるものを感じた。
テニスも基本的にはミスをしない方が強いなんて表現されたりする。
ラケット競技だし、個人技ということもあり、やはり近い部分があると感じた。
ただ、少し言いたいこととして、テニスもミスしないことが大切だから今まで意識してやってきたのだが、個人的には保守的になりすぎるとそれはそれで視野がせまくなっていたのではと今は思う自分もいる。
というのもミスショットの少なさを追求すること、相手にミスをさせるための思考ばかりの受けの考えになってくると、能動的に自分からポイントを取りに行くために必要なことがやはり見えにくいかなと。
例えば、ミスしないための安定したショットを打てるフォームのことばかり考えて、能動的に自分からポイントを取りに行くためのパワーあるショットにフォームを改良するなどこういう発想が自分から思いつかなかったように思う。(学生時代)
今回大喜は攻める方向で進化を求めていたが、短期間での習得は難しいから兵頭さんのアドバイスはこういう風になったということで、今も日々練習に励んでいる選手の方たちには大会時期など考え、攻めと守りの技術をバランスよく磨いてほしいと思う。
(さぁ一体このブログはどんな人向けの内容なのか分からなってくる記事になってしまった)
大喜にかかってきた電話
練習のあと、夕食を食べに行く4人。
運動部の学生が好みそうな安くてたくさん食べられるようなそんな店。
それでも兵藤さん!あんた食べ過ぎよ!w
あかりと共に猫舌という地味な兄弟情報がここで投入してくる。
前回のお話でも出てきたが、3年生にとって最後のインターハイになることをここでも読者に意識づけ。やっぱり寂しさが出てくるわけだけど、これも先生の何かしらのメッセージなのだろうか。
電話の相手は?
そんな中で、大喜のケータイに一本の電話。
なんとなく察しているあかりや私たち読者からすると、電話している大喜の横顔は家族ではなく、彼女なのではないかとやはり予想してしまう。
大喜ママと話していて、千夏が食事どうするか大喜に連絡入れる提案をしたけど、本音は大喜と話したかったという様子が容易に想像つく。
知らない晴人目線でいうと「無難に家族では?」という普通のリアクション。
晴人も言うように、部内では全く噂になっていない様子。
もし付き合っていることを隠しているとしたら?
あかりが「付き合うことを隠すとしたらどんな理由か」と残った2人に問いかけたところ、晴人は不倫とのことできっぱり言い切った。
そしてまさかのTVとシンクロ。
さすがにこれはフラグというよりギャグ描写じゃないかと思うが、確かに不倫も他の人には言えないわな。
むしろ、そこは嘘をついてでも理由を隠してほしいところ(もちろん不倫だめ絶対!)
次回の展開
扉絵のコメントがあるようにインターハイ予選が迫っていることから、次回は素直にインターハイ予選がスタートしていそうな予感。
主要キャラ達がバド、バスケ、新体操でどのように活躍してくるか、そして恋愛相関図がどのように変化するのか楽しみにしながら次回に期待したい。
追加のアニメ情報もまだ出てきていないことを考えるとジャンフェスのステージで新情報を発信するということか。
こっちも楽しみに続報を期待。
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