【コミック8巻】アオのハコ #62なんて言いました?【考察】

アオのハコ_コミック#62 アオのハコ

本記事は、アオのハコ#62の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

あらすじ

千夏と合流でき、約束通りライブを見る二人。

大喜が話しかけるもライブ音にかき消され、聞き取りにくい状況ではあることを実感。

それでもタイミングを見ながら千夏と会話するが、その中でなぜ誘ってくれたかを質問。

すると千夏は耳元で答えるのだが、それを聞いた大喜は「なんて言いましたか」のリアクション。

ライブも終わり、大喜は劇の最終準備のため千夏と別れるが、千夏とライブを行けたことに浮かれる。

そんな中、西田が占いをやっているということで大喜も占ってもらう流れに。

そして大喜がクラスのメンバーと合流すると、王子役がアクシデントで足をケガしてしまったことが判明。

代役を立てないといけず、絶望感に浸っているとき、みんなの目線が大喜に集まる!

感想

ライブデート

千夏「(ごめんもう一回言って)」「(NO)(言わないよ!)」

言葉に出さないジェスチャーがいい!

「(ごめんもう一回言って)」は明日から真似するわw

千夏も楽しみにしていたこともあり、全体的に表情明るめの可愛らしい印象。

とっても見てて癒された。

王子の代役

西田の占い「これ伏線だよなー」って思うところだが、早くも回収。

大喜が王子役で急遽出演する流れもお決まり展開だが、この王道展開がやっぱり良い!

ということで次回も楽しみになるところで今回のラスト。

考察

前回#61「予定あるんだ」に続く、文化祭編第二話。

いやーついにきたこの#62!

千夏が耳元で言うも読者にも伏せられたセリフ。

千夏はあのとき何を言ったのか

普段”アオハコ考察”をしている私としてはかっこよく考察したいところ!

ということで後述でやっていきたいと思うが、まずはいつも通り情報を整理していきたいと思う。

ピックアップ
  1. #62で判明したこと
  2. 大喜の心情②
  3. 千夏はあのとき何を言ったのか

#62で判明したこと

  1. ライブ初めての大喜
  2. 自意識過剰だと思う大喜
  3. 大喜「今なんて言いましたか」
  4. 大喜の劇は席ど真ん中で観ると伝える千夏
  5. 文化祭って楽しいな(2回目)
  6. 西田のクラスはスタンプラリー
  7. 西田の祖母は占い師
  8. 王子役の南山さんが足のケガ
  9. 3-Dの出し物はSASUKE
  10. 千夏「なんでもない」←三浦先生の好きなコマ

大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。

西田の祖母は占い師

クラスの出し物はスタンプラリーなのだが、まさかの個人的な出し物をするやつがいるとかw

しかもおばあさんが占い師だから西田も占いできる(しかも評判良い)って将来は占い師か?w

占いスキルのお披露目今後も出てこないかなー。

西田3年の栄明祭で再登場期待!

大喜の心情②

前回#61「予定あるんだ」でも大喜の心情ということで注目したが、前回#61と違うのは今回#62はライブ中、ライブ後の大喜の心情を描写しているところ。

そしてここでも気になる表現をしていたこともあるので、そこは取り上げつつ考察していきたいと思う。

自意識過剰だと思う大喜

ライブを楽しむ大喜だが、そのときの内心が「自意識過剰なのかな、この状況期待してしまう」と表現。

今回千夏よりライブに誘われた形だが、そのあと大喜は「なぜ誘ったのか」と問う流れ。

大喜自身ただ嬉しいだけではなく、自分に対し好感度が上がっていることを自覚しているセリフになる。

もちろんこれ以上深読みしているわけではないが、基本的に鈍感な大喜でもさすがに少しは察してしまうような描写を入れたかったということだろうか。

「文化祭って楽しいな」の意味

「文化祭って楽しいな!!」(2回目)

ライブが終わり、千夏と別れたあとの大喜。

まさかの2回目として同じセリフを採用だと!?

やはりこういうセリフに意味を持たせていると思うのが考察者目線!()

今回嬉しさが表情から出ているだけでなく、廊下で思わずスキップしてしまうほどのテンション。

そのあまりの不審な行動に、周りの生徒からはこの引かれた視線よw

でも、これも特別な思い出となるくらいに千夏とのライブが楽しかった千夏との距離間が縮まって嬉しかったという気持ちが伝わる描写だったと感じる。

「文化祭って楽しいな!!」(前回)

前回#61「予定あるんだ」で、千夏とライブに行くことに対し、”照れ”の表情の印象だったが、今こうやって読んでいると緊張感とも捉えることができる表情だったように思う。

そんな前回となるライブ前は、「千夏から誘ってくれたライブにこれから行く」という期待と楽しみが分かる気持ちだと思う。

前回#61で「千夏から誘われたのは今回初」についての補足

千夏誕生日に海へ言った件をよくよく考えたら、「どこか行きたい」の言い出しっぺが千夏、海に連れて行った(選択した)のが大喜。

なので、今回「千夏から(突発的ではなく計画したようなデートとして)誘われたのは今回初」の方が、言い方として正しいかと思う。

(まあなんにせよ、千夏とライブに行けるということだけでもテンション上がることは間違いなしとも思うが)

まどろっこしいかもしれないが念のため、補足させて頂こうと思う。

前回との対比

同じ「文化祭って楽しいな」のセリフでもライブ前と後で意味合いが少し違うことがここから分かる。

ライブ前・・・「千夏から誘ってくれたライブにこれから行く」という期待と楽しみ

ライブ後・・・千夏とのライブを楽しめ、さらに千夏との距離間が縮まったことへの嬉しさ

同じセリフでも、より楽しい気持ちが伝わってくる後者。

ということで、意味から考えても楽しさをより強調させている演出であると感じる。

まとめ

前回#61含め、千夏とのライブを通した大喜の心情の変化をまとめてみた。

サブタイ状況大喜の心情(「文化祭って楽しいな」は赤字
#61「予定あるんだ」ライブ前楽しみ→②照れ(緊張感)→③不安
#62「なんて言いました?」ライブ中→④安堵→⑤期待感(進展)
#62「なんて言いました?」ライブ後→⑥嬉しさ
#61・#62共通☆千夏に誘われた喜び

客観的にみても、大喜のこういう心情見てると「青春しているなー」と思ってしまい、この感性こそがこのアオのハコという作品の醍醐味だと改めて感じてしまった。

千夏はあのとき何を言ったのか

概要

大喜が「なぜライブに誘ったか」を質問した際、千夏が耳元で回答するもライブ音でかき消され、結果として大喜はなんと言われたか分からず仕舞い。

また、ポイントなのが読者にも伏字となっていて内容が分からないこと。

そして現在本誌#161(2024/8/19発売)時点でもこの伏線は回収されていない。

大方の人が「こんな雰囲気のことを言っただろう」という予想はしていることだろう。

一旦候補出していきたいと思う。

候補

ざっと候補としては

  1. 千夏自身の気持ちが分かるようなセリフ
  2. 恋敵である雛をより意識したようなセリフ
  3. その他、上記と全然違う内容のセリフ

こんなもんだろうか。

ポイント

③については一旦置いといたとして、雰囲気としては①②に近いセリフになるのではないかと思う。

①②の共通して言えることとしては、中心にいるのは大喜であること。

そこで考えることとして、それぞれの項目をもう少し細分化させる形になるだろうか。

そしてこれを紐解くには、今後のお話の大喜に対する千夏の心情がポイントになってくると思われる。

今回の考察について

次回以降のお話を考慮することが、より質のいい考察をする上で今回必須になると思われる。

そのため、今回の「千夏はあのとき何を言ったのか」のテーマは別記事にてまとめようと思う。

※#62以降のネタばれを含みますので、ここまでしか読んでいない方はご注意ください。

別記事のリンク→(https://masato-qubeley.com/aonohako-foreshadowing-62/

最後に

実はずっとやりたかった、単発の”伏線考察記事”が思わぬ流れで実現できました!

こうやって少しずつ変化つけながら、より需要ある記事を投稿したいと思っている次第です。

ということで今回の考察はここまでです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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よろしくお願いいたします。

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