あらすじ
栄明祭前日!
パンフレットの記載ミスの関係で大喜のクラスである1-Bは15時半からの上演に急遽変更。
そんな中、クラスで雛が劇で着用するドレスの試着見て、見とれる大喜。
そして翌日早朝。
体育館が使えないという理由で、ランニングを始める大喜。
しばらくすると公園にてシュート練している千夏を発見。
大喜の試合によりモチベーションが上がっている二人だが、千夏が大喜に、とあるお誘いをする!
感想
「いよいよ文化祭が始まるよー」という学校行事ならではのドキドキとワクワクを思い出す。
そんな直前回なわけだが、しっかり読者をひきつけてくるなー。
雛の白雪姫の衣装お披露目ということだが、めちゃめちゃ可愛く仕上げてきたな。
これなら雛ファンも納得だろう。
あとは、千夏サイド。
「一緒に観に行こうよ」と大喜にデートのお誘いをしてくる辺り、だいぶ攻めてきた印象。
そして文化祭当日ということで、次回がめちゃめちゃ楽しみに思えてしまったそんな#60。
考察
栄明祭編直前回。
大喜からドレスの感想を聞いて照れる雛。
ライブのお誘いをする千夏。
にいなちゃんのセリフを借りると、「この二人文化祭で何か起こる!」と読者が思ってしまう、そんな今回#60。
今回千夏の心情を描写しているようにも思うので、そこにフォーカスしたいと思う。
- #60で判明したこと
- 千夏の心情
#60で判明したこと
- 扉絵
- 1-B(大喜のクラス)は15時半から上演
- モブがぞくぞく名前解禁
- ドレスアップの雛
- ”スマッシュを決めろ”Tシャツの大喜
- 脳内バスケ100%と言われ、真顔の千夏
- 14時ライブに行く約束
- 栄明祭開始
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
扉絵
大喜の左足からシューズが脱げつつ、巨大化。
シューズの前には恥ずかしそうな大喜、それに声をかけている千夏。
シューズの中の匡雛が大喜の方を見つつ、外では針生西田もそっちを見る。
そんな構図。
デフォルメっぽい雰囲気なところからも、深い意味を持たせていなさそうな印象。
モブがぞくぞく名前解禁
今後登場しなさそうではあるが、一応拾おうと思う。
キャラ | 特徴 |
阿部 | 2年生、東山の友人 |
東山 | 2年生、千夏に好意を寄せる |
高田 | 1年生、大喜と同じクラス |
”スマッシュを決めろ”Tシャツの大喜
話数 | 目標 |
#23「絶対入れる!」 | 「スマッシュを絶対入れる」 |
#25「お疲れ様」 | 「スマッシュの精度を上げる」 |
3巻での描写になるが、思い出される。
遊佐柊仁戦では最後スマッシュをしっかり決めて勝利していたが、それでも今なお”スマッシュ”を意識していることが伺える。
千夏の心情
千夏の心情については、このアオのハコにおいてはやはり重要になるので、ここはしっかり考察していきたいと思う。
真顔の千夏
大喜「脳内バスケ100%」と言われた後の千夏の表情。
そのあとの千夏が「そんなことないよ」と言って大喜をライブに誘う展開。
これを意味するものとは一体・・・というのが今回注目したいところ。
候補としては、
- 大喜の鈍さに対する驚き
- 誘うことを決意した際の緊張感
この辺りだろうか。
というか両方の可能性もある?
千夏の内心
内心つぶやいていたであろうセリフを考えてみた。
千夏「寄り道なら沢山してるよ」
大喜「ウソだ、脳内バスケ100%じゃないですか。」
千夏(真顔)「(私は大喜くんのこと思い浮かぶことあるのに・・・だったら!)」←予想
千夏「そんなことないよ」(レイアップシュートを決めながら)
千夏「そういえば・・・」
こんな感じだろうか。
それとも一層のこと、
千夏(真顔)「(私は大喜くんとライブに誘うタイミングをずっと考えてたんだよ)」←予想
みたいなストレートなセリフでも合いそう!
ライブに誘うことが頭にあったと思う理由
ライブに誘うことは以前からなんとなく頭の中にあったってことでいいだろうか。
そうじゃないと咄嗟に出てこないよなー。
ただ気になることとしては、「そういえば」のセリフにしていること。
今思いついたような言葉にしているのは、前から考えていたことを相手に察してほしくないためと考えれば自然か。
ライブを誘ったときに放たれたシュート
このシュートは外れてしまう。
ここをあえて外した描写にした理由を考えるとしたら「千夏もデートに誘うことにそれだけ緊張感があった」と考えるのが妥当だろうか。
いくら同居して仲が良いとはいえ、若い男女なわけで。
千夏目線で言えば、雛の存在も頭にあるだろうし、そもそも大喜はクラス代表でもある。
せっかく勇気を出しても断られる可能性があるわけだ。
だから「忙しい?」の気遣いのセリフからみても、いけるって確信あって誘っているわけではないことは分かる。
ライブを誘った後の表情
「良かった」と言う千夏だが、意外にも落ち着いた表情、というより安堵に近いか。
確かにここで露骨に喜んでしまったら、それはそれで受け手に深い意味があると思わせることになるだろうし、それを避けてのことだろうか。
もしくは、この時点ではやはり大喜にはっきりとした好意を持っていないことの表れか。
大喜の元から去る千夏の表情にはもう平常心になっていると感じるが、個人的には年上としての余裕(かっこよさ)が見れて、大人の風格を感じた。
最後に
さて、今回千夏の心情について掘り下げてみました。
そして次回より文化祭がスタートとなります。
栄明祭編では「千夏雛の関係性に動きあり」と思えるような流れを作ってきていたので、しっかり考察して楽しみたいですね。
ということで今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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