あらすじ
ファイナルゲームに入る遊佐柊仁戦。
大喜が食らいつくどころかむしろ大喜が押す展開に。
そして結果は21-19で大喜が勝利を収める。
互いに挨拶をするも、満足いっていないと言う遊佐柊仁。
「じゃあもう一戦!」と提案する大喜だが、疲労を指摘される。
外に出て、一人勝利の余韻に浸っている大喜だが、千夏が差し入れ持参で登場!
「右と左どっちがいい」と問われる大喜は・・・!
感想
勝利までの展開は時間をかけず、さらさらっと進んだ印象。
そういう意味では前回#57の方がお話としては熱かった。
三浦先生としては今回結果までの試合の流れはそこまで重要ではないということだろう。
とりあえず、今回は大喜勝利ということで、悩んでいたことが一つ良い方向に進む結果となったことは、大喜にとって重要な意味を持たせることができたと思う。
そして、千夏と合流したわけだけど、ここからの会話には注目ということだろう。
考察
前回#57「私は知ってる」の続きとなる回。
遊佐柊仁戦は勝利を収めた大喜。
だが、試合内容をアツく描かれているわけではないのが今回ではないだろうか。
あくまで”勝利”という結果は大切ではあるのだが、実際今回#58で描きたかったことは何かという視点で考察したいと思う。
- #58で判明したこと
- 大喜の気持ちは晴れたのか
#58で判明したこと
- 扉絵
- 競っているのに楽しそうな遊佐柊仁
- 休んだ後に針生VS遊佐柊仁
- 何も言わず立ち去る雛
- 勝利後の余韻
- 右手のねぎらいパワー
- おまけページ
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
扉絵
今回のように「何がテーマとなっているか」を考えたとき、注目したいのが扉絵!
大喜匡雛と千夏渚で2組のグループとなる今回#58の構図。
前にもあったと思うが、大喜の後ろに雛がいて、大喜は匡と会話。
その前列には千夏と渚が会話。
全体の雰囲気としては楽しそう。
おそらくだが、「孤独感あった大喜がまたみんながいるところに戻ってきた」ってことを表現しているだろうか。
んー結局よくわからないなーw
競っているのに楽しそうな遊佐柊仁
たびたび登場している遊佐柊仁の「強者とのバドが好き」と言わんとばかりの描写。
今回も登場。
そして敗北後のセリフ「満足していない」はまだ緊迫したゲームをしたいということの表れだろう。
何も言わず立ち去る雛
しれっと「勝ったよ猪股くん」ということで苗字呼びに戻っているにいなちゃん。
その後、顔を描写せず、何も大喜に言わず立ち去る雛を描写。
これは雛もめちゃめちゃ嬉しくて、デレデレ顔を見せたくなかったからってことを表現してるんだろうな。
顔を描写せずとも十分伝わるこの感じ。
右手のねぎらいパワー
この描写今後また出てきそうかなって思ったので、今回ピックアップ。
「通りで疲れが消えるわけだ」っていうセリフのセンスも良き!
ぶっちゃけいうと、隣に千夏がいて会話することで、疲れが癒されているっていうのはあると思う。
おまけページ
しれっと主要キャラ3名のプロフィール情報が解禁。
名前 | 誕生日 | 血液型 |
猪股 大喜 | 1月15日 | O型 |
鹿野 千夏 | 8月26日 | A型 |
蝶野 雛 | 3月2日 | B型 |
大喜の気持ちは晴れたのか
勝利の余韻
体育館を後にし、水道水にて顔を洗う大喜。
試合を振り返り、「前に進めてるよな」のセリフ。
顔色としては明るさが戻り、足は限界になっていながらも満足げな表情。
今回勝利した大喜の感想になるわけだが、今一度思い出してほしいのが、試合前大喜はどんなことに悩んでいたのか。
大喜が悩んでいたこと
#54「水分補給」で「雛の告白はどうすればいいか分からず、部活は自分だけがうまく進めていない。」のセリフ。
そして、大喜は”ふがいなさ”を実感。
また、千夏のセリフからも「立ち止まって考え込んでしまうのが一番苦しい」とあったが、とにかく今はやるべきことをやるしかない気持ちを描写。
この辺りが試合前に大喜が悩んでいたことになる。
大喜の気持ちは晴れたのか
今回の遊佐柊仁との練習試合を”勝利”で収め、部活面での悩みは一山超えたと言ったところだろう。
余韻に浸っているところからもそれは明らか。
佐知川の薬師寺からも「覚醒させちゃった」と表現あるように、ここから大喜に良い変化をもたらせてくれるきっかけの示唆だろうか。
残すはもう一つの悩みである”雛の告白”についても向き合っていくことになるだろうから、そこはこれからも注目したいところ。
最後に
終わってみればアツい気持ちにさせてくれた遊佐柊仁戦でしたね!
次回千夏とのやり取りがあるだろうが、そこで何を語られるかは注目ポイントでしょう。
ということで今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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