あらすじ
2ゲーム目、2-6と依然リードされる展開。
苦しそうな大喜を「あんな姿初めて見た」と思う雛。
針生西田も大喜の消耗っぷりを危惧。
しかし千夏はそんな大喜でも、日頃の頑張る姿を思い出しながら、信じて見守る。
周りからも熱ある応援が響きだす。
そして徐々にプレーの質が上がっていく大喜に「不気味」と表現する遊佐柊仁。
そして大喜から会心の一打が放たれる!
感想
いやー泣いた・・・
今までの大喜の日々の努力の積み重ねが千夏から語られてるんだけど、大喜のこの活躍かっけえわw
ずっとこれを見たかった!めっちゃアツい!
率直にそんな風に思える回。
考察
前回#56「何様だよ」の続きとなる回。
前回あんだけ落としただけあって、今回#57で覚醒させたらそりゃあめちゃめちゃアツくなれるわなw
今回も大喜回ではあるんだけど、語り手が千夏メインということで内容拾っていきたいと思う。
- #57で判明したこと
- 千夏が知っていること
#57で判明したこと
- 2ゲーム目2-6で遊佐柊仁リード
- 大喜が言っていたことの分かる試合
- 引退試合翌日も大喜が練習していると知る千夏
- 歩みを止めなかったこと
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
大喜が言っていたことの分かる試合
#1「千夏先輩」にて、大喜がバドを好きな理由に「コートに一人で立って、全責任がコートにのしかかってくる感じ」と説明していたが、今回#57で改めて登場。
千夏が説明することで、より苦しさを一人で背負っていることを強調している描写と分かる。
千夏が知っていること
#1との対比
雛に「あんな大喜初めてみた」と言わせ、千夏にも上記で紹介したようにバドの一人で戦うことへの苦しさを強調。
一方で、千夏は「私は知ってるよ」ということで、大喜が日頃より努力している姿を思い出す。
ここで思ったこととしては#1「千夏先輩」では、大喜目線で当時千夏に対してどんな印象かが描かれていたわけだが、今回は千夏目線で大喜をどう思っていたかが明かされた。
対比しつつ考察していこうと思う。
- 毎日朝練頑張っていたこと
- 引退試合の翌日も練習していたこと
- 歩みを止めなかったこと
毎日朝練頑張っていたこと
話数 | エピソード |
#1 | 大喜「誰よりも早く来ようと思うが、いつも1番にいるのが千夏先輩」 |
#57 | 千夏「毎日朝早くからいると思っていたが向こうが早いと負けずと早く行ったり」 |
今回#57で分かったこととして、千夏が大喜に対し最初はあまり興味がなかったが、負けず嫌いの性格もあり、意識的に大喜より早く朝練に来ようとしていたことが判明。
引退試合翌日も大喜が練習していると知る千夏
話数 | エピソード |
#1 | 大喜「千夏先輩中学の引退試合の翌日も練習してたじゃないですか」 |
#57 | 千夏「私だって見てたんだよ、大喜くんも引退試合の翌日練習してたこと」 |
お互い翌日練習しており、それをお互いが知っている展開。
ここでポイントなのが、大喜の引退試合の翌日を千夏は分かっていたこと。
二人が顔見知りなのは中学のとき
#1「千夏先輩」より、千夏が中3の引退試合翌日の姿が語られていることを考えると、朝練で顔見知りなのは中学のときからになるかと思う。
時系列としてみると、上記の朝練の件はてっきり#1のタイミングからだと思いこんで読んでしまっていたが、おそらくは大喜中2千夏中3、もしくはそれより前から二人は顔見知りだったと思う。
一つの疑問
さて、ここで思ったのが、大喜中3、千夏高1でおそらく体育館が別になるにも関わらず、千夏が大喜の引退試合翌日の朝練の体育館にいること。
これについて考えればいくつか候補はあるが、現状どれが正解かは不明。
とりあえず「そういうもの」だと素直に思い、深く考えないようにしたいと思う。
歩みを止めなかったこと
#54「水分補給」で、千夏「立ち止まるのが1番苦しいから」が活きてくる今回#57のこのセリフ。
このセリフも結局大喜のことをよく見てるから言えること。
千夏自身も朝練含みたくさんの練習をし、苦しいときの気持ちも理解できる、共感することができるからこそのセリフになると思う。
結論
今回の千夏のセリフより読み取れるポイントをまとめると
中学の頃、千夏は大喜の名前も知らない状態ではあったが、頑張っている同士がいるという事実により、結果自分も朝練を頑張り続けることができた。
ではないだろうか。
そして「大喜の気持ちを理解できるからこそ自分事のように応援できる!」ということで、周りとはまた違う特別さを表現しているようにも感じた。
最後に
VS遊佐柊仁も佳境!
覚醒する主人公って王道だと思うけど、やっぱかっこいい!
考察とかそういう深く考える事抜きにしてもアツい回でしたね。
ちなみに、実は#1「千夏先輩」の内容を丁度リメイクしたのですが、そんな#1のセリフと対になる描写が今回#57で登場しています。
もしよかったら#1も覗いて頂き、少しでも楽しんでもらえたら嬉しい限りです!
それでは、今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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