あらすじ
一時的ではあるが、千夏が引っ越すため、荷物の移動を手伝う大喜。
千夏とは「また朝練で」と交わし、後にする。
そして翌日。
元気よく挨拶して入る大喜だが、体育館でいつも朝一にいる千夏の姿がなく。
むしろ珍しく針生が丁度体育館へ入ってきて、一緒にランニングをする羽目に・・・
そして日中の教室、千夏が朝練に来ていない理由を考えるも、文化祭代表会議のため、にいなちゃんと共に演習室へ行く時間に。
そこには千夏の姿があり、安堵。
そして放課後。
部活をやっているも気づけば上がる時間となり、千夏はすでに上がった後。
結局千夏とは全然話ができず、最近の多忙さに疲労を感じていた大喜が帰宅すると、そこには千夏の姿が・・・!
感想
大喜が千夏と会いたいのに、自分も忙しいこともあり、なかなか会えずにいたところ、偶然家でばったり。
からの千夏「朝練来なかった?」「電車間違えたけど、そこから少し走ったんだよ?」って流れ。
これ良いなーw
自分自身ばったり会えただけでもテンション上がる展開なのに、会うためなのかわざわざ走ってくれるって最高すぎんよ!
それで「また明日」とか贅沢の詰め合わせパックすぎる。
さっきまで疲れてるのに、ハイテンションで誤魔化せるやつだな。
こういうやり取りしてる時期ってやっぱいいよねー。
考察
#48「1年違えば」の続きとなる回。
前回大喜が千夏との距離感について「今までよりも確かに・・・」と言っていたが、その続きを意識させるような”距離感”について掘り下げられた回だった印象。
そんな今回#48について考察していきたいと思う。
- #48で判明したこと
- 千夏との距離感
#48で判明したこと
- 千夏の新居は猪股家より学校から離れている
- 匡は左利き
- 朝一に千夏がいなかったのは電車間違えたため
- 千夏少し走ったと言いつつ、しっかり走る
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
匡は左利き
地味ながらラケット左持ち。
ここが初出か?とりあえず新情報ということで。
千夏少し走ったと言いつつ、しっかり走る
走ったことは分かるが、どのレベルで走っていたかは知らない大喜。
ここの事情は読者のみぞ知る話。
おまけページでギャグっぽく描写されていているけど、しっかり走ってるところ見ると、千夏もあながち会いたい気持ちあるんじゃね?って感じだよね。
まあそもそも千夏自身の人が良いので、いつもより遅れたこともあって走ったっていうのもあるだろうし、これは走り得。
千夏との距離感
今回1話使って、千夏との距離感(関係性)を再認識させに来ていたように感じたので、まずはまとめてみたいと思う。
- 朝練で会えば、今までの距離感と違って話すことができるはずと期待
- 朝練で会えないと学校に来ているかどうかすら不明と再認識
- 飛び級について冗談半分ではあるが検索
- 以前は部活で千夏の声が聞こえてきたらそれだけで嬉しかったことを思い出す
- 部活帰り前にも会えず、現在多忙のこともあり、別居の一か月の長さを実感
- いつかは元通りの暮らしに戻るときがくることを再認識
- 会うために駅から走ってくれたことから今までと違う関係性を実感
大喜のセリフとしてもあるように、結果として距離感が変わったことが分かるわけだが、思った以上に描写されていたな。
最後に
さて、大喜の中では意味ある回だったかもしれないが、読者目線でいうと、今回は珍しく箸休め回といったところでしょう。
こちらもいつもよりやや短めの考察でした。
たまにはこういう回も全然あり。
むしろ今までがなさすぎるくらいなので。
ということでとりあえず、今回の考察はここまでです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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次回もよろしくお願いいたします。
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