【コミック6巻】アオのハコ #44叶ってないよ【考察】

アオのハコ_コミック#44 アオのハコ

あらすじ

惜しくも湊崎に敗れた栄明の女バス。

ミサンガが切れていることに気付き、そして自分のシュートミスで終わった千夏は涙する。

一方、告白した雛だが、動揺する大喜。

雛と別れたあと、いつから自分のことが好きだったのか振り返る。

後日、後ろめたさがある大喜だが、体育館の入り口にいる雛と鉢合わせる。

そして、そこでのやり取りを偶然千夏が目撃する。

感想

2点。

1つ目に、試合に負けてそこでミサンガが切れていることに気づく千夏が不憫でならない。

どうせ切れるならIH出場のときでええやん!なんて思うが、それもまた運命か。

何か意味を持たせていると予想。

もう1つ。

勇気を出して告白した雛。

大喜と別れるときに見せた、走るときの表情。

だいぶ堂々と大喜に話していたけど、とっても勇気出したんだよね。

ドキドキで手足震えてその場に入れない感じだったんだろうか。

そんな風に思ってしまった。

雛様!IH本戦より緊張したまであったんじゃないですか?

考察

前回#43「どういう文脈?」の続きとなる今回。

前回ほどインパクトが大きくはなかった印象になるが、大切な情報がいくつか投下されているので、情報整理しつつ、考察していきたい。

ピックアップ
  1. #44で判明したこと
  2. 雛の告白②
  3. 千夏が見た二人

#44で判明したこと

  1. 千夏のミサンガが切れている
  2. 告白の返事はすぐにはいらないと言う雛
  3. 告白した理由
  4. 大喜から見た雛像
  5. 1位になったらパフェよろしくと言う雛
  6. 千夏は雛が大喜に告白したことに気付いた?

大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。

千夏のミサンガが切れている

感想でも書いたが、あえてこのタイミングで切れたことは不憫でしかない。

千夏が「叶ってないよ」と言いたくもなる。

ではなぜこのタイミング?というのは考察案件だったりするが、今後の対比などで使用したりするだろうか。

現段階では千夏のミサンガが切れてしまった事実を覚えておきたいところ。

大喜から見た雛像

友達としても選手としても人としても、話しやすくて真面目で尊敬できる良いやつ

俺目線だとこれに「面白くて容姿も可愛く、性格も恋敵であろうとも思いやる心がある」がプラスされる。

大喜も言うように「そんな子が俺を好きに!?」というように、こんな理想的な女子にここまで言わせるとはなかなか大喜が憎らしいw

まあ大喜は千夏のことが好きなわけだから、気持ちに応えられないのも仕方ないことではあるね。

1位になったらパフェよろしくと言う雛

これ絶対伏線!

雛の告白②

今回判明した情報を入れて、前回#43「どういう文脈?」の考察の続きをしたいと思う。

告白の目的

「大喜が千夏のことは好きだと分かった上で、このままだと何も変わらない。

だからこれからは自分のことを親友としてではなく、自分のことを好きな人として見てほしい。」

「私が好きだってことを思い出してドキドキすればいい」(後日の体育館入り口にて)

これが告白の理由。

当然ながら付き合うことが目的になるわけだが、雛らしい攻めた理由という印象。

ただ個人的なイメージではあるが、千夏のことをそこまで嫉妬している印象ではなかったわけだけど、恋愛成就のため、攻めることで今後少しでも可能性を見出すための過程と思えば、あり。

目標達成のために考えて行動すること。

当たり前だけど、とても大切なこと。

”用”の意味

告白後には「用が済んだから帰る」と言い、その場を後にする。

この”用”って告白のことだよな?

それとも”たいやきパフェ”を食べたこと?

最初ストレートに思ったのが、前者である「用=告白」。

いやさすがに前者でいいよなw

でもこのセリフを言うってことは最初から告白する気があったってこと?

そうしたらいつから?

ということでここまでの流れを雛目線で考えてみた。

「いつとは決めていなかったが、元々告白するタイミングを伺っていた。

校長にIH本戦の結果を伝えに行き、体育館を覗いたらたまたま大喜がいたから、たいやきパフェを奢ってもらうことを提案。

このときタイミング次第で告白することを意識。

そして公園に行くことにして、大喜から千夏の話を聞いて勝負するならここということで決意」

こんな感じか?

「告白を考えていたのはいつ?」について前回#43「どういう文脈?」で考察してたけど、これで合ってると思うんだよw

だからそれに合うように考えてしまったけど、個人的にはこれを推したい。

千夏が見た二人

千夏は雛が大喜に告白したことに気付いた?

体育館入り口にて、雛と大喜が告白の後日談として会話。

それをやや遠めから見ていた千夏。

これどこから聞いていてどこまで内容理解した?って話でもあるんだけど、どうなんだ?

ということで、最初からいた前提で千夏目線でセリフを考えた。

雛「声かけてくれればいいじゃん」大喜「声かけにくいだろ」

千夏「ん?声をかけにくい?何で?」←俺予想

雛「視界に入るたびにドキドキすればいい」

雛「しなくても、私が大喜のこと好きって思い出してくれればいいよ」

千夏「ドキドキしなくてもいい?二人は付き合っているんじゃないの?」←俺予想

雛「告白の効果抜群のようだね」

千夏「それをあえて伝えたってことは、自分のことを意識させたいってこと?」←俺予想

千夏「ということは二人はまだ付き合っていない!?」←俺予想

予想と言いつつ、正直結論を分かっている上でセリフ考えているところもあるので、フェアじゃないと思うけど、そこはご愛嬌ということで。

というわけで、大喜と違い察しが悪いわけではない千夏の内心としてはこんな感じだろう。

おそらく最初から全部聞いていないと筋が通らないと思うので、最初からいたと思われる。

最初読んだ印象としては「ん?千夏気付いたか?でもこれだけだと言い切れなくない?」なんて思ったりした。

やはりこういう予想をするのが、個人的には楽しい時間だったりする。

最後に

神回の後のお話ということで、今回も重要回となりました。

ここもしっかり押さえて読み進めていくとこれからのお話をより楽しめると思いました。

ということで今回の考察はここまでです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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次回もよろしくお願いいたします。

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