あらすじ
千夏のIH本戦2回戦前日の夜。
対戦相手は昨年優勝の湊崎学園。
IH終了と共に引退することを知る千夏は少しでも一緒にバスケを続けたいと決意。
そして当日。
女バスの試合が始まろうとしている頃、大喜は一人体育館に残っていると、そこにはバスケボールがあり・・・。
千夏のことを思い、シュートしているところに、雛が現れる。
感想
いよいよIH本戦も終わりに近づいているような表現もあり、夏の終わりの寂しさをなんとなく感じた。
千夏サイドはついに女バスのIH本戦の試合描写お披露目、大喜サイドはこの後雛に連れられ、たい焼き食べに行く雰囲気のところで今回ラスト。
次回のお話のつなぎ回と言った印象。
考察
つなぎ回ということではあるが、次回盛り上げるための情報量が多かったようにも思った今回。
情報まとめつつ、今回#42について考察していきたいと思う。
- #42で判明したこと
- ミサンガ登場
- 千夏と雛の対比
#42で判明したこと
- 明日の2回戦は昨年優勝校の湊崎学園
- 吉谷先輩小池先輩IH終了で引退
- だんご虫のナツ
- ミサンガ登場
- IH優勝は兵藤さん
- IH残るは女バスのみ、試合は今日16時開始
- 大喜が思う千夏像
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
吉谷先輩小池先輩IH終了で引退
このアオのハコという作品ではよくある、モブ系のキャラを掘り下げないので名無しが多いのはご存じの通り。
そんな中、吉谷先輩小池先輩という千夏の先輩の名前が珍しく登場したにも関わらず、どっちがどっちなのかいまいちわからないというw
さて、今回明かされた栄明女バスの得意な戦術として
吉谷先輩からのパス(小池先輩スクリーン)→マーク外れた千夏がシュート→外してもリバウンドに渚
という流れを紹介。
こういう”このチームならでは”を聞かされるとなんだかグッとくるものがある。
千夏もいうように「このチームでこれからもやっていきたい」って気持ち分かるわー。
ただ渚もいうように「無理なお話」なんだよね。
せっかく仕上がった頃に先輩が引退するっていう、これが学生の部活動なんだよなって感じた。
だんご虫のナツ
- 中3の引退試合以来
- プレッシャーの限界突破により、体育座りで丸くなる
- つんつん押すと、前後に動く。
- 普段言わないような弱気な発言を言う
この可愛いフォームはまたどこかで出てくるなw
果たして次回は大喜の前で披露するのだろうか・・・
大喜が思う千夏像
大喜がバスケボールでシュートしているときの描写。
- 1つ年上でマイペース、距離感おかしく、何考えているか不明
- 意外と子供っぽいところあり
- 気にしすぎなくらい気遣う
- 負けず嫌いで、バスケしている姿がめちゃめちゃかっこいい
個人的には概ね同意。
ここに「食べるのが好き」「魚好き(作中で登場してないかもだけど噂で)」「子供好き」とかなんかも千夏の特徴として印象ある。
ただ、今回大喜が明言したということは、先生から「千夏の特徴まとめるとこんな感じだよ」ってことだと思う。
今までこんな描写されてなかったと思ったので、今回まとめてみた。
ミサンガ登場
この作品では重要な要素の一つとなる「ミサンガ」。
だんご虫のナツから復帰させるために渚の「主がこんなんじゃミサンガも泣くよ」のセリフにて登場。
前回登場の#38「人たらし」で大喜の追加のお願いとして「ケガなく練習の成果を発揮してかっこよく勝利」となっていて、これがフラグとするなら、「大事な試合でかっこよく勝利する瞬間」ということだろうか。
そうすると「優勝候補との大事な一戦にて切れる!?」って考えるところだが、どうなってくるか注目。
千夏と雛の対比
今回より千夏サイドと大喜サイドが同時進行されそうな描写。
ここで思ったのが、扉絵にも採用されている千夏と雛。
やはり二人を対比させているように思う。
とはいったものの、今までの積み重ねもあり、それぞれのサイドのメインになるのはこの二人だと大方予想できるだろう。
実際言うとこの後の展開を知っていることもあるわけだが、今後の展開を分かっているからこそ、今後の展開を予想できるヒントを見つけることができるのではないかとも思った。
ということで実際比較しながらそういった視点で今回考察したいと思う。
キャラ | 状況 | 作中の描写 | 次回の展開 |
千夏 | 試合前 | 先輩たちの引退もかかった大事な一戦。 だんご虫のナツを披露するくらいの緊張感。 ミサンガも登場したことで、より重要さを強調。 | 試合の結果は? |
雛 | 試合後 | 大喜と一緒にプチデート行こうとし、ウキウキになる | デートで何か起きる? |
対比から現時点での二人の状況が分かると思う。
そして大切なのは次回の展開予想。
千夏についてはIH本戦についてフォーカスされているので、当然試合について(結果など)。
じゃあ雛は?というと、これだけのヒントじゃ一見予想ができないようにも思う。
ただ、考えてみれば対比している千夏サイドがこれだけ重要さを強調しに行っているのに、雛サイドがただただ大喜とのプチデートを楽しむだけではどうも釣り合わない。
となると雛がかなり大きなことを仕掛けるような重要描写となる可能性が高い。
とこの時点で予想できたのではないかと感じた。
あとは次回答え合わせとなるのが、いつもの予想展開。
次回の展開を知っている前提で、展開予想の構築をやってみたのだが、完全に今回は一種の展開予想の練習だな。
こんな感じでスキルを磨ければなんて思った次第。
最後に
次回盛り上げるためのつなぎ回と言った印象でした。
その中でも、千夏と雛を対比させることでより注目させているようにも感じました。
ぶっちゃけ展開が分かっている分、前準備としての描写がどうなっていたかを改めて確認できたので、そういった意味では勉強になりました。
さて、上記でも述べているように重要になる次回を楽しみにしつつ、今回の考察はここまで。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
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