【コミック5巻】アオのハコ #39実験中【考察】

アオのハコ_コミック#39 アオのハコ

あらすじ

花恋から千夏と話すかと聞かれ、大喜はケータイを受け取るもすでに切電状態。

応援に来た二人だが、針生と一旦合流。

針生の試合が始まるまでの間に、花恋は針生と付き合うまでの経緯を大喜に紹介。

そして、針生のIH本戦の試合がついに始まる!

感想

まさかの針生回だった今回#39。

針生推しの俺だが、期待を裏切らない、めちゃめちゃ満足いく内容。

いやー針生花恋ってホント大人の恋愛してますってカップルだな。

というか大喜千夏より先輩ペアという意味もあるのかわざとそうやって見せてるまであるように思う。

そして針生のIH本戦が始まるわけだけど、早くも大本命である兵藤さんとの試合が始まろうとしているところで今回ラスト。

考察

今回花恋を使って針生を掘り下げた回となった。

#8「ダブルス」で針生に彼女(花恋)ができたと軽く触れていたが、そのときのエピソードが今回にて解禁。

そんな針生をメインで今回考察したいと思う。

ピックアップ
  1. #39で判明したこと
  2. 針生花恋の役割

#39で判明したこと

  1. 千夏を好きなことが花恋にバレる
  2. 無を見ていることが多い千夏(マイペース?)
  3. 大喜に「これなら一緒に住めそう」との見解の花恋
  4. 針生花恋の付き合うまでの経緯
  5. 気付けば一緒に応援に来ている西田
  6. 3回戦はVS兵藤さん

大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。

千夏を好きなことが花恋にバレる

実は千夏との電話が切れているにも関わらず、代わるか聞いて、そのリアクションで察する辺りなかなか曲者。

というかユーモアありでなかなかいい性格をしているw

他に、秘密である同居関連の事情も花恋に共有していることがここで明かされる。

花恋とは違う学校ということで、千夏の相談として話しやすい状況になっていることが読者にも分かるよう説明してきた印象。

大喜に「これなら一緒に住めそう」との見解の花恋

最初俺「え!?この会話で何で!?」ってリアクションになった。

花恋としては、「異性しかも好きな人と一緒に住んでいたら理性が利かなくなるのでは?」っていう比較的肉食系の認識なのだが、大喜が千夏のマイペースの姿を観た感想が「ゆっくり時間が過ぎているようでそれも嫌いじゃない」なんて表現をしている。

この大喜の発言が所謂草食系の発言なのだが、この認識のずれから花恋が「これなら(特に手を出したりするわけではないから)一緒に住めそう」との見解なんだと思う。

そしてもちろん大喜はこのことを理解していない。

後述するが要は「花恋は大人な女性」って印象がここからも分かる。

針生花恋の付き合うまでの経緯

針生花恋は小5から知り合いで、中学でお互い意識していたが、忙しいことを承知していて付き合う間柄にならないものの、遊んだり、電話したりしていた。

詳しい考察は後述で。

3回戦はVS兵藤さん

#33「大穴が勝ちをさらう展開」で兵藤さんが大喜に言った「このままだと来年のIHの2枠も針生と遊佐柊二になるけどどう思う?」と問われた情報を針生にも共有していたことが判明。

この回答として針生が「俺と大喜だと不満ですか」ということでツッコむ。

(ここで兵藤さんがいつも通りの天然披露するのだがそこはスルーしておこうw)

そして最後に兵藤さんが「俺から1ゲームも取れないと来年のIHは来れないかもな」と伝える。

こういうやり取りだとフラグなのか、ただの煽りなのか全く分からんなw

さて、この答え合わせは次回以降で。

針生花恋の役割

カップルとして見たとき

単体で見れば

針生→大喜のバドで追うべき栄明最強の敵

花恋→千夏の恋愛での相談役

になるが、針生花恋をペアで見ると「大喜千夏と比べ、恋愛面でも一歩先を行く、大人のカップル」を意識して描写されているように感じる。

実際「これなら一緒に住めそう」の項目で考察したように花恋単体で見ても恋愛面でリードしていることが分かる。

両立

この二人のカップルで強調して描写されている”仕事or部活と恋愛の両立”。

これがうまくいかないなら別れると言うように、お互いが目指している目標に理解ある。

この二人の話として、回想にも出てきているが、仕事で落ち込む花恋に対し、針生は今思いつく花恋が元気になってもらえるようなフォローをする。

そして、解決策は次の日に一緒に考えてやると話す。

子供の時の日記を出してくるのは面白すぎるが、それでも針生がめちゃめちゃかっこいい!

針生が#6「一歩でも」で「一生懸命な女子っていいよな」って言っていたが、尊敬ゆえに今の自分にできることをやって少しでも力になってあげたいって思いが感じられる。

実際言うと、お互いがお互いを理解しあってかつ実行できているなら、ハイレベルカップル間違いなしだと思うわ。

俺個人でいうと、恋愛面上手ではないのでいつも勉強している・・・

そういった意味で針生は強者だわー。

花恋の意見

なかなか難しいこと承知で付き合うことを選んだ二人。

だけど、花恋から言わせれば

「やってもいないのに想像だけで否定するのじゃ私は納得できなかったから」

とのこと。

そしてまだ”実験中”だと大喜に伝える。

いやー花恋イケメンだなw

実際二人が付き合い始めたのは、IH地区予選前になるから4月下旬くらい?

現時点での日付は#38「人たらし」より8/15くらい?になるとして、大体4か月くらい付き合っているのかな。

元々が小5から知っていることもあるからお互いのことよく分かっているわけで、”実験中”と言っているが関係は良好なのでは?

こういう仲は本当に理想のカップルのように俺は思う。

大喜の意見

俺も大喜と同じようにこの二人って「よくできた憧れカップル」なんてイメージあったけど、そう簡単な話ではなく、二人は二人で苦労していたことが今回のエピソードより判明。

そして大喜は千夏が考えていること、自分が考えていることをお互い分かっていないと痛感。

おそらくこのことを今後大喜は成長するための目標として意識していくのではないかと思ってしまう。

ただ、俺からしたら大喜は千夏が同居していることで、一緒にいる時間を比較的に取れていることだし、アドバンテージだと思うぞ。

そもそも付き合っているわけではないんだからなおさら。

そこまで悲観的に思わなくていいと思う。

最後に

気づけば結構なボリュームになってしまいましたw

思った以上に重要回だったと思います。

なんだか針生花恋のことが今回ですげえ好きになれました。

さて、次回はいよいよ兵藤さんとの試合がスタートとのことで楽しみにしつつ、今回の考察はここまで。

最後までご拝読頂き、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました