あらすじ
いよいよIH本戦のため、遠征に向かおうとする千夏。
家を出発するも忘れ物を渡すため、追いつく大喜。
そして、千夏がうまく行くようパワーを送る。
場面は変わり、体育館で匡と会話する大喜。
そこに、IH本戦が控えている雛や針生は最終調整に入る。
そして、IH本戦当日。
針生の応援に来た大喜だが、そこに花恋の姿があり・・・!
感想
いやー見どころ多いなー。
まず1つ目。
千夏のミサンガが登場。
全然覚えてなかったけど、大喜がここでパワー送って願いの”追加”してたのね。
でも直接ほしいとのことで、ハイタッチを求める千夏。
このシチュエーション最高に熱いな!
俺こういうの本当に好きなんよw
そして、2つ目。
匡からの情報で結果的に千夏に嘘をついてしまったことが判明した大喜。
前回#37「もしもーし」で言っていた千夏のセリフをこんな早く回収するとはな。
最後に3つ目。
花恋が早くも再登場で、千夏と電話代わる?と問われ、ここで引き。
こんなの受け手ドキドキじゃねーかw
考察
感想でも書いた通り、情報量多くて重要回だった印象。
また情報を整理しつつ、ピックアップして考察していきたい。
- #38で判明したこと
- 千夏のミサンガ
- 大喜「嘘ついたことになっている」ことを把握
#38で判明したこと
- 千夏のミサンガ再び
- 大喜「嘘ついたことになっている」ことを把握
- ↑結果的に嘘をついたことだけ謝ると話す大喜
- IH会場・・・バスケ九州、バレー東北、新体操関西、バド関東(栄明の隣の件)
- 針生は旅行好き
- バドのIH本戦まであと3日
- 花恋の再登場
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
IH会場
千夏のIH本戦の日付について、以前#31「おデートでしょうか」で8/11と思っていたが、正しくは前回#37「もしもーし」より8/12だったことが判明したので改めて訂正。
この描写より8/12当日の早朝であることを表現していると言えよう。
そして、今回針生のセリフよりバスケの会場は九州。
思い出してほしいのが前回#37「もしもーし」で”8/12 千夏ちゃんインターハイ→”とカレンダーにメモされた描写。
俺はてっきり8/12が千夏の試合の日だとばっかり思っていたが、
8/12 移動
8/13以降 試合
の可能性が高い?
さすがに朝一に飛行機で移動して午後から試合っていうより、試合前日に到着して現地にて軽い調整して本番当日に臨むっていうのがリアルか。
でも全国大会経験者ではない人にとってはその辺りもっと上手く表現してくれないと分かりにくいのでは?
由紀子「千夏ちゃん飛行機の移動あるし大変ねー」とかテキトーにフォロー入れたり、カレンダーに「ここは飛行機で移動→ここは試合1回戦」とか表現するだけでも十分伝わるとは思うんだけどな。
俺あのカレンダー見て「8/12に試合ある!」くらいの気持ちでいたから同じように思ってしまう人はいるのではないだろうか。
花恋の再登場
#35「おもしろいもの」以来で早くも再登場。
大喜「今はそれ以上にやることあるし」と今回言うくらいだし、自分から千夏に連絡なんて絶対ありえない。
そんなときに出てくるのがこの人物!
千夏についても「朝花恋とは話すくらいの余裕はあるんかい!」なんて思ったりしたが、千夏も大喜に連絡するなんてとてもじゃないけど思えない。
けど「これなら自然に電話で話せるでしょ」ということで花恋にさせているのだろう。
そして、楽しみは次回にお預け♪と。
千夏のミサンガ
“追加”のお願い
千夏のミサンガは#28「自分の家」ぶりだろうか。
ただ今までと違うのは、明確にミサンガについて話題を出していること。
そして大喜が切れていないミサンガに”追加”としてお願い、これに対しは、切れていないから追加できるはずとのこと。
ここですぐ思い出したのが、現在連載中の本誌のお話になるが#144「上書きしよっか」の千夏。
パワーの送り方が同じこともあり、下記のように対比させていると分かる。
(#144読んでるとき気づければよかったのに・・・)
話数 キャラ 表現 行動 備考
#38 大喜 ”追加”と表現 声にし、IHに向けたお願い パワー不足でハイタッチ
#144 千夏 ”上書き”と表現 声にせず、未来に向けたお願い 特になし
さて、#38読んだ後、初めて#144読んだ目線としては「この前は大喜だったが、今度は千夏がパワー送ってる!」になる。
結果として対比させているわけだが、これ以外に何か別の伏線が隠されているのではないかと思ってしまう。
#144の千夏のセリフがやはり意味深。(そこについては#144「上書きしよっか」で考察)
普通に考えても大喜のように願う人多いと思う。
では、なぜ直近のIHへの勝利を具体的に願うのではなく、ぼかしたように少し先の未来に向けた表現になっているのか。
しかも#144のお話で、今回「大喜がやった流れ」を思い出させるような描写させてもいいようにも思うが、特になかったよね・・・
この辺りが何かヒントになるだろうか。
今後の展開に注目したい。
パワー不足
まさかのパワー不足のため、ハイタッチをする演出。
そして千夏が言ったにも関わらず、そのあとに大喜に「人たらし」と表現。
匡じゃないけど、ほんとお互い様だぞw
千夏も結構気にしないでやってるけど、男子がドキッとする行動を今まで平気でやってるからね。
まあそれは大喜だからやってるってことなんだろうけど。
ただ悪い女はこういうことを計算していろんな男にやるからな。(まあそれは今は置いといて。)
でも千夏が大喜のことだいぶ好意持ってること分かってるから、こちらとしては悪い印象は全然ない。
まあ大喜はそんなこと分かっていないからこのセリフが出るわけだけどね。
大喜「嘘ついたことになっている」ことを把握
匡の役回りのおかげで、千夏に結果的に嘘ついている流れになっていることを大喜が把握。
それについては謝ることを言うも、「今はそれ以上にやることあるし」とのこと。
読者の記憶が新しいうちに分かりやすく「大喜が千夏に謝る流れあるよー」という次の伏線張っていった印象。
ただ大喜の性格上、千夏が忙しいのは分かっているのとそもそも自分のバドに対する気持ちを考え、事を先延ばしにする。
匡からコメントあるように切り替え早かったのも意外と言えば意外だが、上記理由ってことであればまあ妥当か。
こういう伏線の回収は見どころの一つになるから、注目していきたいところ。
最後に
千夏のミサンガについて大喜が触れている回。
本来であれば#144で考察しないといけなかったにも関わらず、このタイミングで考察するのはスピード感が遅くなったので、後悔。
いつもの流れとしては順番にコミックで読んでお話を順に考察していたけど、昔の記憶だとかなり内容が薄れていると痛感。
先に一通り読み直してもいいかもなんて思ってしまった今回でした。
ひとまず、今回の考察はここまでになります。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
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