あらすじ
迷子のゆめちゃんのお母さんを連れてくることができた大喜。
無事親子の再会を果たす。
その際、千夏はゆめちゃんからヘアピンをプレゼントされる。
そして花火が始まってしまい、大喜と千夏はお互い一緒に来ていたメンバーのところに戻っていく。
感想
なんか切ないなー。
最後の大喜のナレーションが花火の消える演出も相まってどこか寂しさを感じた。
大喜千夏雛の三人の心情とそれから1年後について問われているが、丁度現時点での本誌が花火大会をちらつかせているところもあって、そういった対比的な意味でも今後の展開が楽しみに思ってしまった。
考察
前回#35「おもしろいもの」からの続きになるお話だが、花火大会編もこれにて終幕。
花火大会自体は#33「大穴が勝ちをさらう展開」から始まり、話数としては4話分だが、考えてみると花火大会の話題がでたのは#30「お近づきに」からなので、ここも花火大会編としてカウントするなら6話くらいだからボリュームとしてはそこそこか。
さて、花火大会編の最後のお話となる今回では大喜千夏雛のそれぞれのキャラの心情が描写されていたようにも思う。
おそらくそこが花火大会編でのまとめ部分になると思うので、今回はそこにフォーカスして考察していきたいと思う。
- #36で判明したこと
- 大喜千夏雛が思うこと
- 来年は?
#36で判明したこと
- ゆめちゃんはヘアピンを千夏にプレゼント
- 千夏に可愛いと言えない大喜
- 伊藤くんが来たことを言わない雛
- 寂しそうな顔をする千夏
- 来年についての匂わせ
大きなトピックは後述、小さいトピックをここで考察。
ゆめちゃんはヘアピンを千夏にプレゼント
おまけページにてデザインはアシスタントさんがやってくれたとのこと。
大喜は終始笑っていたが、そんなデザインを今回採用。
来年千夏はこのペアピンを付けて花火大会に参加するのだろうか。
大喜のせいで千夏もどことなく恥ずかしさがあるように感じるので、次回では着用しないのではなんて思う反面、思い出の品ともなるし、次回ゆめちゃん再登場するとしたら、このペアピンが伏線として何らかの意味を持たせるのではなんて思ったりする。
物語として考えるとしたら、これを活かさない手はないと思うから、来年千夏がヘアピンと着けて、浴衣着る流れが一番ありそうではある。
そこでヘアピンを絡ませた次の花火大会の予想(というか妄想)を考えてみた。
大喜は浴衣(+ヘアピンあり)を着た千夏と針生花恋でダブルデート。
途中大喜はグループからはぐれてしまうと偶然ゆめちゃんと再会。
今度はゆめちゃんと共に大喜が千夏を探す流れとなる。
しばらくすると買い出しのためりんご飴を買おうとしている雛と遭遇。
(前回の対比として大喜-ゆめちゃん-雛で手つなぐ展開もあり)
雛と別れた後、無事大喜たちは千夏と合流。
千夏はお礼に前回もらっていたヘアピンをゆめちゃんに渡す。
大喜千夏雛が思うこと
千夏に可愛いと言えない大喜
せっかくゆめちゃんからもらったヘアピンを笑ったらさすがにかわいそうじゃない!?という印象なのだが。
大喜としては「可愛い」と言ってしまうとこの楽しい時間が終わってしまうということで、そう口にせず、むしろ冗談としてその場を笑いの雰囲気にして誤魔化す。
以前千夏に言われた「良くないから忘れよ」がしっかり機能しているわけだ。
それでも今できる言葉としては、客観的にみても妥当ではないかと思う。
むしろ友達としての対応としてみたら最善手なのでは?
そういう意味では大喜も成長しているように感じる。
伊藤くんが来たことを言わない雛
大喜から「待っている間何かあったか」問われて、「大丈夫」と回答する雛。
伊藤くんご一行が来ていたにも関わらず・・・
まあここは余計なことを言わないのが吉だよなー
大喜のことを雛が好きでないのなら、「誘われたけど断ったんだよねw」で笑い話になるけど、好きってことであれば、相手に余計な情報を与えるだけ。
大喜目線だと「あれ?何で断ったんだ?」と変な勘繰りされる可能性があったり「一人でいる時間長かったもんなー悪いことしちゃったな」と気を遣わせてしまう可能性がある。
そもそも好きな人が隣にいるにも関わらず、そんな訳のわからないやつの話題に時間を取られるのはもったいない。
せっかく花火が盛り上がっているならなおさら。
雛のセリフにも「食べ物美味しいし花火最高!」ってことを言っているので、今楽しんでいる気持ちを台無しにしたくないって意味はあるはず。
そして、来年も二人で来たい気持ちが溢れている、これぞ青春って感じが伝わってくるそんな描写。
寂しそうな顔をする千夏
花火が丁度打ちあがるも、「早く行かないと」ということで、大喜と別れて本来のメンバーの元に戻る二人。
千夏が戻ったときに渚から突っ込まれたときの表情がこれ。
前回#35「おもしろいもの」で花恋がいい仕事した効果もあるだろう。
大喜は雛と来ていることを知っているので、それを分かっての気持ちだと考えるともうね。
だけど、真面目な千夏としては自分で「忘れよ?」と言った手前、良くないことも分かっているのでなおさら。
実際、手のひらくるくるする女性もいるとは思うけど、千夏はそういうタイプじゃないからな。
そう考えると千夏も悩むよなー。
この後の展開を楽しみにしたいところ。
来年は?
大喜のナレーションで触れている部分。
現在の本誌#145「やっぱり強ぇ」で丁度花火大会について触れられたが、次回の花火大会の展開予想のヒントになる部分ではないだろうか。
ここの文章の意味としては、「1年後という時間の変化で来年の自分たちはどのように変わってくるのか」ということ。
そこで今回の花火大会のエピソードから大喜千夏雛の気持ち(セリフ)が今後どこを目標に向かうのかという目線で考えてみたい。
キャラ 花火大会での気持ち(セリフ) 来年の目標
大喜 千夏に「可愛い」と言ったら楽しい時間終了 →千夏に可愛いと言える関係性
千夏 大喜に「早く行かないと」と言うも寂しい顔 →大喜と一緒にいたい。
雛 大喜「可愛い」言ってくれたし、花火最高! →来年も二人っきりでまた来たい。
いや最初から分かってたよ、ただこうやって文字にしてみたが、やっぱり大喜千夏の組み合わせって結論になってしまったw
ただ、今回の大喜千夏の気持ちについては、次回そこを払拭する形になると思うので、対比として「去年こんな気持ちしてたよー」って描写は挟んでくるのではないかと思う。
逆に雛の展開は・・・。
上記二人が「今回は課題残ったが、次回は良い展開が予想される」ことを考えると、雛は逆で「今回良い展開で次回も同じような展開を希望しているが、次回はあまりいい展開ではない」ということなのだろうか。
いい展開ではない=大喜と一緒ではない
であれば、誰もが予想する通りの展開になるのだが・・・
まあ素直に「雛は次の花火大会は大喜と二人っきりにはならない」でいいな。
俺の予想だとゆめちゃん再登場説推してるから、今度は雛含めて3人が一緒になる展開になって「今年は大喜と二人っきりじゃなくてこの子と三人っきりになっちゃったなw」なんてセリフがあったら、しれっと伏線回収ってなって熱くない!?
最後に
なぜかゆめちゃん再登場説を考察するとは思わなかったw
1年前のエピソードに戻って、次の花火大会の展開予想をしてみたが、どうなるか結構楽しみ。
それでは今回の考察はここまで。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。
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