あらすじ
千夏とバスケ部の仲間が花火大会のある屋台を巡回中、大喜雛ペアの後ろ姿を発見。
一方、雛としては普段着ていない浴衣姿なこと、何より大喜と二人きりになっていることで緊張の様子。
そして、花火を見るための場所の確保ができた二人だが、雛の首の後ろ辺りに蚊に刺されたことで、大喜がムヒを塗ってあげることに。
そんなやり取りがある中で、花火大会のために念入りに準備してきた雛に大喜がお褒めの言葉をかける。
考察
雛可愛いなー。
これぞ恋する乙女の真骨頂って感じ。
さて、前回#33「大穴が勝ちをさらう展開」から続く花火大会編。
今回も雛の魅力を引き出した回となっているが、引き出しているのは間違いなく大喜の存在もあり、そんな大喜と魅力的に描かれた雛に注目して考察していきたいと思う。
- 雛といるときの大喜
- 女の子
雛といるときの大喜
#17「問題ないです」のときも雛のアクシデントに颯爽と現れ、対応する大喜の姿が印象的だったが、雛といるときの大喜が男前に見える演出が多いように思ってしまうのも今回も雛回だからなのだろうか。
#30「お近づきに」の回想同様、今回の花火大会でもりんご飴を買ってあげる優しさはおなじみだとして、雛の髪のセットについて質問する流れから、浴衣とかヘアの準備を頑張ったことに気づいてあげて、かつ雛の一番言ってほしかった「可愛い」の褒め言葉をしっかり言える。
これ好きな男子から言われた女子めちゃめちゃ嬉しいでしょ。
これ男子としては満点なのでは?
しかも、雛の髪の毛見て、取りこぼしがあることに冷静に気づけるとか高1の部活命男子のスペックじゃなんだろw
逆の立場で俺が高校生ならこんなこと絶対気にしたりしないと思うわ。
(これが俺と大喜とのスペックの差だな・・・)
年上の憧れの先輩である千夏に対して、同級生の親友的な立ち位置の雛だからこそ魅せられる大喜の姿ってことなのだろうか。
女の子って
今回のサブタイ。
大喜の「可愛い」の一言で上機嫌な雛。
大喜としても予想以上の雛のリアクションに驚いているような描写。
雛の感情については以前の俺なら大喜同様に理解不足だったと思う。
そこで、今回雛ってキャラから自分の経験を活かして女性について解説していきたいと思う。
(さぁ漫画の考察ブログにも関わらず全然関係ない話が始まるぞ・・・w)
自論
これは俺の自論になるけど、多くの女性って自分の感情?感覚?を重視しているところがあると思う。
少し例えると、俺だって褒められたり、応援されたりするのは嬉しかったりするけど、女ってそういう言葉を男以上の感性で受け取っているのでは?なんて思っている。
だから#18「がんばれって言って」のサブタイ通りになるけど、雛はこういった言葉がやはり大切で、結果モチベーションの向上につながっている、そんな女子なんだと思う。
逆にこのギャップを理解していないと揉めたりするんだけどね・・・w
女という生き物とは
さて今回のお話に戻るけど、雛から見て相手の大喜は自分の好きな人。
リップやヘア、浴衣までのコーデを念入りに準備して頑張った。
「自分のことを見て褒めてほしい、けど恥ずかしいから見てほしくない」っていうのもなんだかTHE 女子!って感じ。
「がんばれって言って」同様に「もう一回言って!」という褒める言葉を重視するのも女性ならではの感性。
そして、「可愛い」と言ってもらえて満足そうな笑みを浮かべる雛の表情。
少し大げさに感じた人もいたかもしれないけど、意外とこの辺の描写はリアル・・・というかうちの相方に似ているところもあることから、やっぱり女ってこういう生き物だと改めて思えたって話。
そして、こうやって純粋に喜んでいる女子の姿ってやっぱり可愛いっていうのも頷けるそんな描写だった。
つまり雛様最強!ってことだなw
最後に
最後千夏が登場でラストの今回。
ずっと雛回が続いてきたから今度は千夏のターンというところだろう。
さて、4巻までのお話の考察もここまで。
4巻では大喜のIH予選が終わり、夏休み突入でイベントは盛りだくさん。
千夏との距離が縮まるも一旦保留となり、今雛とのフラグを立てているといった感じでしょうか。
やはりこういった三角関係が面白いw
それでは最後までご拝読ありがとうございました。
次は5巻を考察していきますので、よろしければまたご覧ください。
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