あらすじ
雛の花火大会のお誘いにあっさりokの返事をする大喜。
その夜、猪股家でも花火大会について話題になる。
一方、針生はIHに向け大喜と練習する中、7/31に大学の練習に参加しないかと大喜に声をかける。
そんな嬉しいお誘いがあった大喜は、にやけ顔となっており、そこに雛が現れ・・・
考察
#30「お近づきに」の続きとなり、今回も雛回。
花火大会に向け準備といったつなぎの回と言った印象。
今回は考察というより印象について語る感想メインの回になりそうだが、やっていこうと思う。
- 雛の部活仲間の子
- 千夏のIH本戦
- 大学で練習
- 二人の認識の差
- おまけページ
雛の部活仲間の子
おなじみではあるが、今のところ名もなき部員である雛の部活仲間の子。(名前解禁はもう少し先のはず)
雛が大喜のことを好きなことを察しているようで、花火大会は別の人と行くことを聞いただけで、「おデートでしょうか」と誰と行くか含め全て見透かしていそうな辺り、この手の相談キャラとしてはさすがのレベルの高さ。
「雛にはこの子がいる」と読者にも思ってもらうためにも大切なポジション。
大喜には匡、雛にはこの子、千夏には・・・(もう少ししたらね)
今後雛の相方として度々登場することがあると思うので、これからの雛の恋模様をしっかりサポートしてもらいましょう。
モブキャラ多い説
今回読んでても思ったが、やっぱりこの作品名もなきキャラ多くない!?
ちょくちょく登場してそうだとしても、「でもこいつ名前なんだ?モブ?」みたいなw
前回登場した「伊藤」って名前が逆に「おっ珍しく名前出た!」って思ってしまった。
余計なキャラは掘り下げず、「この作品は主要キャラたちの青春物語だから!」っていう先生の意志だろう。
まあテンポの良さがこの作品の魅力の一つだから、まぁやはりそういうことなのだろう。
千夏のIH本戦
前回#30「お近づきに」で作中が7/21(水)だということが分かったが、そこから3週間後の8/11(水)が千夏のIH本戦ということが判明。
便利コム2021年(令和3年)カレンダー https://www.benri.com/calendar/2021.html
大学で練習
ダブルスを組んでいるということもあり、大学の練習のお誘いを大喜にする針生。
大学生と練習とかなかなかそんなチャンスないからな。
その辺り、大喜は環境に恵まれている。
針生とのこういう日々の積み重ねが二人にとっての大切な思い出につながってくるんだよな。
二人の認識の差
確かに二人で行くとは言っていない!
特にこの二人の間柄だとみんなで行くことをイメージするのが自然。
そもそも大喜の認識では、千夏への恋の成就を雛も応援していると分かっているわけで、それでいて二人で行くだなんて夢にも思わんよw
大喜の「誰来るの?」にはさすがの雛も咄嗟に出てこないよな。
「言いそびれたから二人で行くことを改めて言う」って決めて大喜に話しかけているならまだしも、いきなり想定外の質問来るとあーなるよ。
そしてこの雛の表情である。
まさに「頑張れ雛」になる。
おまけページ
先生と編集担当者との打ち合わせの一部が伺えるとはとても貴重。
編集「ネーム良かった」とのコメントに、先生「でも雛が可哀そうで」と表現しているのがポイント高い。
個人的にもこういうリアクションの描写は「多少大きいくらいが良い」派・・・というかそれこそ先生の方が当然分かっていると思うのよ。
それでもキャラのことを思いやってこういう言葉が出てくるっていうのが先生のキャラに対する愛情を感じる。
読んでてキャラに対する優しさを感じたりしてたけど、今回のコメントでやはり合点がいった。
だから読んでて不快感がなくて読後感がとても良い。
それがこの作品の良さにつながっていると改めて思った。
最後に
今回も雛の魅力的な表情が描写されていましたが、次回も止まらず攻めてきそうな雰囲気漂っているところで、今回はここまでにしたいと思います。
今回もご拝読ありがとうございました。
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