あらすじ
練習中ミスを連発してしまう雛だが、その調子を先生や部活仲間が心配するも気丈に振る舞う。
さらには、教頭からも期待されてしまい、重圧としてのしかかる。
そんな中、ある人が脳裏に浮かぶも、一人で乗り越えないといけないことを再度決意。
それでも、練習ではなんとか調子を取り戻していき、一安心して歩いている際、とあるハプニングが雛を襲い掛かる・・・
考察
コミックを跨いでしまうも、#15から続く雛回の第3弾となる今回#17のお話。
前回#16では雛が涙し、一人で頑張ることを決意するも、それが裏目に出ているのか調子を落とし、そして最終的には他人との接触により、転倒し、足を捻ってしまう始末。
そんな中、大喜(主人公)が雛(ヒロイン)を助けるという王道展開。
今回はそんな雛をメインに考察していきたいと思う。
- 気丈の振る舞い
- 教頭からの期待
- 普通の高校生
- 接触によるアクシデント
気丈の振る舞い
周りに対する気遣い
例えミスしたとしても余裕を見せることで相手に格好悪い姿を見せないという姿勢。
確かにミスの原因が海外ドラマ見てて寝不足だからとか笑いながら言われたら、冗談っぽさもあり、心配するのも薄れていくけど。
謎に元気な連れションコールをしてみたり、オーバーワークを心配する部活仲間には元気よく「大丈夫!」と言ったりと、とにかく明るく元気な姿を見せる雛。
内心焦っている様子はないにしろ、周りの目線をやはり気にしている。
自分のためにやっている新体操なのに、ここまで周りを気遣う姿は大人だと思うし、自分の見せ方を変わっているアスリートなんだと改めて感心してしまう。
大喜に対する気遣い
ただ、いつもと違うとしたらそれは大喜に対する気遣い。
今じゃおなじみの観覧料〇円!の件をやらなかったことに相当不調だと感じる大喜。
(ちなみに〇円!の件の初出は#4選ばれしもので登場)
雛としては大喜にとって自分の存在が邪魔になると考えてしまい、距離を置こうとする。
そりゃあ、大喜にいつもの絡みをしなかったら、大喜としては怒っているとか体調悪いのかとか思うだろうし、こちらとしても物足りなさを感じるだろう。
教頭からの期待
問題なし!
そんな不調な状況で教頭先生が登場。
調子について尋ねられるも、雛は「問題なし」の回答。
そんなとき、雛の父親である蝶野弘彦という名前のみだが登場。
#4でも登場していたが、元日本代表選手ということでやはり有名人のよう。
ここでもただただプレッシャーをかけてきた状態となってしまう。
さくらんぼのデザインのTシャツ
一旦休憩すると言って、練習を抜けたタイミングでTシャツを着替えているのだが、そのときのTシャツが”cherry”の文字とさくらんぼが描かれている。
前回#16ではレモンのTシャツについて考察をしたが、今回はさくらんぼについて調べてみた。
サクランボの花言葉は「小さな恋人・善良な教育・上品」などです。
LOVEGREEN サクランボの花言葉|種類や品種、花の見頃の時期は? https://greensnap.jp/article/8827
花言葉からみると、教頭と会っているときは父親について話題になっており、父親の影響により新体操のスキルが高いと言えることから、善良な教育であるとは思う。
ただ、これが果たして意味あることなのか、それともたまたま採用されただけなのかはやはり今の時点では不明。
「前回レモンだったけど今後はさくらんぼにしよう!」くらいな軽いノリなのかもしれない。
また見つけ次第考察したいと思う。
普通の高校生
不調の時に思い出す人
そんな追い詰められていく雛が、「自分は凄い人ではなく、ただの普通の高校生」という心の声が出てきてしまう。
やはりこれが本音、いつも周りには気丈に振る舞っているがこういうこと。
そんな心情のとき、雛が思ってしまう人はやはり大喜。
雛のことを周りは「全中4位のトップアスリートで他とは違う」と思うだろうけど、#15「普通の女子」で大喜が雛の事を「普通の女子」というように、大喜が良き理解者ということがより伝わる。
雛の決意
その後、大喜のことを一目見た雛は安堵の表情を見せる一方、大喜には別に想い人がいることをすぐ思い出してしまい、雛は胸が苦しくなってしまう。
そして、雛は一人で乗り越えていくことを再度決意。
いやーこの大喜のことを見て、苦しむ雛の表情よ・・・
普段の表に出している元気な姿とのギャップに、こっちもしんどくなる・・・
この描写見たら雛のことを応援したくなってしまった。
接触によるアクシデント
動揺
なんとか調子も取り戻し、元気な姿で練習をする雛。
周りにも安心してもらっていたそんなとき、他人と接触し転倒。
ただでさえ、コンディションが不調という不安要素があるにも関わらず、足を痛めてしまった。
これも#4になるが、カロリー計算するくらい自己管理を徹底していたり、#15では接骨院に通い、体のメンテナンスを行っていたり、しかもコンディションもまだ不安が残るこんな状況でのケガなんてなったらそりゃあ「どうしよう」ってなるわな。
大喜の登場
そこにすかさず現れた大喜。
雛はまたも気を遣い、「大丈夫」というも、大喜は「自分の事だけ考える」よう雛に伝え、一緒に保健室に行くことに。
ヒロインが負傷して主人公が助けてあげるこの流れ。
王道だけどやっぱりいい!
そして、最後に雛の内心「気付きたくないんだって」と。
熱いと思います!ついに雛からお言葉頂きました!
今までは雛が自覚していなかったけど、今度は自分の気持ちに素直に行動する展開もあるだろうし、こうなるといよいよ見どころある三角関係になってくるというもの。
さて、次回二人で保健室に行くわけだが、必見!
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