あらすじ
食堂にて水族館デートの後日談をする大喜と匡と雛。
これから始まる県予選に気を引き締めようとする大喜だが、雛は大会に近いにも関わらず余裕さを見せ、さらには注目選手として、外部から取材を頼まれるほどの注目っぷり。
時間が過ぎ、放課後。
接骨院で施術を受けた雛だが、偶然にも同じ接骨院で施術を受けていた千夏と出会う。
先に接骨院を後にする千夏だが、千夏を探す接骨院スタッフ。
どうやら千夏がスマホを忘れてしまったとのことで、雛が渡す流れとなり後を追うことになるのだが、そこで雛が見たのは・・・!
考察
久々の雛回。
水族館デートの後日談を入れている今回になるのだが、間髪入れずに重要な話につなげてくるこのテンポの良さ。
物語を動かす役割として雛がいよいよ動き出してきたって印象。
それ以外でもちょくちょく情報投下してきて、情報量多めのそんな今回も考察内容についてまとめていきたい。
- 水族館デートの後日談
- 佐知川高校
- 雛への取材
- ケープくんストラップ
- 足をひねった大喜の話
- 猪股家に入った千夏を目撃
水族館デートの後日談
前回の水族館デートの後日談を大喜匡雛の幼馴染トリオで話す場面。
雛の方からデートについていじっていたはずが、デレデレした顔の大喜に対し、雛は怒った態度をとる展開。
その態度を匡も確認。
#13で見せた大喜への嫉妬を前回は読者含め、部活仲間1人だけに見せていた姿だが、今回は匡にまで見せて、いよいよ大喜への気持ちが表れ始めている。
今後おそらく匡から雛へ何かしらのフォローは入るかと思われるが、そこも注目。
佐知川高校
同じ県でIH優勝校の一強状態との情報をしれっと投下。
同じ県ならば絶対登場するであろう佐知川高校だが、ここは名前のみ紹介。
雛への取材
取材を受ける雛を前に、それを見ている大喜と匡。
佐知川の全一を見ると威圧感を感じる一方、高校の体操界では間違いなくトップになる存在の雛を見ていても、「普通の女子」に見えるとのこと。
オーソドックスに考えるなら、幼馴染で普段の姿を知っているし、新体操で凄くたって普段は普通の女子となんら変わりないって雰囲気なのはよくある流れではある。
ただ、今回のお話で強調したいこととしては、みんなと変わらない普通の女子同様に恋をするということを意識的にアピールしているように感じる。
コミック2巻のタイトルにもなっている「普通の女子」ということで、やはり雛はキーパーソンとなるキャラクターということだろう。
ケープくんストラップ
行きつけの接骨院で千夏とばったり出会う雛。
そこで目にしたのは千夏のカバンについているケープくんストラップ。
これ読者目線だと「あっ水族館デートのとき、買ったんだ!」ってなるけど、雛目線で「大喜とデートしたときに買った?」って思ってそうな視線だが、これは大喜との後日談のとき、しれっと話していたってことで脳内補完すればいいのかな。
それか雛が大喜のことを意識していることで、ケープくんストラップがあっただけで「大喜とのデートのときに買った」と思い込んでいるってことなのかな。
後者なら割と納得できるし、こっちの方が自然か。
それだけ今回意識付けようとしてるし。
ただ、そんなにケープくんストラップってメジャーなのかねw?まあそれはいいでしょう。
とりあえず、やはりこの”ケープくん”というキャラクターは今後で出てきそうなので、注目していきたいところではある。
足をひねった大喜の話
「結構脈ありじゃん」ということで、雛が大喜の株を上げるため、大喜の昔話を千夏に話しているのだが、これが反って千夏に「大喜のことが好きなのでは?」と思わせてしまう結果となる。
ちなみにこういう話って、話の流れから自然に話せるならいいし、受け手次第だけど、「あなたは知らないと思うけど、私にはこの人とこんな思い出あるのよ!」って誤解を生むようなリスクあると思いません?wちょっと考えすぎ?
これは某作品から学んだことだが、「人を好きになるのは、その人のことを楽しそうに話したとき」とのことで、これ凄いイメージできると思ったんだけど、雛の表情がまさにお手本のようだわ。
雛は無意識だとしても、ここでも読者に分かってもらえるような描写を入れてくる!
ここでの注目は、序盤では匡がなんとなく気づいて、今度は千夏に気づかせているということで、これも今後の伏線になってくるのだろうか。
猪股家に入った千夏を目撃
傘を忘れた雛だが、用意の良い千夏に傘を借りるがそのときの雛の心情。
「性格良し!スタイル良し!運動神経良しだから・・・なにかすごい性癖あってほしい」と。
こういうとき性癖なんて言う?w
そこら辺のセリフ回しが雛らしいw
さて、ついに大喜と千夏が同居していることが見つかってしまったわけだが、このときの雛の表情よ!
雨降っていることも相まって、ホント絶望よ!
というところで、ここで引き。
今回本当に雛回だったな。
次回続きになるわけだが、雛の行動に楽しみにしつつ今回#15の考察はここまで。
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