【初見読み】アオのハコ #212これからの課題【考察】

アオのハコ_#212_1 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#212の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

なぜ今回地区予選を描写するか分かりました

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あらすじ

新学期の朝。

いつも通りに朝練に向かう大喜だが、その体育館はどこか寂し気で・・・

バド部にも新1年が入部。

IH出場の大喜には新1年の憧れの視線が集まる。

そして徐々に近づくIH地区予選に大喜も緊張感が高まる。

一方、大学生活がスタートした千夏だが、そんなとき敷地内にて針生と邂逅。

帰路に着くがそんなとき、二人が目撃した人物とは!?

佐知川高校に足を運ぶ五百崎さん。

そこにはもちろん柊仁の姿もあり、柊仁の心情が明かされる。

場面は変わり、ゲーム形式の練習に励む大喜。

そんな姿を新1年生も見ているわけだが、そこに工藤が登場し!?

感想

こう入るか

4月ってなってて
俺「やっぱり新章か!」
なんて思ってたら、一人朝練に励む大喜。

早速千夏がいない朝練風景を描写してくるね三浦先生!

なんかどことなく寂しさ感じる体育館なんだけど・・・

なんて思ってたら
新入生「猪股先輩!かっこいいー!」
俺「なんだと!?」

大喜がこういわれるのすげえ違和感w

というかこれ読者みんな思っただろw

1年生の頃の大喜を知ってる俺らとのギャップだよな。

しかも
新入生「千夏先輩って誰ですか?」

これをわざわざ入れてきてるし、やっぱり今までと違うアピールよ。

これ大喜IH大丈夫か!?

絶対早口で話してるだろw

針生「五百崎さんじゃん!」

もうさー五百崎さん出るだけで俺の興味もものすごいんだがw

針生をまさかの解説君として説明させてたけど、針生のこの感じよw

めちゃめちゃテンション高いんだけどw

針生ですら憧れてしまうトッププレイヤーっていうのはかなりインパクトでかい。

そしてそんなときにも大喜を気にする針生の優しさよ。

千夏のこのリアクションも納得w

さて、今まで隠していた五百崎さんの情報が今回も解禁されたけど、一旦出そろったって感じになるのかな。

良い情報もらったんでまた考察頑張りますよ!

しゃべらせてくるな!

柊仁「競うからこそ楽しく 自分の強さを実感できるから」

こいつらしいなー全然ブレてない。

練習試合やIH予選決勝のときもそう!

「強い相手とバドするのが楽しい」っていうのが一貫してる。

雛の考察動画上げたけど、そう考えると雛って本当に何を理由として新体操をやっているんだ・・・

さて、遊佐柊仁の中の仮想敵として上げてるのが大喜晴人ということで、この二人をしっかり入れてるのがいい!

逆に俺が思ってしまうのが大喜のモノローグ。

遊佐柊仁が下である大喜晴人を警戒しているのに対し、大喜は遊佐柊仁しか見てない印象。

そんなとき晴人はしっかり大喜の背中見てるという・・・

この辺りの描き方ちょっと怖いんだよな・・・

考察

ピックアップ
  1. #212で判明したこと
  2. 五百崎さんの役割
  3. 雛の心情
  4. 今後の展開

新章となった今回。

新情報だったりと、今後の展開の方向性をみせてきたような印象。

さて作品としてもIHが近づいている雰囲気作っているわけだが、まずはいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

#212で判明したこと

  1. 現在2025年4月
  2. 新キャラなし?
  3. IH地区予選まで約3週間
  4. 元治大学のモデル
  5. 美容系の短大進学の花恋
  6. 旅がらす
  7. 猪股の名を知る五百崎さん
  8. 新1年に千夏を周知
  9. 雛の表情

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

新キャラなし

晴人やあかりが入学してきた1年前を思い出してほしい。

「遊佐の弟だー」
「兵藤さんの妹だー」
となっていたが、今回そういった癖のあるキャラは無し。

それどころか
「猪股先輩かっこいい!」
ということで、完全にモブばかり。

俺としては名前ありのレギュラーになれるような新1年出てくるとは思っていたが、これからそんなキャラを登場させるのだろうか。

今回で感じ取ったこととしては、2パターン。

① 新1年として掘り下げるキャラはいるが、今回モブに「大喜先輩すげえ」をやりたかったので、今は目立たせていない方向性
② 千夏が大学生になったこともあり、新1年生を掘り下げるつもりがない方向性。

新キャラ登場にもたらす恩恵を考えてみると、
・恋愛作品としてみたら、晴人あかりにとって初めての「後輩異性」のポジションになる。
・スポーツ作品としてみたら、大喜晴人のライバルキャラとして扱える。
ということで、西田渚など先輩たちが抜けたことを考えても補充させるのはありだと思う。

ただ、実際アオのハコって作品自体が広くキャラを掘り下げるスタンスではないことを考えると、
・現状は保留
・今後の方針次第で新キャラを導入
くらいの温度感なんだろうか。

今後の新キャラについては期待しつつ、登場したら掘り下げたいところ。

IH地区予選まで約3週間

「いよいよIHが始まる」の雰囲気感じるが、まずはあくまで地区予選ということで一旦確認。

大喜が1年生のときは、シングルスで岸と対戦したり、ダブルスは針生と組んでIH県予選へ進出。

大喜が2年生のときは、そもそも描写せず、そのままIH県予選へ進出した形。

地区予選についてもしかしたら誤っているところはあるかもしれないが、以前のお話を読んでいる雰囲気見ると
・ベスト16辺りまで勝ち上がれると県予選へ進出決定
・前大会で良い結果だと地区予選免除の可能性
こんな感じ。

地区大会免除の可能性を考えると、前回IH出場の大喜がそれに該当する可能性はあるかと思う。

仮に大喜も地区予選からスタートだとしても最低限シードはもらえているはず。

普通に考えてIH出場の猛者がシードなしで出場とか一般の人から見たら迷惑な話なので、大喜のシングルスは県予選スタートな気もするが、作中「IH地区予選まで約3週間」と意識付けに来ていることを考えると、大喜も試合に出ているようにも思う。

さて、前回描写すらしていなかったのに今回描写するとしたらそれはどんな内容になるのだろうか・・・

元治大学のモデル

元治大学のモデルは、文字の雰囲気から「明治大学」だと思っただろう。

少なくとも俺は一番最初そう思ってた。

それが今回の千夏針生の会話にて「大隈記念講堂」が描写されたことで、「早稲田大学」であることが確定。

そんな今回明かされた「早稲田大学」説だが、実は#209「私の宝物」の考察動画のコメントにて、「早稲田」説をこの時点で提唱してくれた天才読者さんがいたので、このタイミングで紹介したい。

考察内容としては、
「元治大学の元ネタは、元号から取ってきたものではないか」という可能性。

実は「元治」という元号があり、元号の並びとしては
元治→慶応→明治→大正→・・・
と続く。

ここで注目したいのが、元治の次に来ている元号が「慶応」ということ。

慶応もご存じ「慶応義塾大学」ということで、大学がある。

そして慶応は早稲田と長年のライバル関係ということで、両校での試合を「早慶戦」なんて呼び名ももはや有名だろう。

元号:元治 → 慶応
   
大学:早稲田 慶応

元号と大学で共通する「慶応」。

それを連想ゲームの要領で、元ネタである「早稲田」大学を「元治」の文字に置き換える。

これが「元治大学」の由来だと思われる。

五百崎さんの役割

前回に引き続き、さらに情報が投下。

正直連続で投下されるとは思っていなかったので、驚き。

では早速情報まとめつつ、考察していきたい。

追加情報

今回針生や柊仁から引き出されたが内容をまとめていきたい。

・小学生の頃は年代別日本代表
・佐知川高校出身で、IH団体戦の優勝メンバー
・現在大学3年生でインカレ準優勝
・元治大学在学(ほぼ確定)
・知り合いの店でアルバイト
・佐知川でコーチ業(報酬あり)
・「猪股くん」の名を耳にする

注目は大学3年ということ。

兵藤さんが現在大学2年ということで兵藤さんの1つ上の先輩にあたる。

思い出してほしいのが、#19「荷物お運びします」にて、1年の頃の針生の成績が県3位、兵藤さんが全国優勝ということが明かされている。

五百崎さん高3、兵藤さん高2、針生高1のときのIH県予選になるが、そうなると対戦している可能性もあり得る。

いや針生が兵藤さんに負けて3位ってなってるから、IH県予選決勝は兵藤さんVS五百崎さんか?

ちなみに兵藤さんがIH優勝しているとはいえ、IH県予選1位通過かは現状不明。

ただ普通に考えると当時の成績を、IH県予選兵藤さん1位、五百崎さん2位の並びの可能性が高いか。

そう考えると、五百崎さんインカレ準優勝ということは、兵藤さんがインカレ優勝の可能性はあるか!?

見えないところで兵藤さんの株がどんどん上がる。

千夏とのフラグ

今回五百崎さんがものすごい選手ということを耳にした千夏。

そうなると展開としては、
玄関付近で邂逅の千夏五百崎さん

見かけた件を千夏が話す

恋人がバドでIH出場を目指していることから一度手合わせしてほしい旨依頼

大喜五百崎さんの対戦が実現

この流れが近々起こりそうな予感。

五百崎さんが大喜を指導っていう可能性もあるが、
針生「俺と試合してくれないかな?」
針生「まぁ俺はまだしも 大喜は戦えたら すげえ勉強になるだろうな」
のセリフを千夏が聞いていることから、千夏が試合をしてほしいとお願いする流れの方が可能性高そうに感じる。

柊仁との関係

柊仁「予選も楽しみなんですよ」
柊仁「俺がこの一年で強くなった分 周りがどれほど強くなったのか」
柊仁「競うからこそ 楽しく 自分の強さを実感できるから」

柊仁のバドで強くありたい理由を感じとれるセリフ。

五百崎さんが柊仁のこの性格を理解していることを踏まえると、今回柊仁が口にした「猪股くん」の名前がポイントになってくるように感じる。

五百崎さんが大喜と対戦

柊仁を楽しませる意味でも大喜に積極的なアドバイスをする

こういう展開も十分あり得そう。

ただ俺としては、前回#211「最後の1年」で展開予想している通り、
柊仁の指導者→五百崎さん
大喜の指導者→針生
になると思っているので、五百崎さんは大喜にアドバイスはするとしても、指導のメインはあくまで柊仁。

そう考えると、針生にコーチをやるきっかけのための立ち回りが五百崎さんの役割になってくるのではないかと予想したい。

雛の心情

五百崎さん情報が多めに登場してきた最中、やはり併せて登場させているのは雛。

ただ今回登場はラストページのみではあるが、ここを簡単に拾っていきたい。

表情

モブ「千夏先輩って誰ですか?」
工藤「いたんだよ みんなの憧れの先輩が!」
モブ「えー猪股先輩にぴったりー!」
モブ「スポーツエリートカップルだ!」

あえて千夏について新1年に情報を与えつつ、その姿を見る雛の構図。

さてこの表情をどう考えるか。

普通にいくなら、
「自分の好きな人である大喜の恋人の話を耳にしたからいい気分ではない」
「自分が大喜と付き合っていたら、こんなことを聞かなくてすむのに・・・」
こんな感じになるだろう。

ただ、耳にしたのは蝶野雛。

俺はもしかしたらこうは感じていない可能性があると思っている。

初期からの雛というのは、
#25「お疲れ様」では、1年生のIH県予選に敗退したときの大喜が、千夏との会話の時間が取れず結果的に元気がないことに対して、雛も同じく悲しい表情を見せていた。

それ以外にも、#50「ずるい女」では、クラス代表として文化祭準備をこなしている大喜を見て、好印象な同級生モブたちに対して、嫉妬するわけではなくむしろ喜ぶ表情を見せていた。

このように、雛という人物は好きな人にとって良いことは喜び、悪いことは悲しむというキャラ。

初期と比べ、考え方が変わっている可能性ももちろんあり得るが、もしこの考え方がブレず一貫しているとしたら、今回の表情が意味することとは・・・

「千夏が卒業したことで、大喜が孤独感を感じているのでないかという懸念」
にならないだろうか。

つまり、工藤たちの会話を聞いて改めて大喜の心情を気遣っている表情なのではないかと考える。

最後に

やはり五百崎さんが動くと情報量が多いというか、お話として面白いですね!

考察のし甲斐があります。
(気持ちは文章量セーブしたいんですけどねw)

さて、今回のお話で大喜の孤独感をやたら印象強く描写されているように感じました。

そんな大喜の今後の展開ということで考察して締めたいと思います。

今後の展開

今までは針生や千夏がいて、「追うスタイル」ということでやっていたのが大喜。

それが今自分が3年生で今までとは違う立場となっているが、その辺りにフォーカスして考察したい。

危機感

まずは朝練での千夏不在での孤独感。

今までは相手がいるから頑張れていた部分があるわけだが、今はそれがない。

そんな中、質の良い朝練などの活動を継続できるのか疑問に感じてしまったのが今回。

そしてもう一つ。

現栄明でトップの大喜だが、練習環境としてこのままだと仮想敵である柊仁との差が縮められるかという点。

柊仁はIH優勝目指していて、そのために五百崎さんと練習することでレベルの高い練習ができているのに対し、大喜はできていない。

モブは「大喜先輩すげえ」で強調させにきているが、大喜としては物足りないことを実感しているから表情が浮かない感じなのではないだろうか。

そう考えると、大喜自身が現在のこの練習環境のことを「課題」として認識しているように感じられる。

つまり、今回のサブタイである「これからの課題」のタイトル回収になるのが、「大喜の練習環境」になるように感じた。

IH地区予選

最速で次回IH地区予選が始まるのかもしれない。

さてなぜ前回地区予選なんて描写していないのに、今回描写するような雰囲気になっているのか。

当然「大喜にとって最後のIHなので、今回しっかり描写したい」って理由はあるのかもしれない。

でも俺は今回考察してて明確な目的があるように感じる。

というかアオのハコがスポーツ漫画ではないから、目的があるから描写すると考えるべきではないだろうか。

そうなると今回IH地区予選で描写したいこととは・・・

今回大喜の課題を描写したが、漫画としてももっと分かりやすく描写する必要がある。

地区予選とは、上位に入ればたとえ負けてもIH県予選に進出することができる。

IH出場の大喜は上ばかりを見て、背を追っている存在に今回気付かなかった。

地区予選で大喜が晴人に負ける展開

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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