【初見読み】アオのハコ #193あけまして【考察】

アオのハコ_#193 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#193の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

「なぜ菖蒲のあの描写がないのだろうか・・・」

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動画として楽しみたい方に!

あらすじ

年明けということでいつものように集まる2年組。

お互いの恋人事情を話す大喜菖蒲だが、そこに出くわす兵藤一派。

兵藤さんの野望の真意がついに語られる!

参拝やおみくじ、甘酒と初詣ならではなイベントで時間を楽しむご一行。

そんな中、匡が何か探している人を見つけ・・・!?

菖蒲にいなちゃんと別れ、帰宅のため電車に乗る大喜匡雛。

その電車にはなんと高砂の姿が!?

下車すると苦い思いをする匡だが、そんなとき雛が思うこととは!?

感想

激しく外したな・・・

俺「今年は初詣夜に行かない!」
三浦先生「いや、普通に夜だけど^^」

俺「今年は千夏と初詣に行く!」
三浦先生「長野のおじいちゃんのところだよ^^」

俺「高砂の浮気で菖蒲失望!」
三浦先生「いやいや高砂そんなキャラじゃないから!^^」

もーなんだよw

まだまだ考察者として甘いですね・・・

そんな今回読んで「高砂ってそういえば菖蒲LOVEって感じだったよなー」と思う反面、「なんか露骨すぎて逆に怪しく見えてきた」って思ってしまった・・・

なんかまたとんでもない考察始めてしまっても良いですか・・・?w

えらいこっちゃだな

菖蒲の心情
高砂の心情
匡の心情
雛の心情

もうさー今回考察する点多いのよ・・・

さっき嫁にも菖蒲の心情の参考にって思って質問してたんだけど、これ難しいなー

というかこれしっかり考察してから今後の展開予想として1本動画作ってもいいんじゃないかってくらい現時点で選択肢が広い・・・というか展開予想が定まらないな。

前々から菖蒲周りについて動画作りたいとは思ってたから今度はそっち進めていこうかな。

考えとくわ。

えっ!?

ラストの雛!!

この感じめちゃめちゃいいなー。

#171の考察で「大喜は優しいから匡に寄り添うけど、匡の気持ちはわからない」って思ってたけどその通りになりそうだな。

文化祭編明けのあの日から少し時間経ってるけど、ここの雛の心情、そして雛が匡にかける言葉は本当に楽しみだわ!

考察

新章となる今回。

率直に言うと情報量が多い!

でもこれだけのボリュームなのに千夏先輩いないんだぜ!

できるだけ拾えるようにやっていきたいとは思うが、まずはいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #193で判明したこと
  2. 高砂の心情
  3. 菖蒲の心情
  4. 匡の心情

#193で判明したこと

  1. 扉絵
  2. 兵藤さんの野望
  3. 住所:埼玉
  4. 匡は凶
  5. 菖蒲のおみくじ
  6. 来週カフェデート
  7. スポーツ推薦の雛

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

扉絵

まずはサブタイトル「あけまして」

ひらがな表記になっているということから、新年の「明ける」と今回の”カラフルな青春を「開ける」”がかかっていると思われる。

さて気になる点がいくつかある。

まずは人選。

「アオのハコ」の文字数に合わせて採用された5名。

現時点でのこの作品の5強的なメンツということだろう。

次にカプセルのカラーについて。

「アオのハコ」の文字をみて貰えれば分かるがそれぞれのイメージカラーが採用されている。

青・・・大喜
ピンク・・・雛
オレンジ・・・千夏
紫・・・菖蒲
黄緑・・・匡

そこを確認した上で、お気づきいただけただろうか・・・

雛菖蒲匡はイメージ通りのカプセルのカラーを採用しているにも関わらず、大喜は赤のカプセル、千夏は緑のカプセルを採用。

普通に考えれば「アオのハコ」の文字通りにカプセルのカラーを被せてもいいところなのにあえて違う色。

そしていろいろ調べたわけだが、公式でよく見るカラーとしてはやはり先ほどの5人のカラーはド定番な印象だが、赤と緑って誰だよw

赤に関しては針生っぽい雰囲気なのかもだけど、グッズ見ると全て赤って感じでもない。

そして緑のイメージキャラがいない・・・

んー、今回の大喜千夏のカプセルの採用カラーの意図が読み取れない・・・

兵藤さんの野望

兵藤さん「競う中で全員で強くなってもらわないと」

兵藤さんが大喜だけではなく、遊佐柊仁や晴人も教えていたところのフォロー。

個人的には兵藤さんが大喜を指導するのは物語のご都合だと思って読んでいたわけだけど、こうやって明かしてくれるのは結構納得いくアンサーで良い印象。

だって何で選手である兵藤さんがわざわざ大喜のことを教えるの!?って感じだったから。

要は自分が強すぎるがゆえに同じレベルで競う相手がほしいわけだ。

そりゃあ圧倒的な一強でゲームをやっていても面白くない気持ちはすごくわかる。

拮抗した試合こそがゲームの醍醐味だと個人的にも思うところなので、こういう物語の進行上の都合かもしれないがこうやって理由付けするのは今後もぜひお願いしたいところ。

そして余談だが、あえて晴人が挨拶をちゃんとせず兵藤さんの指摘により、それぞれ丁寧に挨拶する流れの描写。

大喜兵藤さん+あかりの構図にしたかったが、自然に晴人を一時フェードアウトさせ、裏で動かす手法。

勝手に一人納得してしまった。

住所:埼玉

大喜が埼玉住まいのヒントは結構ちりばめられていたので分かっていた読者も多かったと思うが、今回作中にて「埼玉」と明記。

今までも上尾とか所沢とか匂わせがあったり、そもそも川越がモデルになっているのはファンの間でも割と有名だったと思う。

作中分かりやすい描写としてはWC県予選のトーナメント表だったり、会場が深谷ビッグタートルだったと思うが、今回こうやってセリフとして「埼玉県」と明記してくるところを見ると答え合わせの意味として表現しているようにも感じる印象。

高砂の心情

久々登場の高砂。

現状の菖蒲との関係について掘り下げられた今回。

文化祭編では菖蒲LOVEと感じ取れる発言をしていた印象。

今回の初詣でも当時から気持ちの変化はないように見えたわけだが、逆にこの笑顔が胡散臭く感じてしまった。

ということで「菖蒲に対する高砂の想いは本音なのか」をベースに考察していきたいと思う。

高砂の言動

今回気になる点が2つほどあったのでフォーカスしたいと思う。

まずは菖蒲に言ったこの言葉。

高砂「ちょっと靴紐結んでただけだよ」

真実は落とした10円玉を探していたわけだが、あえて菖蒲に対して結果として嘘をつく形となっている。

確かに男たるもの好きな女の前では格好つけたがるもの。

10円玉を必死で探している姿は女性目線でかっこいい姿ではないように考えてしまうだろう。

そう考えるとこの嘘は、相手の印象を悪くさせないための見栄ではないかと感じる。

だがしかし!

俺が同時に思ったことが「匡なら嘘つかず素直に言いそうだよなー」という点。

文化祭編でも対比されていたが、おそらくここも対比の材料となる描写。

個人的にここの情報はかなりでかいと思ってしまった。

そして気になる点のもう一つ。

高砂「でも それが守屋さんだから 彼氏だからって 俺は縛れないよ」

菖蒲と話していたときは「菖蒲ちゃん」と呼称。

それが今回男友達と話すときは「守屋さん」になっている。

理由を考えた時、「照れ」があるかとも思ったが、「いつも惚気てる」の友人のセリフがあるので隠しているわけではなさそう。

そうすると考えられるのは、「菖蒲に対してまだ憧れの気持ちが残っている可能性」

これなのではないだろうか。

高砂の設定

高砂の気持ちが変化している可能性という目線で考察したが、結論としては気持ちは変わっておらず、菖蒲に対して好きな気持ちは変わらないように見える。

ただし、好きの中には付き合う前からあった「憧れ」の気持ちも残っている可能性あり。

そして、菖蒲に対して軽い嘘をついてでも自分をよく見せようとする見栄を張っている可能性あり。

また、作中の描写にて匡に対する印象について「あんまり恋愛とか興味なさそう」のセリフがあることから、匡に対して敵対心は今のところなし。

正直高砂良いキャラに見えるが、以前からそうだが露骨な高砂良い人説が鼻につく。

そんなキャラ設定ではあるわけだが、逆にこのステータスが匡の勝ち筋のヒントになりえるのではないかと感じた。

引き続き高砂には注意してみていきたいと思う。

菖蒲の心情

前回の時点で初詣参加は決定していたこともあり、楽しみにしていた部分。

そんな菖蒲の心情について考察したいと思う。

物欲しさ

菖蒲「やっぱり一口」

匡が甘酒を持ってきてくれて、苦手なため一度断ったものの、なんとなく物欲しくなってしまった菖蒲。

元々暖かい飲み物買うつもりだったこともあって、単純に羨ましく感じてしまったということなのだろうか。

実際これはきっかけでしかなくて、ポイントなのはこっち。

匡「もう口つけちゃったから無理だよ」

の後の菖蒲の様子。

三浦先生お得意の目元隠しの描写。

そう考えるとここの描写に意味を含ませている可能性は高いだろう。

そうなるとこれは匡に対して好感度上がる表情ととらえていいのではないだろうか。

ただなぜ好感度が上がる?

匡との間接ではあるもののキスを連想させてしまい、照れている。
だからその場から立ち去るように匡から離れた。

現在高砂と付き合っており、匡への想いは文化祭以降描かれていないことを考慮すると、こういう解釈なら辻褄は合いそうではある。

女子の影

忘れていた。

読者は知っていて本人たちは知らないシリーズ。

文化祭編では匡が咲季のことをまだ好きだと思っていて、だから自分から身を引いていた。

つまり、他に女の子の影があったことが匡を諦める原因となったわけだ。

ということでここで読者に再確認させるような描写を投入。

そして「一緒にいると安心できるんだよねー」の菖蒲のセリフへ続くわけだが、安心感ということでこれまたポイントになる言葉が登場してきた印象。

匡の心情

菖蒲関連が掘り下げられれば、当然描写されるのが匡の心情!

ということで、早速考察していきたいと思う。

間接キス

匡「もう口つけちゃったから無理だよ」

「それくらい良くない!?」
と思うかもしれないが、ここのセリフかなり重要な意味を持たせていると考える。

なぜなら「間接キス」だから。

このアオのハコの作中、付き合う前の男女で間接キスの描写ってあったっけ?

考えてみたけどないような気がする。

つまり、それだけキスには意味を持たせているためと考えるのが妥当だろう。

特に匡が菖蒲のことをまだ好きなことは今回で確定。

そういう意味でも付き合っている人がいるにも関わらず、間接キスになってしまう行動を自身が許さないという意味も含まれているようにも思う。

口には出さない

匡「口には絶対出さないから 大丈夫」

言霊とはよく言ったもの。

#151「こんにちは」で登場した雛のセリフ
「名前をつけて形にすると すごく存在感が出てしまうからね」
を思い出す。

先ほどでも述べたように、匡が菖蒲のことが好きなことがこのセリフより確定。

ただし、付き合っているお相手がいる以上、一線を越えない覚悟の表れかと思う。

雛の役割

ここで思い出すのは#171「諦めついた?」で登場した大喜匡雛のやり取り。

ざっくり内容をおさらいすると
1.匡が菖蒲に失恋したことを共有。
2.雛より「相手のいる人はダメ」の発言。
3.失恋した雛に対し、以前匡の言った「相手が幸せならいい」の振り返り。
4.失恋経験の有無により、大喜と雛が匡の気持ちの理解度に乖離が生じている演出。
という内容をまず念頭に置いてほしい。

そして今回大喜より「他の人を好きになる道」について言及。

ここの匡のリアクションを見ると、言っていること自体は全うではあるものの匡目線としては求めている言葉ではないように感じる。

そんな中、ラストの雛の演出。

「雛まだ大喜に気持ちあるんじゃない!?」

と思ってしまうところあるかもしれないが、俺の予想としては#171「諦めついた?」の予想から一貫して「きっぱり諦めついている」としていきたい。

詳細は概要欄の#171「諦めついた?」をチェック。

ざっくりいうと、#113「勿体なくて」にて雛が大喜のことを友達としての関係で行くことを決意した描写となっているため。

さて話を戻していきたいが、
雛が言った「相手のいる人はダメ」の言葉、
匡が言った「相手が幸せなら(それで)いい」の言葉
から分かるようにこの二人の中で結論が出ているわけだ。

現在関係性が順調である菖蒲に行くことは”悪いこと”というのは明白。

ということで、普通に考えるなら「菖蒲を諦める方向で語る」と思うところではあるが、そのムーブはすでに大喜にしてもらっている。

となると、今までの真逆の動きとして菖蒲を応援する流れの示唆となるのか!?

いや、普通に考えても、匡の気持ちを理解している雛の言葉で説明するって流れが妥当だろう。

ただ匡応援ルートについては「深読みのし過ぎかなー」とも思うわけだが、結局このままでは匡が入り込む隙間がまるでない。

「そうするとどうやって今後の展開持っていくの?」
「菖蒲が幸せではない流れってどういうこと?」

というのが最大の課題。

雛には匡菖蒲の二人が幸せになるきっかけとなる役割を担っていると思いたいところだが、果たして。

最後に

今回結構ボリュームが出てしまったわけですが、実は原稿時点でこれ以上の尺になる勢いでして、動画2本にしようか考えるほどでした。

考えていたこととしては「高砂悪者説、そしてその秘密を知っているのが雛」みたいなテーマでひたすら文章打っていたのですが、突発的な思いつきの勢いだけでなかなか納得できる内容には持っていけず断念。

ただ次作成したい動画テーマが見えてきたので進めていきたいと思いました。

さて、そんな盛り上がっている匡菖蒲周りの事情なわけですが、今回ここ描写されませんでした。

それは・・・

「菖蒲のおみくじ」

ということでここ掘り下げて締めたいと思います。

菖蒲のおみくじ

個人的にここ結構気にしていたポイント。

なぜかというと前回最初に引いたおみくじというのが「茨の道です」となっており、結果的には引き直す展開となった。

この「茨の道」の言葉自体考察案件と思って個人的には注目していたわけだが、今回なぜか描写されていない。

明らかにおかしくないだろうか。

恋愛脳の「THE 女子」の塊みたいな菖蒲が今年はおみくじを引いていない?

ここで思い出してほしい。

みんながおみくじを引いているタイミングで菖蒲がしていた行動とは・・・

「長めに詣でる」

ということでみんながおみくじで盛り上がっているときに菖蒲はまだ詣でていることになる。

なんかこの手法晴人のときと似たような肌感覚。

つまり、おみくじ自体の存在感は大喜たちが実施しているので、読者には把握させるが菖蒲の引いている姿を作らせない構図。

これは三浦先生が意図して作った流れだと推察。

ということで、読者の見えないところで菖蒲もしっかりおみくじを引いているはず。

ではなぜこんなことをする必要があったのか・・・

「今はどうしても描写することができない事情がある」

「おみくじの内容が今後の展開の示唆となっている可能性」

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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こちら→(https://www.youtube.com/@MASATO%E6%BC%AB%E7%94%BB%E8%80%83%E5%AF%9F/videos

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