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あらすじ
訪問の理由などを語る千夏パパ。
大喜じいちゃんからの晩酌のお誘いがあったということもあり、猪股家で一晩過ごす。
そして早朝。
時差の関係で早起きする千夏パパだが、そこには朝練に向かおうとする千夏。
そこで千夏は秘密を明かす!
いつも通りの体育館で、普段通りのパフォーマンスの千夏。
練習終わりに一人残って自主練するが、思い出されるのは千夏パパとの会話。
考える千夏の背後には、大喜の姿が。
そんな大喜にはなにか秘策を用意しているようで!
そして場面は、仕事が終わりでマンスリーマンションに帰宅した千夏パパ。
千夏を迎えに行くことを決意したそんなとき、インターホンの音が鳴り!?
感想
展開予想って難しいな(白目)
前回の展開予想が外しまくりで笑ってー。
千夏のめちゃめちゃの攻めに「え!?何してるの!?」って思ってー。
それに対する千夏パパの判断を「当然だよな」って感じてー。
「どんな展開に持っていくの!?」って読み進めたらー。
答え.大喜スマイル「こんばんはー」
誰がこんな展開予想思いつくねん!!!w
千夏パパの印象
千夏パパの率直な俺の印象。
「めちゃめちゃ優しいお父さんじゃん・・・」
俺もっともっと堅物だと思ってたわ。
IHの件言っちゃったときの「やっちまった」と言わんばかりの目元。
三浦先生がもうフォロー入れてきてるし。
個人的にはラスボス級だと思ってたが、優しさでヤバイ色がどんどん薄まっていく。
俺もっと強敵なオトンをイメージしてたぞw
考察
前回#172「目の前の”今”」の続きとなる回。
相変わらずかすりもしない展開予想をしてしまったわけだが、そんなことがどうでもよくなってしまうまさかの展開。
そんな今回はどんなことが判明したのか、いつも通りに情報整理から始めていこうと思う。
- #173で判明したこと
- 千夏の心情
- 千夏パパの人柄
#173で判明したこと
- 千夏パパが一時帰国した理由
- 千夏ママと大喜パパは不在
- 千夏の受験事情
- 千夏パパのみに秘密を明かす
- おでこに手のひらを当てる千夏パパ
- 「ちなっ」表記
- 千夏が強いことを話す二人
- 居候を希望する大喜
重要なトピックは後ほど考察。
気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。
千夏パパが一時帰国した理由
前回#172「目の前の”今”」で考察した内容。
答えは、仕事のトラブルのため。
そしてしばらく滞在するとのこと。
「えっ!?じゃあ何で千夏ママいないの!?」
千夏パパが海外転勤になって付き添っていることを考えてもしばらく滞在するのであれば千夏ママも一時帰国するのが自然。
単純に遅れての合流なのか?
それだと今度は「なぜ遅れて合流?」の説明がほしくなる。
これ今後の展開のヒントになりそうな予感。
千夏ママがいない理由
「千夏パパに付き合っていることを明かしたけど、千夏ママはなぜ選択肢すらなっていないのか」
これ正直結構謎じゃない?
この理由を考えたとき、単純に千夏ママはすでに付き合っていることを知っている可能性あるんじゃないかなんて思った。
千夏から言ったのか、千夏ママが問い詰めてきたのか、それともただただ察してしまったのかは別として。
メタ的な視点になるんだけど、これ今回千夏ママがいない理由につながらないか?
夫婦一緒にいればすぐ共有されそうだし、後から合流なのだとしたら「大事な案件だし後で落ち着いた時に相談」という選択肢は十分あり得そう。
そうするとまたメタ視点になるけど、千夏ママと大喜パパの共通点として「大喜千夏が付き合っていることを知っている」ということであれば、猪股家の茶の間にいたのは「大喜千夏が付き合っていることを知らない」人たち。
そうやって揃えているのだとしたら、やはり意味ありげな構図。
この辺については後から明かされる部分になるので、楽しみにしたいところ。
千夏の受験事情
千夏の受験関連の続報。
現在面接の結果待ちとのこと。
さて、Xのフォロワーさんが千夏の進路関連で面白い考察してたのを思い出す。
ここの内容にも注目。
「ちなっ」表記
前回#172「目の前の”今”」で表記された「ちなつ・・・先輩?」だったが、今回の呼び方が「ちなっ」。
前回は大喜がやや驚きながらの呼び方、今回が呼び止めようとしたときの呼び方。
なんとなく匂わせに来てる?
花火大会編だったり、お疲れ旅行編だったり、最近では文化祭編とそれぞれの章では二人にとっての”ハコ”が描かれていることが印象的。
ということは、ついに大喜が「ちなつ(ひらがな)」と名前呼び捨てになるのか!?
#1「千夏先輩」では「ありがとう、いのまたたいき君」。
#104「1月4日」では「好きだよ、いのまたたいきくん」。
ということで、ひらがな表記は注目の形。
次回の「名前(ひらがな)」はどんな形となるのか楽しみ。
居候を希望する大喜
これなら同居の問題を一時的にだけど解決できるもんな!
先生方のこういう意表のつき方には本当に感心する。
大喜自身の好感度爆上げしつつ、千夏パパとのイベント発生。
ただ、由紀子に何て言ってこっちきたのよ!
「千夏先輩のお父さんのところで修行してくる!」
とか?w
それから、この大喜の奇行に千夏パパなんて返答する!?
千夏パパ「いやいや君自分の行動分かってる!?」
大喜「分かってますよ、千夏先輩とのことを認めてくれてないことも!」
千夏パパ「なるほど、私も君とそのことで話したいと思っていたよ」
こうだな!
千夏の心情
今回千夏の強い姿にフォーカスされている。
そして今回大きくでた「千夏パパに付き合っていることを明かす」
前回#172「目の前の”今”」の考察にて、「メンタル面を考慮しても付き合っていることは言わない」と思っていたが、千夏としては打ち明けてもプレイに支障を来していないような描写を投入。
今までは「WCで結果を出してから報告する」となっていたが、やはりその考え方が変わったことを意味するか。
では千夏の中で何が変化したか、考察していきたいと思う。
千夏が強いことを強調
まずは、ここ。
アップバングの子と裕奈に千夏が強いことを強調する描写。
アップバングの子 | 裕奈 |
---|---|
#172「目の前の”今”」にて ミスプレイで落ち込んでいたが千夏が励ます。 | #88「このままじゃダメだよ」にて うまくいかないプレイに対し、千夏がアドバイスを言うも逆上してしまう。 |
この二人だからこそ、千夏の強さがより強調されている形となっている。
頼るのは苦手?
早朝千夏パパとのやり取りを思い出すも、それでもパフォーマンスがぶれていないことを描写。
ただやはり千夏の姿から悲しさがあふれ出る。
そのあと、大喜が千夏パパとのやり取りについて気にかけてくれるも、「大丈夫、私が全部・・・」と言う千夏。
大喜にすら頼らず、自分でなんとかしようとする気持ちが感じ取れる。
そもそも千夏って元々誰かを頼ったりしないタイプだっけ?
いや花恋とかにバリバリ頼ってたか!
ただ自分の家族の問題についてやはり大喜を巻き込むのは申し訳ないっていう強がりから来ているのだろうか。
支えられている千夏
前回#172「目の前の”今”」で、千夏が大喜にプレッシャー感じていることを明かしたのは記憶に新しい。
そのときは大喜のハグによって緩和することができた。
そして今回「俺にも持たせてください」ということで、ボールとプレッシャーをかけているようなセリフ回し。
#160「願い事」では、「千夏のプレッシャーをどうしたら軽くできるんだろう」というセリフもあるように、千夏の負担を意識する大喜。
ということでこの大喜の優しさが今でも一貫されていることが伝わる描写となっている。
結局今回千夏が語るように「大喜くんがいてくれたから苦しい時も踏ん張って頑張ってこれた」とあるが、付き合った後はもちろんのこと、付き合う前から大喜に支えられていた千夏。
ここがやはり重要。
それを踏まえた上で次の項目に移行したい。
打ち明ける条件
#151「こんにちは」で、学校の仲間たちには付き合っていることを明かし、今後どうするかを話す描写。
結論としては、
大喜「後ろめたさがないからこそ自分のペースでいきたい」
千夏「由紀子さんたちに知られたらその時はちゃんと話をしよう」
ということで、両親たちには付き合っていることを秘密にする方針になった。
そして#156「勝つことが」で、大喜パパに付き合っていることがバレてしまったが、そのときの千夏の覚悟が
「WCで勝つことがバスケの為に残ったって証明になるから」
と言うことで、大喜パパには黙ってもらう形となった。
つまり読者目線としては「WCでの勝利=千夏パパに告白」の構図となっている認識。
にも関わらず、前日夜大喜に「お父さんに話すことになってもいいかな」と言う千夏。
この時点では話すことを決意したわけではなく、話す可能性があるという言い方で表現。
そして今回打ち明けたということで、急に気持ちが変わったように感じてしまう。
なぜ付き合ってると言ったのか
「千夏にとって大喜が心の大きな支えとなっている」ということを伝えたいと思うんだけど、なぜわざわざ今までの考え方を覆してでも、今回言ってしまったのか。
考えられることとしては、WCが実際始まっていつものように大喜に助けてもらったのだが、そのおかげで普段通りのパフォーマンスができる精神状態になっていることを伝えたいため。
だからこそ、このタイミングってことなのかな。
実際#151「こんにちは」で、「千夏先輩には受験やWCがあって、万が一揉めたとき感情が乱されるのは嫌」と言ったのは大喜。
それが、受け手の千夏が「揉めたとしても大喜がいるから乱されないという自信があった」ということであれば、千夏は強気の姿勢ということで、今回千夏パパに攻める姿勢を見せたのではないだろうか。
ただそれでも「今言うのはさすがに攻め過ぎでは!?」というのが正直な感想。
その辺りは説明されそうなので、楽しみにしたいところ。
千夏パパの人柄
今まで謎多かったキャラである千夏パパ。
個人的にはアオのハコのラスボスに成りうる人物になると思っていたが、印象が一変。
由紀子や大喜じいちゃん、千夏との会話から分かることを拾いつつ、考察していきたいと思う。
やり取りから判明できること
由紀子がタメ口使うタイミングあり。
寡黙なだけで大喜パパも言うように怖いタイプではなさそう?
大喜じいちゃんのお泊りのごり押しにはタジタジ。
晩酌にお供する優しさ。
千夏の近況を確認、そして称賛。
付き合っていることに驚くも、すぐに父親として冷静な判断。
「IH行けなかったんだろう」の失言に対し、すぐさま千夏の様子を伺う視線。
千夏が行った後、考えこんでいるような後ろ姿。
帰宅後、千夏からの返事なしで、迎えに行こうとする姿勢。
それ以外として、早起きした姿を部屋着で描写。
俺の印象としては「この後ろ姿の雰囲気なんだが普通のお父さん」って感じ。
俺的には隙なんて見せず、スーツビシッと決めてくれても良かったと思った。
でもあえてこういう表現なのもやはり親近感持たせに来ている?
それとも前日大喜じいちゃんとの晩酌の影響でビシッと決められなかったってこと?w
癖?
場面変わって翌朝最初の描写が、おでこに手のひらを当てている姿。
千夏が大喜と付き合っていることを話した後でも、おでこに手のひらを当てている姿。
「いやー実は二日酔いでw」なんてことはないと思う。
ということで何か意味を持たせているように思える。
この動作がどんな心理かを少し調べて見たけど、”不安とか緊張”と出てきて、いまいちしっくりこなかった。
個人的にはやっぱり何か悩んでいる、考えているように見える。
夢佳の前髪クシャの癖を考慮すると、このアオのハコの作品としては何か意味持たせているように思うが果たして・・・
総評
千夏に対してしっかり愛情あることが伝わってくる印象。
千夏ママと二人のとき、実はウキウキで千夏のこと話してる!
なんてことないと思うけど、それぐらい好きの可能性があるかもなんて思ったり。
他には、元々寡黙そうなことは分かっていたが、言葉足らずですれ違いや喧嘩してそうに感じてしまう。
そう考えると千夏と千夏パパには「不器用な親と子のすれ違い」をテーマとして描いてるんじゃないかと予想。
#153「アイスを食べない」で大喜と由紀子で仲良い方向からの親子愛を描いていたので、それとは逆の形として、対比させれば差別化にもなる。
今後の展開
今回ラストが千夏パパと同居することを希望した大喜。
普通に考えれば、
大喜の良いところを千夏パパが理解。
(千夏のことを大喜が支えていることも併せて理解?)
って展開を作るために、この流れにしていると思う。
ただ、結局部活のために同居を許可したってところはポイントだと思うので、それを考慮すると
付き合っていることを許しつつ、同居のことも許可。
ただし、WCが終わるまで。
などの制約あるのではないかと思う。
そうすると次に「じゃあWCが終わったらどうするの?」問題が発生するっていう。
千夏が大学の面接を受けているので、海外に行くとは思えない。
でも
千夏パパ「大喜くんのこと気に入ったから千夏卒業まで同居ok」
が理想ではあるがこの展開いけるかな。
どの流れが一番ありえるか。
「千夏が長野県のおじいちゃんおばあちゃんの家に行く」とか?
それか猪股夫婦と千夏ママが同居に賛成してて、千夏パパをなんとか口説いてもらうか。
そうしたら大人の皆さんが何を語るか期待するしかない。
最後に
今回もまた次回が気になるところでラストとなりましたね。
大喜と千夏パパが何を語るか必見です!
ということで今回の考察はここまでです。
ご挨拶
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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