【初見読み】アオのハコ #170あれから一年【考察】

アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#170の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

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【アオのハコ】最新話#170「あれから一年」【考察】
【#アオのハコ】最新話#170「あれから一年」の動画を投稿しました。①タイトル回収回はこの先でもまた登場するのでは?②今回の文化祭編では何が判明したか?・YouTubeチャンネル

あらすじ

大喜を邪魔していたモブたちが集まり、今回のやりすぎた悪事を反省させるため藤木を囲う。

そこに居合わせた晴人。

だが藤木は去年の文化祭で大喜が雛とキスしたのに千夏と付き合ったと言う始末で全く反省せず・・・

場面は変わり、美女と野獣の劇を観覧する雛にいな。

終了後、晴人たちと遭遇し、劇を絶賛するも不愛想なリアクションでその場を後にする晴人。

そして次は、大喜千夏。

軽音ライブに来ていて、去年を懐かしむ。

そこで去年聞こえなかったあのときの言葉が明らかに!?

そして千夏の想いが語られる。

文化祭も終わり普段通りの日常に戻る体育館。

大喜匡は練習に励み、菖蒲もマネージャーとしての仕事に精を出す。

そんなところに姿を見せる高砂。

付き合っている姿を周りに見せているわけだが、それに耐えられない匡。

思わず大喜に弱音を吐く・・・

感想

今回凄い!本当に最重要回!

考察言いたいところだけど、そこは我慢して感想。

藤木再び

まさかまだ常識あるモブたちにしっかりフォローさせる展開で来るとは!

そこはさすがの三浦先生か。

だがしかし!

藤木には反省させず、去年の大喜雛のキス疑惑のネタを晴人の耳に入れる展開を作っていく!

ここでこう繋げてくるか!

もしかしたら大喜雛のキスの件、話題にするのかなーなんて思ったけどこの展開は思いもしなかった!

最後に大仕事した藤木さんはもうアオハコでの役割終えましたね。

だからおとなしくGO HOMEしててくださいね!

あのとき何を言ったのか(答え)

いやー、結構手ごたえあったんですけどねー。

思い出ですかー!!

もちろん外したことは残念ではあるが、それよりも千夏にとっての”ハコ”の意味が明かされたこと。

これめちゃめちゃ重要すぎる!

皆さんご存じ「ハコ=体育館」というより、「ハコ=思い出」って意味だったってことだよね。

これアオのハコの根幹じゃん!

これ今後の展開予想のイメージ膨らむなー。

めちゃめちゃ楽しみになった。

高砂のフルネーム

あのー君の名前はどっちなんですかねー?

ジャンプ+アオのハコ#170,アオのハコ#162

高砂翔太だと思ってたら「優斗くん」って?

俺すげえ混乱してんだけどこれどういうこと?

まさかここで双子説?w

考察案件か?w

考察

前回#169「スタンプ」の続きとなる回。

ついに文化祭編のフィナーレでもある今回だが、最終回感じるような中盤の流れ。

そしてこれだけの重要な情報量。

ということはここが一区切りを意味するか。

長丁場になりそうな予感がするが、いつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #170で判明したこと
  2. ”ハコ”とは
  3. 文化祭編を終えて

#170で判明したこと

  1. 扉絵
  2. 去年大喜雛のキス疑惑を耳にする晴人
  3. カップの子と絶賛の雛
  4. 振り回される晴人
  5. あのとき何をいったのか(答え)
  6. 結婚を意識してる千夏
  7. 猫からスタンプを獲得
  8. 腕相撲する雛
  9. 針生花恋西田は1コマのみ
  10. 優斗くん?
  11. 失恋したことを大喜に話す匡
  12. 中学の1年生大会で大喜にデュースの末、敗北の匡

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

扉絵

これが三浦先生のツイート。

17巻の別案とのことだが、これを見る前の俺の感想としては

「えっ何で今更花火大会回を!?これ何か意味あるんじゃない!?」

なんて思ったりしてしまったw

深く考える必要なかったなw

ここから分かることとしては

①花火大会終わりの帰り道
②千夏の浴衣の色合い

ってところだろうか。

別案だとしてもこれはこれで良いね!

カップの子と絶賛の雛

「ワンダフルビューティフルパーフェクト」

この褒め方って毛嫌いしてたはずの新体操の先生の言い回しと同じじゃねーかw

#164「不器用だよ」で、美女と野獣を「結局イケメンと付き合うんかい!」評価のにいなちゃんでも高評価だった劇。

結局劇の描写はなく、あかりなんて登場すらさせてもらえないというw

ここで注目したいのは雛「カップの子」呼びな点。

#151「こんにちは」ではあかりにアドバイスしていた雛だが、あかりの名前をまだ知らないのか。

それともあかりがカップ役だったことを知らないのか。

このアオのハコという作品において名前の呼び方もキーになる表現。

ここも今後の変化に注目。

振り回される晴人

去年の文化祭にて大喜雛のキス疑惑を耳にする晴人。

結局未遂だったわけだが、そこまで把握できているかは現状不明。

せっかく雛と邂逅して劇だけでなく、舞台美術を褒めてくれるも全然気にもせず。

晴人の心情としては、「大喜先輩とキスしたって聞いたんですけど本当ですか」と噂の真相を聞きたかったんだろうが、そっけない態度を取ってしまう。

#164「不器用だよ」で判明した不器用部分が露呈した印象。

キスしたと思い込み苛立っているのか、それとも噂があること自体嫌なのか。

考えてみたら、雛が大喜のことを好きで告白までしたことを晴人は知らない

ここについても今後晴人に明かす展開あるだろうし、その辺り大喜との何かしら絡みはありそうに思える。

また、晴人が振り回されていることを見抜くクラスメイトの彼。

「なんでそんなこと読み取れるんだよw」

ということは置いといて、今後晴人の理解者として登場されると思う。

猫からスタンプを獲得

#169「スタンプ」にて千夏からハンドキスをもらったわけだが、通常の猫のスタンプもここで獲得。

当初の予定とは違う形になっているかもだが、千夏からの豪華景品はハンドキスだったで一旦良いように思える。

腕相撲する雛

#169「スタンプ」にて千夏の妄想として登場した腕相撲。

今回千夏と大喜はやったのかは不明だが、同じ構図として雛にいなを採用。

雛がこういう腕相撲とかやる姿はなんとなく似合うが、力比べするほどパワーキャラじゃなくね?w

あえてこの描写持ってきてるのも、晴人がなぜかあんな態度取ってきたことに対する腹いせ?

って深読みしてしまうわけだが、果たして・・・

針生花恋西田は1コマのみ

「西田は去年と同じ占いの仕事やらないの!?」なんて思ってしまったり。

それどころか針生花恋ですら1コマしか採用できず。

掲載ページの事情もあるだろうが、「この3名はもう世代交代しているから」って言われているようで寂しい・・・

今後も主要ペアであろう
①大喜千夏②雛晴人③匡菖蒲
周りの恋愛模様に絡まないとあまり出番ないのかもしれないなー。

そうなると針生花恋は恋愛関連でも先輩立ち位置になるから今後も出番あるか!

でも西田は・・・

お前は渚orにいなちゃんとフラグを立てていくしか今後のアオのハコで生き残る道ないぞ!

優斗くん?

感想でも触れた部分。

ジャンプ+アオのハコ#170,アオのハコ#162

これいろいろ考えたけど、作画ミス?

少し違うけど、#133「なんで…?」で夢佳が「ナツ」ではなく「ちー」呼びになっているのもおそらく間違えだからありえなくない?

そうすると後者である「高砂優斗」がおそらく正しいか。

それともあえて「優斗」に名前を変更しないといけない理由があるんだろうか。

単純に「翔太って名前記載したの忘れてましたw」くらいなら良いけど、名前って設定の上でかなり大事だと思うんだよね。

人によっては、かなりこだわってる先生もいるし、三浦先生も主要メンバーは同じように。

逆に間違えても問題ないってことは今後高砂のアオのハコにおける位置づけとしてはキーパーソンでないってことの暗示になるか?

結局フルネームもらって現在菖蒲と付き合ってるから重要キャラなのは間違いないけど、やはり菖蒲の隣の席には最後まで座っていないと思ってしまう。

”ハコ”とは

今回判明した「ハコ=思い出」の考え方。

朝練の体育館から物語が始まっていることもあり、「アオのハコ→青春がつまった体育館」と早い段階から連想していた人もいたと思う。

#154「あの箱には」では西田のセリフにて「あの箱には思い出が詰まっている」のセリフが登場して、作中でハコのタイトル回収と思われる描写がここで初登場。

そんな中、今回千夏より説明されたハコについてを考察していきたいと思う。

ハコ判明までの経緯

#62「なんて言いました?」にてライブで大喜に何と言ったかという伏線が回収。

A,「大喜くんとの思い出が欲しかった」

そしてこの後「いつになっても思い出せるように大切に箱にいれておかないと」のセリフにて、新たな解釈が判明。

それとポイントとして「音楽はその時を思い出さてくれる」という言葉も登場しているのでこれも抑えておきたいワード。

そんなアオのハコにおいて怒涛の重要ワードラッシュだったわけだが、今度は実際描写された「ハコ」について掘り下げていきたいと思う。

ハコの描写

今回登場したのはこの4コマ。

ジャンプ+アオのハコ#170

俺の解釈としてはこんな感じ。

  1. 現在の文化祭での思い出は蓋をしてハコにしまった
  2. 蓋をしたものがすでに入っている思い出
  3. 沢山の積み上げたハコは未来のもの→未来予想図?
  4. 蓋をしていない空のハコは見える範囲で7個
  5. ハコは苦い思い出もあるかもしれない
  6. 積み上げず蓋をしたハコ一つだけのコマは文化祭での思い出のハコ?

ここではいくつかピックアップして掘り下げたいと思う。

千夏の未来予想図

ここ最近大喜に千夏ベタ惚れをプッシュしているような印象だったが、今回大喜と夫婦生活を送っているような未来予想図を採用。

最近アニハコの記憶も新しく気付かれた方も多いと思うが、#1「千夏先輩」では大喜が「結婚できたらな」のセリフあり。

ここ改めて思うのが、「付き合うではなく結婚というセリフが採用されていることから、アオのハコのゴールは結婚なのか?」ということ。

大喜の想いも変わっていないと思うので、お互い結婚願望があることから今後二人としては結婚に向かって歩んでいくように感じる。

空のハコ7個

最初すぐ思ったのは「この空ハコ意味あるだろうな!」といった印象。

そこで思いついたのが「残りの登場する思い出の数を示唆」しているのではないかということ。

つまり、アオのハコとしての物語でのエピソードの数になるのではないだろうかという考え。

ただ、よくよく考えると二人の物語はこれからもずっと続いていて、積み上げられたハコは無数。

そんな中、「空箱あと7個だからそれでこのアオのハコの物語もおしまい!」というのもなんだか変な印象。

これからの未来は無限の可能性があるわけだから。

なので、ここでは「蓋をしていないハコをただ表現したかった」と捉えるのが自然ではないだろうか。

(二人の残りの思い出が7個という考え方であればまた別だが)

苦い思い出

体調が悪い匡が帰宅するときのコマにて登場した「苦い思い出」

単純に考えたら「楽しい思い出もあれば体調不良みたいな辛い思い出も当然あるよね!」ってこと。

千夏がIH県予選でケガによる途中退場は苦い思い出になるだろう。

ただ、”二人にとって”というところがやはりポイント。

今のところ楽しい思い出ばかりの描写となっている二人。

近々”苦い思い出”となるエピソードが投入されるということだろうか。

大喜のハコは?

西田のセリフにて「あの箱=体育館」を連想。

今回の千夏にて「ハコ=思い出」が判明。

ダブルミーニングとも捉えられるので「アオのハコ」のタイトル回収と思っていいようにも感じる。

ただ、西田のときに思ったのが

「タイトル回収するなら主人公の大喜の言葉だろ!」
西田なんかに回収させるなんて絶対ありえない

ってこと。

もちろん今回回収した千夏なら役者としては十分納得。

ではあるのだが、ここで思ったのが「じゃあ大喜にとってのハコってあるのでは?」ということ。

今回かなり最終回を彷彿とさせる展開だったが、ここが一区切りのようにやはり感じる。

そして今回のモノローグが千夏視点だったので、本当の最終回では大喜視点でそのとき、大喜にとっての”ハコ”が説明されるといった展開。

対比として見てもとても綺麗だと思う。

二人にとっての”アオのハコ”

これはXのフォロワーさんの言葉になるが、「二人のハコが重なって”アオのハコ”になったら素敵では?」の言葉。

これめちゃめちゃありそうだと思って、今回千夏にとっての”ハコ”が説明されたが、例えば大喜には”アオ”の部分を回収させるといった展開。

「二人のピースがつながって一つの”アオのハコ”になる」なんてタイトル回収されたら、俺泣いちゃうぞw

まあどうなるか全然分からないが、一つの予想として。

文化祭編を終えて

準備期間を含めると#161「お世話になりました」から始まった文化祭編。

今回#170「あれから一年」まで実に10話分!

コミック丸々1巻分相当になるボリュームだが、やはりかなりの重要回だった印象の今回。

大喜・雛・匡とそれぞれのサイドで今回の文化祭編でどうなったかまとめてみたいと思う。

まとめ

大喜千夏雛晴人匡菖蒲(咲季)
モブに邪魔されたが楽しく文化祭デート。
ライブにて千夏より”ハコ”の説明。
今後の展開を示唆?
不器用なことを雛が助言。
雛に名前を呼んでもらえた晴人。
大喜雛のキスに疑心。
雛が大喜を好きだったことは非共有。
距離は縮まるも関係性はまだまだ。
咲季とは決別した匡。
菖蒲に対し想いを自覚。
菖蒲はすれ違いの末、
高砂と付き合う道を選択。

ここでフォーカスしていきたいのが匡サイド。

最後心が辛いことを大喜に打ち明けることになった匡を考察していきたいと思う。

匡の心情

「自分の気持ちを出さないあの匡が辛いと表現した!?」

ということでどれだけ辛いかがより強調。

#166「この気持ちは」では、相手に言葉として伝えることの大切さを大喜より学んだと思うが、早速それが活かされる。

そして読者が知っていて、周りのキャラが知らない「匡は菖蒲のことを好き」をいう情報。

①菖蒲と高砂のやり取り
②「俺失恋したんだ」の言葉
で全て察したような、思わぬ洞察力を見せた大喜。

そのときの大喜は「悔しいな」のセリフ。

匡が菖蒲のことを好きだったことが、ここの流れより大喜は把握したように伺える。

大喜の役割

今までは大喜が千夏のことを好きだったことで、匡が影ながら支えていた構図となっていた。

それが#166「この気持ちは」のときには、大喜が匡にアドバイスしていたのが印象的。

そのため、今度は大喜が匡のことを導くような役割に変化していくように感じる。

そう考えると、ここで思い出すのが雛の存在。

雛の役割

大喜匡の関係については言わずもがな。

雛とは中学生からの付き合いということもあり、序盤から登場しているお馴染みトリオの一人。

大喜のことが好きだった時の雛を、匡がフォローする立ち回りをみせていた。

そんな匡の姿は、面倒見の良さとして印象的に残ってはいないだろうか。

やはりこの3人は持ちつ持たれつの関係性となっていることは明らか。

現在恋愛面でダメージ負っている匡を今度は雛がフォローする展開もあるように思える。

特に雛は菖蒲と仲が良く、女子同士ということで大喜とはまた違った立ち回りができるので、そこに期待したいところ。

最後に

重要ワード連発で終始テンション高い状態で読んでいましたねw

何度か触れていますが、ここがこのアオのハコという作品において一区切りとなると思います。

大喜千夏、雛晴人、匡菖蒲とそれぞれの今後の展開がどうなってくるかがとても楽しみです。

個人的には文化祭編で場を引っ掻き回した咲季が、今度は匡の味方となって登場するような立ち回りを期待したいところではあるんですけどねー。

どうなることか。

藤木は改心なんてしなくていいから本当におとなしくしててねw

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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