【初見読み】アオのハコ #169スタンプ【考察】

アオのハコ_初見#169 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#169の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

YouTube

動画として楽しみたい方に!

【アオのハコ】最新話#169「スタンプ」【考察】
千夏の”怒”に重要なヒントが隠されている!?菖蒲との対比にフォーカスし解説。・YouTubeチャンネル・ブログ・...

あらすじ

猫の着ぐるみの仕事を終えた千夏。

大喜が来なかったということで探しに行くことに。

電話をするも出たのは雛。

大喜のケータイはクラスの控室に忘れたということでいよいよ心配になる。

体育館を探す千夏だが、渚から情報をもらい向かうとそこには藤木の姿が。

藤木から大喜が他の女といたことを言うも千夏は嘘だと見抜く。

そして藤木のポケットから鍵が落下すると、それを持って倉庫に走る千夏。

そこに待ち構えるは腕立て中の大喜。

千夏が見つけてくれたことに歓喜の大喜だが、今回の悪事を藤木に指摘するとついに正体を現す。

それに対し、静かに激怒する千夏。

そこで藤木は退場。

そして文化祭を楽しむことを思い出し、倉庫から出る大喜千夏。

ここで猫としてのスタンプが大喜に授与。

恋人としての二人の時間が始まる!

感想

お詫び

まずは前回の展開予想で全くの見当違いな考察したことお詫び申し上げます。

三浦先生「いつから不快キャラを描かないと錯覚していた!?」

完全にこうでした。

そして、このやるせなさを全て藤木に押し付けたい!

まさかアオのハコでこんなキャラが出てくるなんて考えもしなかった。

お前の顔と名前一生忘れない・・・

そして何でこいつに名前があって、渚の隣にいるショートバングの子は名前不明なんだよ・・・

千夏先輩はいつも最高かよ!

藤木のせいで変な気持ちしたけど、前向きに考えると今までにないような千夏の表情見れたのは良かった。

そして大喜をしっかりと信じきった千夏は読んでて気持ちよかった。

「スタンプ」でこれだけのリアクション取れるのも二人らしくて良い。

三浦先生としてもわざわざ藤木なんてキャラ出したのもこの辺り描きたかったんだろうなと言った印象。

次回センターカラーということで今度こそ恋人として文化祭を楽しむ二人の姿を見せてほしい!

考察

前回#168「これが私だ」から続く文化祭編。

良く言ってるけど、展開予想あてるのはホント難しいなw

また壮大に外して思わず笑ってしまったw

それではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #169で判明したこと
  2. 千夏の表情
  3. 相手を信じた千夏

#169で判明したこと

  1. 出し物情報
  2. 力比べを楽しみにしていた千夏
  3. 謎の青年は藤木
  4. 1年で千夏と藤木は同じクラス
  5. 藤木は1年の時から千夏が好き
  6. 怒ったのは大喜のため
  7. ライブに行く予定
  8. 千夏に会えなかったのはナゾの力が邪魔したと思う大喜
  9. 豪華景品は何?
  10. かき氷店にケープくん
  11. フリースロー行こうと言う千夏

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

出し物情報

  • 恐怖のサメ人間(3-D)→映画鑑賞?
  • フライドポテト(new)
  • わたあめ(既出)
  • かき氷(アイスと同じ?)
  • 的あて(サッカー部)

なんか思ったより多いのとクラスの出し物なのか部活の出し物なのか判断しづらいのがなー。

次回文化祭編ラストになりそうだからそこでまとめようかな。

謎の青年は藤木

「いのまたたいき?」のコマ。

・名前がフルネームひらがな表記と意味ありげ。
・顔が前回#168「これが私だ」と同じ構図。

明らかに三浦先生から「前回の人こいつだよ」アピールしているような描写。

そして今回これだけやらかしてる藤木は今後もアオのハコに登場することがあるんだろうか。

もう一生GO HOMEでいいからね!

ライブに行く予定

#62「なんて言いました?」で登場したライブ回。

さあ全読者待望の「なんて言いました?」について触れるのかどうか。

当ブログの結論としては「すでに答えが判明している」になるのだが、そこについてどう描いてくるのかすげえ楽しみ。

逆に、あえて答えらしい内容出てこない可能性だって当然ありえるしね!

↓詳しく知りたい方はこちらをチェック!

#62で千夏はあのとき何を言ったのか<完全版>

千夏に会えなかったのはナゾの力が邪魔したと思う大喜

読者目線だと「あれだけ邪魔されたのに!?」といった印象。

でも大喜目線だと向こうの目的分からなければ、そう思っちゃうのかな。

困ってる人がいたら助けるのが大喜だから、そんならしさ感じるセリフではある。

でもその善意に入り込み邪魔するあいつら本当にタチ悪いぞ!

豪華景品は何?

正直いうと最初「豪華景品がスタンプなのでは?」なんて思ったりした。

#162「いいかも」で明かされている、千夏の景品に関して「考えておく」とのセリフ。

ちなみに一般の参加者は全部集めたら、学食無料券だと思われる。

今回の例のスタンプはあくまでスタンプラリーのスタンプということで、景品はまた別にあると思った方が自然なんだろうか。

やっぱスタンプでも大喜にとって豪華景品な気がするんだよな。

かき氷店にケープくん

#45「8月26日」で登場して以来のケープくん。

まあスタンプではないんだけど。

これもアニメを意識しての話なのだろうか。

千夏の表情

久々の千夏回。

今回印象的だったのが、「千夏の表情が豊か」という点

特に、怒りの表情なんて夢佳相手ではあったが、大喜を想っての怒りは初めて。

ここを一旦まとめたいと思う。

一覧

表情内容
残念がる表情大喜「見つけます」と言ってたのに来なかったとき
喜ぶ表情電話してつながった瞬間
驚く表情電話相手が雛で大喜がいないことを知らされたとき
心配な表情大喜と連絡がつながらずどこにいるか不明と分かったとき
必死な表情渚から声かけられたが、走り回っているとき
不審がる表情藤木が嘘をついたとき
自信ある表情「大喜くんは絶対そんなことしない」と言い切ったとき
呆れる表情心配してきたらなぜか腕立てする大喜をみたとき
激怒の表情大喜を閉じ込めた藤木を非難するとき
申し訳ない表情大喜の傷ついた手を見つめているとき
照れる表情大喜の手にスタンプのとき
楽しむ表情大喜と文化祭デートスタートのとき

ここまで多種多様な表情がかつてあった?w

だが、今回注目なのはやはり激怒の表情かと思うので、掘り下げていきたい。

激怒の表情

大切にしている大喜が被害を受けたということで、藤木に対する千夏の怒りがこれ。

もちろん藤木とは親しい仲でもないのにこの表情。

普段優しい千夏ですらこれなので本当に藤木のやばさが際立つ。

対比

ただ、ここで思い出したのが、#165「お化け屋敷」で登場した菖蒲。

このときの菖蒲は藤原のことをきつく叱っていたのが印象的。

これに対して千夏は静かな怒りだが、藤木を厳しく非難。

実際藤木のやらかし方と比べれば、藤原なんて大したことない上、むしろ菖蒲とのやり取りにコミカルさすら感じる描写。

でもメタ的に考えると藤木がこれくらいやってくれないと千夏としてもここまで激怒しないか。

結局何を描写したかったのか

やはり魅せたいポイントの一つとしては千夏の喜怒哀楽の表情だろう。

だが、実際必要だったのは”怒”の部分だったように感じる。

そのためにわざわざ名前までついた藤木というキャラまで準備させたと思う。

実際作中でも大喜が言うように今回のような千夏の激怒の表情は珍しい。

ただ千夏の立場になって考えてみると、恋人と「連絡つかず行方不明」となったら心配するのは当然。

そんなときに訳の分からないやつの異常な言動によって、結果最愛の人が傷つけられたってなったらどんな気持ちになるか。

千夏じゃなくても皆が同じ気持ちになるだろう。

そこで気になったのが、「今回千夏の”怒”に何か重要なヒントが隠れているのではないか」ということ。

対比させる必然性

先ほど述べたところでもあるが、「恋人がいる千夏とすれ違いで結ばれなかった菖蒲が怒りをテーマに対比させているのでは?」ということで考えたい。

項目千夏の怒り菖蒲の怒り
誰が誰に藤木が大喜に藤原が次のシフトの人に
何をどうしたウソをついて倉庫に閉じ込めた自分勝手なことをして迷惑をかけた
それに対する怒り方静かに激怒声を出して激怒
大喜or匡の反応手が赤くなっているが大喜は藤木をそこまで気にしていない貞子が怒っていることに匡が笑顔

よくよく考えると菖蒲はある意味藤原のおかげで、匡を笑顔にすることができた。

大喜は逆に被害にあっているので当然真逆なリアクション。

ここの違いとしては被害にあっているのが、千夏or菖蒲の想い人なのかどうか。

そのため、今回怒りでつながったものの、対比から見えてくる重要なヒントという観点からは今一つか。

そう考えると、ここについては素直に「千夏の喜怒哀楽の表情を描写したかったため」でいいようにも思う。

相手を信じた千夏

今回千夏は藤木とのやり取りで、嘘を付いていることを見破った。

#128「兵藤さんと」では、あかりの存在がやや心配となっていた千夏。

それが今回ここまで信頼していることが分かる。

存在感なくなるあかり

余談だが、ここで大喜にあかりとのやり取りあっても良かったよねって思った。

ただの会話だったとしても、誤解を生ませるような効果出せるし。

そうすれば読者目線で「千夏誤解しちゃうかも!?」って展開作れたように思うし。

藤木もそんな姿を見たから「嫉妬から今回悪いことしてしまった」なら少しは悪い印象緩和できたようにも思う。

というか、そうでもしないとあかりの存在感がどんどん薄れているような・・・

でも今回そうしなかったということは、あかりにその役割はもうないということか?

実際大喜にはただの憧れの感情ということで、雛からその気持ちの名前を詮索しないよう言われてることから、そもそもレースにすら参加できないという意味なのか。

それとも藤木をとにかく悪者として描きたかったのか。

この辺りは今後に期待と言ったところだろう。

対比

今回の信頼しきっている千夏のセリフから感じたのが、他ヒロインとの違い。

一旦まとめてみたいと思う。

キャラ千夏菖蒲咲季
大喜or匡信頼感向上によりトラブル回避気持ち伝わらずすれ違い幼少期求める理想像がお互い真逆

今回の文化祭編で菖蒲咲季の心情が判明されたのは記憶に新しい。

特に、菖蒲と千夏を比べると”相手を信頼する気持ち”に差があったように感じる。

これも一つは恋人関係までいってるかどうかということだろう。

逆にいうと菖蒲がうまく行くためには、この”相手を信頼する気持ち”が生まれてくれば、匡との関係が前進していることを意味しているようにも思う。

#168「これが私だ」でも考察しているが、匡菖蒲が読者が思っているよりお互いのことを理解できていない。

つまり、
第一目標:理解すること
第二目標:信頼すること
と発展していくことが、匡菖蒲が結ばれるポイントとなってくるように感じた。

最後に

次回予告では文化祭編クライマックスということで、次回ラストになるでしょうか。

大喜千夏の恋人としての文化祭デートが始まるということで、ここはやはり見どころ!

そして煽りとして「一年越しにライブへと!?」ということでまさかのあの部分の考察の答え合わせするときが来るか!?

ここの考察記事を過去2本投稿しています。

よかったらこちらも見て楽しんで頂ければと思います!

テーマ
#62で千夏はあのとき何を言ったのか
#62で千夏はあのとき何を言ったのか<完全版>

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

X(旧Twitter)で考察記事投稿の際、ポストしています。

こちら(https://twitter.com/MASATO_comic)をフォロー頂きまして、次回もご覧いただけると幸いです。

YouTubeチャンネルを開設しました。

こちら→(https://www.youtube.com/@MASATO%E6%BC%AB%E7%94%BB%E8%80%83%E5%AF%9F/videos

アオのハコの動画を投稿しますので、チャンネル登録をぜひ!

よろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました