【初見読み】アオのハコ #167まだ間に合うなら【考察】

アオのハコ_初見#167 アオのハコ

本記事は、アオのハコ最新話#167の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

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あらすじ

台車に乗せ、体調不良の匡を保健室に連れていく菖蒲。

到着するも保健室には先生はおらず、氷や飲み物すらない状況。

買ってくるからということでその場を後にする。

しばらくすると保健室に咲季が入室。

そこで咲季の心情が語られ、匡の顔に迫る。

そんな状況を菖蒲は目撃してしまい、踵を返す。

そして匡はそれを拒むと、咲季の気持ちに答えられないことを告げ、咲季はその場を後にする。

しばらくすると目を覚ます匡に、目の前にいるクラスメイトの友達。

記憶が混濁して戸惑う匡に、菖蒲について、驚きのことが明かされる。

感想

おーい!!

なんなんだよ今回!

皆の感想絶対荒れるなーといった印象。

咲季

三浦先生とことん咲季ってキャラ使い古してくるなー

恋愛作品として咲季みたいな女から嫌われるキャラっていると思うのよ。

だからアオのハコにおいても、他のキャラと差別化させる意味合いでもこういうキャラは味が出る。

そしてしっかり味を出し切ったところで退場かな。

でも退場とは、アオのハコにおいては改心することだと思うから俺は最後まで信じてる。

夢オチからの!

前回匡にはかっこいい告白を!とか思ってたから、

俺「匡まさかの今回でキター!」

とか思ってたらすぐ、

俺「ん?夢オチ!?」

ってなって

俺「えーどうしてこうなるの!?」

という感情がジェットコースターだった。

考察

前回#166「この気持ちは」の続きとなる今回。

個人的にも大荒れな印象でもあるが、それだけ考察し甲斐があるというもの!

それではいつも通りに情報整理から始めていこうと思う。

ピックアップ
  1. #167で判明したこと
  2. 咲季
  3. 今後の匡菖蒲

#167で判明したこと

  1. 扉絵
  2. ウィックを着用していた菖蒲
  3. 出し物情報
  4. 幼少期匡から好かれていると知っている咲季
  5. 強い女子が理想だった咲季
  6. 浮気は真実だった咲季の元カレ
  7. 菖蒲のことを意識していた咲季
  8. 夢を見ていた匡
  9. にやりと笑った夢菖蒲
  10. 公開告白したが盛大に振られる石井
  11. 菖蒲がC組の高砂と付き合ったという噂

重要なトピックは後ほど考察。

気になるトピックを先にいくつか紹介したいと思う。

扉絵

前回#166「この気持ちは」を意識するのであれば、貞子トシオのペアの方が合ってそうではあるが、今回匡のミイラ姿が採用。

煽り文は「包み隠さず君とは話せる気がして」ということで、この言葉と掛けているのだろう。

前回のラストでも包み隠さず、自分の気持ちを伝える匡。

そして今回でも菖蒲の想いを伝えることは一貫しているが・・・

という具合。

地味ではあるが、扉絵で1ページ使うのではなく、下部に2コマ準備しているということで、「今回コマ余裕なかったのかなー」と言った印象。

ウィックを着用していた菖蒲

菖蒲の髪の長さは肩ほどで貞子スタイルやるにはやはり地毛ではなかったか。

ただ、後ほど登場する夢の件で、菖蒲の髪型がポイントになる辺り、このウィック採用も一つの仕掛けであったと感じる。

出し物情報

#166「この気持ちは」から続くこのコーナー。

何回目だよというところではあるが、今回も紹介。

  • ゴリラクレープ(既出)
  • アメリカンドック(既出)
  • クイズ大会(3-D)→謎解きカフェ?(既出)
  • 綿あめ→お祭り屋(既出)

ここまで行くと新情報というより追加情報か。

綿あめについては”お祭り屋”の商品かと思う。

クイズ大会に一番近いのは”謎解きカフェ”になるだろうが、でもカフェとクイズ大会って少し違くない?とも思うが果たして。

夢を見ていた匡

初見読みでは正直混乱。

「えっ!?実は夢だった!?」

「じゃあどこからどこまでが夢?」

ということで、まとめていきたいと思う。

Xにて皆さんの感想参考にさせていただきました!

相違点現実
菖蒲の服貞子制服
菖蒲の髪型結んでいない結んでいる
菖蒲の髪の色(普段通り)トーンが薄い
匡の眼鏡なしあり
ペットボトルの数5本1本

・あの状況で菖蒲が早着替え、ヘアアレンジなど普段通りに戻す理由がないのでは?
・紙媒体では分かりにくいかもだが、髪色のトーンが明らかに薄くなっているのは?
・体調悪く起きたばかりにも関わらず、眼鏡をしている?
・菖蒲があれだけ飲み物用意して1本しか出さないのは違和感あるのでは?

これだけ違和感あると、もはや三浦先生としても「ここまで出せばさすがに分かるっしょ」ってことだろうか。

匡の夢については、菖蒲「ちょっと」のコマ~菖蒲がハニカむコマまでであると推察。

咲季

今回ヘイトを集めまくることになった咲季。

退出直前の咲季の表情から見ると匡との恋愛についてはここが一区切りになっていると思う。

さて、そんな今回の咲季だが、新たに判明したこともあるので、考察していきたいと思う。

強い女子が理想だった咲季

今回幼少期の咲季の心情が判明。

ということで、前回#166「この気持ちは」までで判明した幼少期と現在の匡咲季の心情を追記して、まとめていきたいと思う。

まとめ
現在咲季(#165より)現在匡(#166より)幼少期匡(#166より)幼少期咲季(#167より)
匡に「守ってほしい」と思ってる咲季にことは吹っ切れている咲季を「守れるようになりたい」と想ってる匡から「頼られる強い女の子でいたい」と思ってる

幼少期の匡咲季はお互いが「相手を守れるような強い人になりたい」という理想があった。
咲季は匡の気持ちを知っていたが、そんな強くなろうとする匡を咲季は望んでいなかった。

皮肉にもお互いのことを思い合ってるにも関わらず、逆ベクトルで進んでいる状況。

これは噛み合ってないなー。

そして一つ疑問。

匡は幼少期から咲季が好きだったことが分かっているが、咲季は幼少期のときどうだったのだろうか。

匡への好意

咲季「まだ間に合うならあの子のところじゃなくてそこにいて」。

今回の描写にて#135「そんなことないです」時点で菖蒲を咲季が意識していたことが判明。

ということはこの時点で咲季が別れていたことを意味する。

名前の呼称

アオのハコでは、相手の名前の呼び方というのがポイントになっていたりする。


大喜千夏が何度か挑戦するもお互い呼び捨てで名前を呼び合えない。
最近雛が晴人の名前を覚えてもらえた。
など

#113「勿体なくて」#135「そんなことないです」
サキとカタカナで名前初出の回。
咲季「匡」呼び。
元カレと付き合っている。
匡菖蒲咲季初対面の回。
咲季「きょーちゃん」呼び。
元カレと別れたあと。

つまり、こういうことか?

「匡」呼びは元カレと付き合っていた時期=匡を好きではない時期
「きょーちゃん」呼びは昔からの呼称=匡を好きな時期の呼称

まとめ

幼少期の咲季は匡のことを弟のようなもので恋愛的に好きではないと思っていた。

それが実際は匡と同じレベルの気持ちだったのではないかと考察。

#113「勿体なくて」にて、咲季が匡のことを弟といったのは元カレと付き合っていた手前あって、嘘ついていた可能性があったということだろうか。

咲季の役割

キスを匡が拒み、昔と違うことを咲季に説明。

退出直前の咲季の表情から見ても、匡のことが好きな咲季の役割は失恋ということで終了だと思う。

最後の最後で大暴れしたから仕事としては十分だと思うけど、読者からの反感買いまくりだよなw

特にキス未遂は。

これだけヘイト集めるキャラはアオのハコにおいては、咲季が最初で最後だろうな。

キスの価値

アオのハコの作品だけではないと思うけど、キスは大きな意味持たせた大事なポイント。

だから匡のキスについては当然お預け。

登場しても物語終盤になるだろう重要描写に期待!

今後の展開

もしこれ以降、咲季からの呼称が「匡」の呼び捨てになったら、先ほどの考察が合ってることになるだろうか。

そして今度の咲季の好感度をどう持ってくるか三浦先生の腕の見せ所!

時間作れたら、俺もこの辺りの考察上げたいのだが果たして・・・

今後の匡菖蒲

夢になってしまったが、菖蒲に想いを伝えたと思ってしまった匡。

その裏では高砂と付き合っているような噂がある菖蒲。

いよいよ取り返しのつかないすれ違いになってきた二人だが、今後の展開について考察したいと思う。

高砂と付き合う可能性

正直いうと「まだ間に合うなら、付き合わないでー!」というのが個人的な願望。

(サブタイトル「まだ間に合うなら」がダブルミーニングになっていたらアツい!)

「実は噂なだけで実際は付き合っていませんでした!」なんて展開もありそうと言えばありそう。

それでも、今回菖蒲は高砂と付き合ったと思うので、根拠述べたいと思う。

高砂翔太の役割
名前がフルネーム

まず高砂の名前が早い段階でフルネームとして解禁していること。

高砂より渚が後に解禁というのは印象的。

主要メンバー以外だと、松岡一馬や後藤夢佳に当たるポジションになってくるように思う。

要は、その辺のモブみたいなやつとは違うということ。

それなのに、高砂が「実は付き合っていませんでした」ということが判明したら、匡が菖蒲に思い伝えるはずなので、それこそ高砂の役割が終了してしまう。

それだと高砂の役割があまりにも薄いように感じる。

咲季が今回一番の仕事をして退場したと思っているので、今度は高砂のターンになるのではないだろうか。

他ペアとの差別化

主人公である大喜千夏が付き合っている以上、同じように匡菖蒲でカップル成立してしまったら、作品としての面白味が薄くなってしまうのではないだろうか。

付き合う前の駆け引きが恋愛では一番面白い時期とはよく言ったもの。

匡が気持ち伝えようと決意したことを考えても、ストッパーとして高砂がいたからこの展開が作れたのではないだろうか。

そしてこのアオのハコの作品においても、魅せたいであろうリアルな恋愛模様。

こういう「ちょっとしたタイミングの違いで相思相愛のペアですら結ばれない」ということを今回で描きたかったのではないだろうか。

菖蒲の心情

直近の匡に対する菖蒲の心情を一旦まとめてみたい。

話数・サブタイ内容
#158「10本勝負」匡が咲季とTV通話していることを知る菖蒲。
その優しさの振る舞いに対し、自分が浮き沈みすることをめんどくさいと心理描写。
#159「今日の主役」大喜「相手のことが好きってだけでいいのにな」
菖蒲「私も自分のことがわからない」
#161「お世話になりました」匡「俺は彼女とか興味ないかな」
菖蒲「いい雰囲気って思ってたのは私だけ?」
菖蒲「恋愛の嫌なところでちゃってるな、もっと単純なのがいい」
#162「いいかも」菖蒲「好きって言ってくれる人と付き合う方がいい」の心理描写。
匡「彼女とか興味ない」が嘘だったこと判明したが、菖蒲は知らず。
#167「まだ間に合うなら」匡の想いも菖蒲の耳には届かず。
保健室にて咲季のキス未遂を目撃して踵を返す。

#70「ワクワクイベント」にて、菖蒲のセリフ

「私のこと好きっていってくれる人いたらとりあえず付き合う」
「好きって言ってくれることってありがたい」
「好きな人がいても振り向いてもらうのと、好きって言ってくれる人を私が好きになるのなら後者の方が早そう」

というのがあったが、匡のことを好きになって少しずつ変わってきたと思う。

それでも直近でこれだけすれ違ったり、咲季の影響でストレス多い状況に置かれたことで、菖蒲は匡のことを諦め、高砂を選んでしまったのではないかと予想。

最後に

匡サイドが気になって仕方ないですが、一旦幕引きでしょうか。

次回少し語られるかなー。

そして文化祭編も佳境って雰囲気ですが、大喜千夏についてまだ全然触れられていなかったり、晴人の劇絡みの部分もまだ描かれていませんねー。

まだまだ見どころあると思いますが、次回どうなるのでしょうか。

ということで今回の考察はここまでです。

ご挨拶

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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