【コミック7巻】アオのハコ #61予定あるんだ【考察】

アオのハコ_コミック#61 アオのハコ

本記事は、アオのハコ#61の考察をする都合上、ネタバレを含んでおります。 まだ読んでいない方は、一度読まれてから閲覧することをお勧めします。

あらすじ

栄明祭当日。

劇の時間が近付いているが、それはそれとして輪投げを楽しむ雛。

匡も委員会の仕事があるとのことで、大喜とお互いのスケジュールについて話す。

別れた後、廊下を歩いていると他校の岸と遭遇。

醜い争いをしているところに、針生と花恋ともばったり会い、共に2-Bの喫茶店へ足を運ぶ。

そこには、予定になかったはずの千夏がウェイトレス姿で接客をしており、他の生徒から一目置かれている。

そんな中、千夏が男子生徒からナンパされるも男装姿の渚が華麗にあしらい、それを見て岸が彼氏と思い込み、ショックを受ける。

そして、いよいよ千夏と約束していた軽音ライブの14時が近づいていることもあり、大喜は先にライブ会場へ。

約束が幻ではないか不安になっていたそんなとき、満を持して千夏登場!

感想

完全に千夏回じゃねーか!

メイド姿の千夏

#50「ずるい女」にて、ウェイトレス役の仕事をやらないはずだったが、まさかのメイド姿をお披露目。

三浦先生図ったな!

このサプライズは大喜や岸じゃなくても、初見なら読者の大半こんなリアクションになるわ!

(いやこの二人に関してはただのリアクション芸人のそれかw)

千夏「待たせたな!」

ラストの千夏の登場の仕方が、満を持して登場したキャラの「待たせたな!」と完全一致。

ただでさえテンション上がるわけだが、この感じそのものが胸アツ展開を思い出す。

あれ、アオのハコってバトル漫画かな?

考察

いよいよ始まった文化祭編。

久しぶりに岸というキャラを出し、千夏に対する気持ちを大喜と対比させているところは一つポイントになるだろう。

そんな大喜の心情については見どころではあるが、他情報を一旦まとめたいと思う。

ピックアップ
  1. #61で判明したこと
  2. 大喜の心情

#61で判明したこと

  1. 厚生委員の仕事として巡回する匡
  2. 劇の準備の関係で遊べるのは15時まで
  3. 翔たちのところに行こうとする大喜
  4. 岸再登場!
  5. 針生花恋と遭遇
  6. 幸せそうな姿のそばにいたいと思う大喜
  7. 14時からファッションショーに行きたいと思う花恋
  8. ライブのタイムスケジュール

大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。

翔たちのところに行こうとする大喜

待ってくれ!

しれっと新キャラなのかよくわからんやつの名前出されても誰の事なのか分からんぞw

#60「観に行こうよ」で登場していた”高田”のファーストネームの可能性はあるけど現状まったく不明。

岸再登場!

#11「地区予選」で初登場の岸祥一郎がここで再登場!

確かに1年前の文化祭にて千夏と出会ったエピソードがあれば、今回の文化祭でも登場するのは自然と言えば自然か。

ライブのタイムスケジュール

開始時間バンド名
11:00ぷーやん
11:30JOKER
12:00染〇〇(不明)
12:30(不明)
13:00アル〇〇(不明)
13:30MOYACHI
14:00サモエド
14:30Steely Voicw
15:00まり☆みゆ

今回のスケジュールボードより読み取れるものを表記。

大喜千夏が聞きに行こうとしているのは「サモエド」。

俺知らなかったんだけど「サモエド」って白いモフモフの犬の事なのね。

ただ名前の由来について、「だから何?」って感じでここから全然考察が膨らまない。

(というかここ考察するにはやっぱりヒントが少ないなー)

そもそもただの深読み?

#60「観に行こうよ」より、開示されている情報としては下記くらい。

15:00以降も30分ずつ組まれていて、18:00のライブがラストということは何とか分かるが、字が小さすぎてバンド名までは不明。

大喜の心情

冒頭、匡と廊下で歩いているときから千夏とのライブを楽しみにしている描写から今回#61がスタート。

大喜「夢みたい」というセリフを言わせることで、凄いことなんだとより意識させにいっていることが伝わってくる。

好きな人に対する想い

久々の岸登場により、千夏のメイド姿について、分かりやすく二人に同様なリアクションを取らせている。

なのだが、考え方については二人を対比させていると感じた。

ということでまずここを考察していきたいと思う。

岸の考え

岸が千夏に彼氏がいると勝手に思い込みショックを受けている描写があるが、そのあとのセリフから読み取れることをまとめてみると

「千夏のあの素敵な笑顔でいてくれる、そんな風に千夏が幸せでいてくれればそれで充分」

ということだろう。

元々好きなアニメキャラに似ていて、千夏を好きになったところがあるので、千夏に対してはあくまでアイドルのような憧れの存在。

大喜の考え

それに対する大喜のセリフ「幸せそうな姿のそばにいたいけどな」。

岸のセリフ後の大喜の心の声になるが、これを読んで思い出したのが、前回#60「観に行こうよ」で2年の東山(モブ先輩)が千夏に対して声かけることを遠慮していたこと。

今回の岸もそうだけど、この二人に共通しているのは憧れの存在なんだと思う。

だからそんな自分の手の届かないような人には、当然自分とは見合っていないと思ってしまうだろう。

だけど大喜はそうではなく、恋人になってほしいという、千夏に対して一人の女子として見ている。

このセリフを対比されることで、改めて大喜の想いが他とは違い、より本気なことを意識させているように感じてしまった。

恥ずかしさが勝る気持ち

花恋のファッションショーに行くお誘いを、「ごめん、予定があるんだ」と断る千夏。

それを聞いた大喜のリアクションがこれ。

割と大喜ってこういうの顔にもろ出るタイプだと思う。

だから周り(特に千夏)に見られるのが恥ずかしくて離席したってところだろうか。

楽しんでる気持ち

大喜「文化祭って楽しいな」というように、上機嫌な大喜。

でも、それって単純に千夏とライブに行くからってだけではない!

#12「あいつが勝ったら」では匡が水族館へ行くことを発案、#46「8月26日②」では千夏の誕生日に海へ行くのも大喜が提案。

デートのような一緒に行く類のもので、千夏から誘われたのは今回初だったため大喜がこれだけ喜んでいると感じる。

実際好きな人から逆に誘われたら、こんなの歓喜に決まっている!

リアルでもこんなの勝確みたいなもんでしょ!

まあ、本来こういう駆け引きしているときの恋愛がそもそも一番楽しいっていうのもあるんだよねw

不安な気持ち

ライブ時間になり、会場内で待つ大喜。

千夏から誘われたわけだが「勘違いじゃないよな、でも幻だとしても驚かない」と後ろ向きな言葉あり。

まあ実際こうなるわなー。

だって自分としては想定していないことが起きてるんだから。

そんな不安になっているところに、今回ラストで千夏「待たせたな!」が来る!

こうやって考察してて改めて思ったけど、これも全て三浦先生の掌の上ってやつなんだろうなー!

この展開ホント好きだわーw

千夏との対比(前回考察)

考えてみれば、前回#60「観に行こうよ」では誘った千夏の心情を考察していたが、今回は誘われた大喜の心情を考察。

なんかうまい具合にそれぞれの心理描写をそれぞれの回で考察していることを踏まえると、これも実は三浦先生の構成上の作戦なのか!?w

最後に

今回がコミック7巻のラストのお話になります。

今回は「千夏可愛い回!」と思わせて大喜の心情がメインだったように思いました。

そして、次回がついに考察のし甲斐がある回!

考察界隈で長年謎になっているテーマを考察することになります!

いやー俺うまくできるんだろうかw

ひとまず今回の考察はここまでです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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よろしくお願いいたします。

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