あらすじ
兵藤さんとの試合は15-21で兵藤さんに1ゲーム先取を許す。
そんな中、花恋との思い出が頭をよぎる。
そして、2ゲーム目を先取するのは・・・!?
感想
花恋ってこんなイケメンなの!?ってくらいキャラ立ってるなw
今回は針生の回想でも登場した花恋について掘り下げられたが、花恋回といっても過言ではない!
水泳を克服しようと頑張る花恋がホントかっこいい!
ここのセリフ完全に名言だわ。
そして試合は針生が泥臭くもラストポイントを取り、1-1の次回ラストゲームという激熱展開!
個人的にはしっかり尺取った針生VS兵藤さんも見てみたかったって思うところもあるけど、そこはスポーツ漫画ではないのでご愛嬌か。
考察
前回#39「実験中」から引き続きの針生VS兵藤さん。
前回では花恋目線の回想から針生が掘り下げられていたが、今回は針生目線の回想から花恋を掘り下げられ、#39「実験中」で登場した花恋の回想のラストが今回の告白へと繋がるお話となった。
今回は針生の気持ちについての描写がポイントに思うので、そこメインで考察していきたい。
- #40で判明したこと
- かっこいいのは花恋
#40で判明したこと
- 1ゲーム目は兵頭さん先取
- 針生幼少期の習い事→月曜ピアノ水曜スイミング金曜塾、たまに習字
- バドは父親に連れていかれたサークルにてハマる
- フルネームは守屋花恋
- 花恋と初めて会ったのは小5のスイミング
- かっこいいのは花恋
- 針生が2ゲーム目を取り、1-1でファイナルゲームへ
大きなトピックは後述、小さいトピックをいくつか考察。
バドは父親に連れていかれたサークルにてハマる
針生のバドを始めたきっかけについて触れるもまた別のお話にてとのこと。
今後の伏線になるので、そのときに触れるとしてこれまで楽しみにしたいと思う。
登場するとしたら、同じように針生の試合中で回想として紹介されるパターンか。
フルネームは守屋花恋
実はここが初登場となる。
この苗字は今後も登場するので覚えておきたいところ。
かっこいいのは花恋
小5のスイミングにて
針生と花恋が初めて会った場所になる。
作中にて、いろいろ習い事をやっていて器用にこなす針生に対し、泳げないためスイミングに通う花恋の姿が描写。
そんな針生としては、「苦手なことをやることは恥ずかしい思いをする回数が増えるだけ」と口にするが、それに対し花恋は「夢があるからやっている、それとやってもいないで苦手と思いたくない」、
「今までの私が苦手なことが、未来の私も苦手とは限らない」と返答する。
針生が思っていること
結果花恋と付き合うわけだけど、自分と付き合うことが花恋の邪魔をしてしまう可能性を言い訳に、一歩踏み出すことを躊躇していた針生。
そして花恋から告白する形となるが、それに対して、針生自身情けなさを感じる。
さて、結局花恋の強みとしては
「苦手なことを克服するのに、怖いや恥ずかしいと思うわけではなく、挑戦を選ぶ」
ことで、そんな姿に針生が「かっこいいのは花恋」と思うわけだが、これには完全に同意で、本当に花恋は凄くかっこいいと思う。
挑戦って実際結構勇気がいる事。
挑戦することってミスするリスクはあるので、それは当然嫌なわけだ。
でもいつもそんな保守的になっては自分を成長することはできない。
時には適正なリスクを背負ってより高みを目指す、こういう姿勢が自分を強くする。
個人的には今はそう思ってる。
三浦先生が伝えたいこと
できないことに対し、言い訳をするのではなく、前向きに挑戦する気持ちが大事。
それが人を強くして、夢を叶えることができる。
そういう姿は恥ずかしいことではなく、挑戦する姿はかっこいいこと!
そういう一生懸命に頑張っている姿は魅力的!
こういうことを言いたいのではないだろうか。
つまり、今何かに頑張っているが、なかなか上手くいかず、躓いている人への応援メッセージ。
「今までの私が苦手なことが、未来の私も苦手とは限らない」
勇気もらえるいい言葉!
これ本当に名言だと思うわ。
最後に
今改めて読みましたが、花恋がこんなに良いキャラとは思いもしませんでした。
今頑張っている人、特に同じように部活を頑張っているような学生さんに読んでもらいたい内容でした。
さて、次回は兵藤さんとのファイナルゲームのお話になり、針生花恋パートも佳境。
考察するのが楽しみではありますが、今回はここまでとなります。
最後までご拝読頂き、ありがとうございました。

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